↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/185

腐れ貴族に粛清を!!その1

 私はギルド長と共に、サドタの街の教会に来ている。


 教会の神父が、ギルド長に気づいて近づいて話しかけてきた。


「こんにちは、レクターさん」

 と言って、神父は私には、会釈をしてきた。


「あぁ、ライアン神父、久しぶりだな」


「それで隣の男性を、私に紹介していただけませんか?レクターさん」


「あぁ、このにーちゃんが、お前さんが紹介してくれって頼んでた。二階堂ハジメさんだよ」


「おぉ、あなたが[神の使い]の、ハジメ様ですね」


「どうも、紹介されました。

 二階堂ハジメです、ライアン神父よろしくお願いします。

 それと、様はよして頂けるとありがたいです」


「それでは、ハジメ君で……」


「それでいいですよ」


「それで、レクターさんとハジメ君は、当教会にどのようなご用件ですかな?」


「それなんじゃが、今度ギルドで、にーちゃんの支援で新店舗を立ち上げることになってな。

 それで、その施設の雑用なんかを、ここの子供達に依頼出来ないかと相談にきたんだよ」


「仕事内容は、どのようなものですか?」と、ライアン神父が質問してきた。


「あぁ、それはですね。セカンタの町で飲食店を開いてるのですが、子供達にやってもらうのは、それと同じ業務で食器洗いと掃除ですね」


「それは、何人くらい必要なんですか?」


「ウチのお店の規模で3、4人毎日手伝いが来ていますね。それで一日50ゴールドを、教会へ寄付しています。当然勤務している子供達に昼飯等は、無償で渡したりと利点はあります」


「この街は、規模も大きいので倍の人数で、一日100ゴールドの寄付で、対応させていただくのはいかがでしょうか?」


「それで結構です、それで飲食店をやりますので、子供達の服装が粗末だとお店のイメージの悪化につながるので、コレで、新しい服を子供達に買い与えてください」


 と言って。500ゴールドを神父に渡した。


「こんなに?」


「必要経費です、必ず子供達に、服を買い与えてください。イメージが第1ですから」


「慈悲深い、[神の使い]ハジメ様に感謝を……」

 また様扱いになってる……。まぁ良いや。


「なぁ、にーちゃん[神の使い]ってなんだ?」


「教会からは、そういうことに、なってるらしいですよ?

 この前みたいな事すると、[天罰]くるかもですよ」


「そ、そうなのか……」


「冗談ですよ、何度か女神ノルン様の、啓示を受けたことがあるだけです」


「それが、すごいことなんですけどね」と、ライアン神父は言った。


「今後はお仕事が始まったらギルドが寄付を支払いにきますので、その時にしっかり請求してあげてください、未払いは必ず阻止させますんで」


「なぁ、にーちゃん。ギルドより教会への贔屓が強くないか?」


「そりゃ、そうでしょエミリーも、シェリーも教会の子ですもの」


「エミリーというは、セカンタの町のシスターでしたよね」


「今は、私と結婚して私と一緒にいます」


「それは、素晴らしい」


「仕事の話は、ここで終わるんですけど。貴族のリストア様は、ここでもあんな評判なんですかね」


「あっ……」と神父は口ごもった。


「あの方の、趣味の話ですよね……」


「まぁ、そうですね」


「リストア様には当教会へ寄付を頂いております。毎年リストア様へ養子として向かい入れて貰ってます」


「ふざけんなよ、どういう事になってるのか、神父知ってるんでしょ?」


「なぁ、にーちゃんどういう事だ?」


「すいません立地の問題と、この教会が建てられた経緯を察して下さい」と、ライアン神父に言われ。


 私は、手で目を覆うしかすることができなかった。


「レクターさん、要するにこの教会は、孤児院から若い女をリストア様の慰みモノとして、献上してるって話だよ」


「ふざけるな、聖職者がなんという蛮行!!」

 それを聞いた。レクターは激昂して、ライアンに殴りかかろうとした。

 それを私は制止して、レクターさんに言った。


「待って、レクターさん。

 これは、ライアン神父だけの問題じゃないよ」


「この街自体の問題さ、なんで貴族のやりたい放題にさせてるんだよ」


「「それは……」」二人とも口ごもる。


「金さえあれば、リストア様の件は突っぱねれるんだね? ライアン神父」


「はい、教会も孤児院の運営費等はいつもカツカツで。

 街からは、資金援助を絞られてまして……。リストア様への養子縁組を受けるしかなかったのです」


「うわっ……。貴族と街長(まちおさ)グルかよ。やっぱりこの街、腐ってやがる」


「ライアン神父、この教会を健全に運営するのに、いくら必要だ!言ってくれ」


「えっ、それは?」


「ギルド長、デスワームの素材の売り上げ、まだ貰ってないよな」


「全額、教会に寄付するから、高額で売る努力してくれ。

 この前の、ギルド長の失態それで許してやるよ」


「うぐっ、あの件はやはり根にもっていたのか」


「人をただ働させるとか、貴族とか死ねよと、思ったね。

 あの場で、ドラゴンの餌にしてやれば良かったと、本気で後悔したね」


「にーちゃんには、貴族の権威もへったくれもないのぉ」


「権威何それ?自分の街をぶっ壊すようなクズ、とっとと更迭してしまえ」


「にーちゃんの、貴族嫌いは凄まじいな」


「そんなクズに、人の嫁を奪われそうになってたと考えるだけで、今からでも魔法ぶち込んでやりたいよ。

 魔法4、5発撃てばあんな城、吹き飛ばせるだろ……」


「わかった、わかった、ワシが悪かった。

 今後、貴族関連の仕事は、持ってこないので許してくれ」


「金にならない、仕事もいらないぞ」

 と、ハッキリと言ってやった。


「ハジメ君、本当にありがとうございます」


「ありがとうの言葉じゃなく、絶対に養子の件、拒否してください。

 それで、既に養子になった子いるんですか?」


「あっ……先月、リストア様が、たいそう気に入られた子がいまして……」


「くそっ……あの腐れ貴族、問答無用で、ぶち殺せる方法ないか。現状、面識もないし。

 商人らしく、奴から少女を引き離す方法は……ないか?」

 と呟いた。


「にーちゃん、物騒な事をいうのぉ」


 思いつかない……。

 今は頭に血が上ってて考えがまとまらない。


「考えても続けても仕方ないさ、とりあえず、次の場所に移ろうここにいても、にーちゃんが魔法を打ち込みかねないだけだ」


「あぁ、そうしてくれ」


 会話を終わらせ、教会を出ていった。

 道案内をする、レクターについていく……。


「あー、むしゃくしゃする。一発位、魔法打ち込んでやろうか!!」


「やめてくれ、色々と被害が大きくなる」


 ……。

 …………。


 しばらく歩いていたら。大きな空き地の前でレクターが立ち止まった。


「建設予定地は、ここじゃ」

 結構広いし、川もあるな……。

 浄化槽作れば、排水問題もなんとかなるか。

 MAPにチェックを入れて、[転送魔法]の位置を設定した。


「ここの空き地、全部好きに使っていいんだろう?」


「あぁ、好きに使ってくれ」


 土地は広いし、地下室はいらないな。

 少し暗くなりかけてるが、3号店の閉店まで時間あるし、

 整地だけしておくか……。


 [ライト]の魔法を使い、念のため灯りをつける。


「今から、整地する」


「はぁ?」

 と、レクターは驚いていた。


 空き地に対して、[アースウォール]の魔法で、徹底的に整地と基礎工事を行った。

 2時間程で済んだので。3号店の閉店には間に合うだろう……。


「それじゃ、基礎工事済んだので、そちらで人員集めて建物建ててくれ。

 出来れば一階建で頼む、あと屋上を平らに作ってくれよ。また見に来るわ」


「お、おう……なんちゅう奴だ。」とギルド長は呆れていた。


「それじゃ、セカンタの町に帰ります」


 と言って、[転送魔法]で三号店に移動した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


▼ 1ポチ、協力お願いします。 ▼
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。