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使命の交渉
「出会って一年というのに、
随分と逞しくなったようですね。
この話をするかどうか判断するために、
あなたの本意を知ろうとしただけです。」
「いいでしょう。」
姿勢を正し、真剣な眼差しを向ける。
「私の元に来ませんか。」
この魔法使いは、
全て知っていて言っている。
しかし、それは真実か尋ねる。
「私は一度巫女の使命を放棄しました。
事件後から翌年まで、
私はお役目を放棄していたのです。
もう、神々に仕える資格はないのでは。」
相変わらずあの時と変わらず、交渉の時、
疑問を投げかけられれば、
この人は柔和な笑みを浮かべて返答する。
「本来はそうですが、先ほど述べた通り、
現在、四季を司る神々は居りません。
従って、
あなたの処遇はどうとでもなります。」
「どうですか。
神々の元に仕え、
その使命を果たしませんか。」




