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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
次の舞台は多分海、きっと海になると思う。
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とloveるゾンビ、逆に考えるんだ!食われてもいいと!

「凄い嫌なんですが・・生き残るって事は、殺すって事ですか。

人殺しが神になんかしたくないですし」


「生き残るとは、候補者の未来を奪う事。人間の命など[時]の前では価値は無い」


 殺す必要はないってことでしょうけど・・

・・・・神様の価値観は、ヒトとは違うのですねぇ。


「ぶっ殺すのが一番早ぇぇよ、お前!そんなぬるい頭で・・ケッ、そういえばお前もきっちり

殺して来たんだろうが!油断させようってか?」


 ここにいる候補者達は、全員が候補者を一人以上辞退させている。

半数──私以外の全員が殺人者の可能生が高い・・・?私ゾンビなんですが?


(私の未来を奪う?・・ハッ!まさか私は生き返れなくなるのですか??)

・・・・・


「あと・・すいません、変な話なんですが・・海とかそんな話は関係ありますか?」

 いきなりの質問に神様の目も点になっているのでは?


「なんの話かは知らんが・・この世界・・星の時間軸にいる生物が箱船の子孫であると言うなら・・星の外・・は宇宙の海、お前達は[宇宙船地球号]の船長候補と言える・・時間と星の海を見事航海を続けられる者が残る事を期待する。」


「「「ナンデヤネン!」」」」

 こじつけも良いとこだ、なにが海だ!そりゃぁゾンビと犬の珍道中に

水着でキャッキャウフフなんて期待してないけどね!


「理解したなら、邂逅[かいこう]はここまでだ。

1歩下がるだけで元いた場所に戻れるようにした」

・・・・巨大な圧迫感は幻のように溶け消え、影達もキョロキョロした後・・


「待ってくれ!私は神の力など興味が無い、一つだけ希望を聞いてくれるなら候補者を下りる。

誰か、私と共闘してくれる者はい無いだろうか」


・・ザワッ・・何人かは振り向き、手を上げた男の方を向く。

「私には難病の子供がいる、私は彼女のために死ぬ事は出来なかった。

だから生き残った、彼女の病気を治せるなら私は未来などいらないんだ」


「そう言って油断させようって事か?顔を見せればバン!ってか?欺されるかよ」

尖った影は消え、それに何人かが続く。


「子供の難病も、クロノスから言わせれば時間軸か決定した事象。

救いたければ自分が神になるんだな」

 丸い感じの影が消えた、へんな格好だが以外と知的な声だった。


[彼の話に乗る]それとも[話に乗らない]

・・・・


 病気に対して治療法なんて知らない、

それに見た事もない影だけのヤツの言葉を信じるなんて出来ないです・・・・。

うぉ!(なにするんです!)


 背後の屍食鬼がいきなり手を伸ばす、まだ私をあきらめてなかったのですか!

「キミは・・話を聞いてくれるのか?」


 結果的に前に飛び出した私に影が答える、

[話に乗らない]の選択指が×になりました。


「共闘は別として、私も神様にはなる気が無いので・・・不戦協定からなら」

 お友達から始めましょうってことで。


「・・敵では無く、味方でもなしか・・顔も見えない状態ならそこまでか。わかった

慎重な君達の事は憶えておく。そっちは・・声だけでも憶えて置いてくれ」


「わかりました、その渋い・・[かばくん]のような声は忘れません」

「これでも数十の声色を操れるんだが・・渋い方もいいだろう?」


「「ハハハハ」」影どうしは握手も出来ないようになっているみたいで、出した手はすり抜けた。

スーツの影は格好良く背中を見せ、手を振って消えた。


(まてよ?空間が歪めてあるなら・・)高速離脱!

そう、空間と距離が異なるなら、高速で走り抜ければ・・


 ガシッ・・・堅い・・硬くて軽い板壁・・それに・・ヒドイ死臭・・

「?・・なんでしょう?・・なにやら嫌な予感・・」


「ロメ雄・・お前・・大胆やな、こんな所でおっ始めるつもりか?」

 私の顔の横に人面犬の四つ足が・・


ガブッ「!い?なんです、なにか肩をロース肉される感じ!?」

肩肉が食われた!なんだ?ってこのTo LOVEるか!


 無理矢理引き離した屍食鬼のヤロー、肩肉を上手そうに食って!ヒトを何だと!

あ!食料か!


「まぁこんな所で押し倒した罰やな、そういうのはそっちの草群とか・・」

「私は屍食鬼を押し倒す趣味は無い!ってそれより、犬も見たでしょう?あの巨大な」

・・・・(くそう!逃げられなかったか!)


「なんや?」

(言葉が掻き消された?・・喉を詰められる感覚とは違う・・まさか)

 関係者以外にはクロノスの事は言えない、多分そんなルールでしょう。


 このまま行けば私、なにもしゃべられなくなるのではなにでしょうか?

(ソレはソレで楽なのです)


 白紙で丸々数ページをつかった、かの石ノ森章太郎先生のHOTEL、雪のシーンとは言え・・・・・

尊敬の極み!


「・・自分を喰う男を、押し倒す趣味は無い。そう言いたかったんです」

「フヒッ、喰うとか!・・こっちの鬼さんは、女さんやで?ナニを喰わすきや?」


・・「はあ?」灰色の髪と土色の肌、赤い目と全身鶏ガラのような・・おんなの?

カマキリ・・最初に浮かんだ単語はソレだ、次ぎに蜘蛛、

(どっちにしても捕食者じゃないか!)


 逆にかんがえるんだ・・ロメ雄、喰われてもいいと・・

喰われてたまるか!!!紳士の言葉にロメ雄の魂を爆発させた。

喰われる事を恐れ逃げるのでは無く!逆に・・仲良くなる事を選んだのだ!


 ガブッ!「イタッ!こいつ!手を出したら噛み付いて来た!

誰です、喰われてもいいなんて言い出したヒトは!」


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