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Ⅰ 5-14

レイズナーネタ多いです。

 直ぐに気の迷いと「とくん」というトキメキを押し殺すと、

(そんなことより、ケン・アスカだ)

 何しろ人生に関わる大事かもしれぬ。

(一体どんな奴なんだ?)

 関わらんかもしれんけど。

(ばあちゃんと同世代だとしたら、老師系なのか? それでいてこんな若い娘を抱いている未だに精力絶倫の)

 此の時、貴教が想い浮かべたのは「空○バカ一代」で“世界一周強い奴らをぶっ倒す”ツアーを全勝で乗り切り、母国への帰路立ち寄ったホ○コンで手合わせし、あの“カミカゼ・ファイター”である“ゴッド・ハンド”に唯一の黒星を付けた太極拳の老師であった。

「こちらへどう…」

 メイドだかコスプレだかは知らないが娘が先導し様としたところで、

「いいからいいから。お構いなく。こちらでしょ?」

 娘が言葉を言い終わらないうちに、ばあちゃんは邸内に足を踏み入れた。勝手知ったる我が家を行く様にずけずけと邸内を進んでゆくふみこの行く手を遮るように娘を立ちはだかり

「こ、困ります。御主人様は御身体の調子が思わしくなく…」

 貴教は想った。

(ト○やったんか)

 “ケン”から連想したのがケ○シロウで次いで飛○拳――確かにもう一つ地球では元・宇宙飛行士、グ○ドスではレ○ズナーの開発に携わった科学者であるケン・ア○カというのもあったが――その次が“ゴッド・ハンド”を唯一破った太極拳の老師というのでは、その次に北○の次兄であるト○を連想するのも自然な流れなのかもしれないが。しかし、「だとしたら、そんなクソ強の拳法家を自分に引き合わせてばあちゃんは一体全体何をさせたいのか?」とは考えなかった。思い至らなかった。それではデ○ープ・ステイトの誰かの暗殺を依頼させる気満々ではないか。極○空手は兎も角、北○神拳は暗殺拳という設定だからそうなのだろうか? 加えるなら、派生してゴ○ゴ13まで脳裏に浮かべているがいけないのだろうか?

 静止されてもずんずん進むばあちゃんに引き摺られるようについていく若いメイド。其の場に立ち止まっている訳にもいかないので、貴教も“ケン”の新旧の彼女(?)の後についていった。

「ここでしょ?」

 ばあちゃんは数ある扉のうちの前に立ち止まり取っ手に手を掛けた。

「困ります!」

 ふみこはお構いなしに、

 ガチャ。

 ドアを開けた。

「ケ~ン」

中は薄暗かった。

「おっは~」

 暗がりの中に入っていってしまった。

「もうっ!」

 本物だかコスプレだか分からない若い娘も「仕方が無い」という感じで後に続いた。

(見届けてやる!)

 この時の貴教はレ○ズナーしいてはレ○が絶体絶命の状態に陥った時、異常な挙動をとるところを今、正に確認せんとするエ○ジの心境であった。

 貴教も件の部屋に一歩を踏み入れた。


これからも…。

というより、作者想定の“V-MAX”はまだ此の先に用意してある訳でして…。

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