↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
97/115

第97話 蒸気爆発

「強撃改!!」



ドガァァァァンッ!!



セイルの剣が、

首元の鱗隙間へ深く突き刺さる。



「ギャァァァァッ!!」


アースドラゴンが暴れた。



「通った!!」


リナが叫ぶ。



だが。


まだ浅い。


致命傷には遠い。



アースドラゴンが、

無理矢理身体を捻る。



「セイル危ない!!」


レナが叫ぶ。



その瞬間。


巨大な顎。



セイルを噛み砕こうと迫る。



だが。



「挑発!!」



バルトの声。



空気が揺れる。



アースドラゴンの視線が、

再びバルトへ固定された。



「こっちだトカゲ野郎!!」


バルトが吠える。



「完全に効いてる……!」


リリスが驚く。



その瞬間。


セイルが叫んだ。



「リリス!!」



一瞬で理解する。



首元。


刺さった氷。


隙間。



「合わせる!!」



リリスの杖へ、

魔力が集まる。



「ファイアー!!」



爆炎。



セイルの刺した氷槍へ直撃。



次の瞬間。



ゴォォォォッ……!!



一瞬の静寂。



そして。



ドゴォォォォォォォンッ!!!



内部爆発。



白い蒸気が、

首元から噴き出した。



「ギャァァァァァァッ!!?」



アースドラゴン絶叫。



地面が揺れる。



首元内部。


急冷。


急加熱。



内部から弾けた。



「うわっ!?」


リナが目を丸くする。



「効いてる!!」


レナが叫ぶ。



今までと違う。


明らかにダメージが入った。



アースドラゴンが暴れる。



その瞬間。


尻尾。



「っ!!」



ドゴォォォォッ!!



バルトへ直撃。



「ぐぁぁっ!!」



吹き飛ぶ。


壁激突。



「バルト!!」


リリスが叫ぶ。



だが。


倒れない。



膝をつきながら、

笑っていた。



「ははっ……」



「これだよ……!」



「前衛ってのは!!」



再び立ち上がる。



その背中を見て、

リナが少し驚く。



今までのバルトと違う。



ただ殴るだけじゃない。



守っている。



繋いでいる。



その間に。


セイルが再び剣を構える。



「もう一回行く!」



アースドラゴンの首元。


蒸気。


傷。


鱗割れ。



確実に、

突破口が生まれていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。