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僕は捨てられた。けれど、僕は幸せだ。  作者: 小鳥遊 雪都
雪と妖。
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意思

やっぱり、僕は雨月《うげつ》様にご迷惑をお掛けしていたんだ・・・。


雪《せつ》はそう思うと一層、悲しくなり涙が溢れてきた。


「雪《せつ》。それは・・・お前の意思か? それとも私を思ってのことか?」


雨月《うげつ》の質問に雪《せつ》は答えられなかった。


その質問の違いの意味が雪《せつ》にはわからなかったのだ。


「難しいか? ならば、問い方を変える。お前は私と離れたいのか? それとも私のことを思って離れたいのか?」


雨月《うげつ》のその問いに雪《せつ》ははっとさせられた。


そんなことは決まっている。


「僕は・・・僕は雨月《うげつ》様と一緒に居たいです! けれど、僕が・・・人間の僕が一緒に居たら雨月《うげつ》様は迷惑でしょう!?」


「私はこれからもお前と一緒に居たい」


「え?」

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