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Ⅰ 2-4

今、西◯貴教、イナズマロック◯ェス以外、Ⅰの3を書く為に、色々と情報収集とか自分なりの研究とかを続けています。ローリングストーンズ、文化大革命等。

 文化祭ではディプー・パープルのコピー等を披露したのであるが、バンドは中学卒業とともに解散する。皆、バラバラの高校に進学する事になったのが理由である。バンドなんて楽しいからやる遊びの延長のようなものであり、友達が集まってパーティーみたいにわいわい楽しくやれればそれでいい。それだけだったのではあるが、「最後に派手に締めくくろう」ということになった。「どうせ解散するなら、最後にそれなりのところに出てみよう」と。其れ迄にも、自分達で小さな公民館や市民会館の小ホール(地元にライブハウスやクラブは無かった。「田舎だからしょうがないよね」等と言ってはいけない)、それに機材等を借り、チケットを自分達で作り、コンビニでコピーして売って、もぎりもやって…と、一連の流れは一通りこなしていたのだが、何しろ活動の場は片田舎の狭い世界限定であり、“其れ迄”では自分達が出来ているのわからかった――「自分達がこんだけだきてる」か「できていない」とか、「うまい」「下手」というレベルはわかっていなかった。自分が「歌えている」とか等はこれっぽっちも考えたことが無かった。ところが今度の“地元のイベント”――最寄り駅から京〇方面へ三つ先で催されるイベントはそうでは無かった。近隣の色々な高校からバンドが集う、要は、初めて“地元”では無い所、全然真っ新なお客さんに聴いて貰える場所なのである。此れ迄に無い控え室というものの雰囲気に吃驚どっきりしながらも、他の出演者達と多少の交流を持てたのを機に「これが最後」だという事が知れ渡ると、「それならお前たちがトリでいいよ」となった。何組かのバンドで会場を借りているのだから、“其れ迄”の様に観客も友達ばかりじゃない。朝から晩迄色々なバンドが演奏し、観客は目当て以外のバンドの演奏も聴いている。トリで舞台に立った貴教達を其の前に演奏していたバンドのメンバーも見守ってくれた。貴教達のバンドの演奏が終わると――

「自分ら、ええやん!」

 嬉しかった。

 そして、其れ以上に吃驚した。

「すげぇ!」

「きみ、すごいね!」

「すごいな! お前!」

 こんな評価受けた事が無い。

「うちのバンドにきてくれ」

 何かもう堪らなかった。

「おまえがうまいこといかんなんて、ありえへん!」

 とすら言ってくれる奴さえいた。

 たった何十分かの演奏を聴いただけでこんなに興味を持って貰える。初めて会った人が「自分の名前は〇〇で、こういう人間で…」という説明なんかすっ飛ばして。意識があっても何処か実体が希薄に感じられた自分が、歌を介して意識を放出したら、こんなにも注目して貰えた。


是等がどういうふうに収束させられるかはわかりませんが、どういうものになるのかはわかっています。其れに沿って色々と必要な事を知ろうとしている訳ですし。

…ただ、色々やってるうちに今構想しているⅠの3自体をボツにしてしまう可能性はありますが。


Ⅰの2は次で最後になります。

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