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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
次の舞台は多分海、きっと海になると思う。
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81/120

スマホが割れたら、男が切れた。

「ロメ雄が置いていったこの板、最初はわからなかったけど・・」

 屍食鬼の持つ黒い板は、冷たく光り・文字が浮かんで見える。


「[犬に追いかけられて死ぬ]・[通行人に殴られて死ぬ]・[店の料理人に焼かれて死ぬ]・[上から壺が落ちて来て死ぬ]・・・ロードローラーダァァァ!!」


「何を言っているんです・・あなたは」そんな不穏な事を。


「全部この板に書かれて・・消えて・・今は[屍食鬼に捕まったら・・死ぬ]って」

 ニヤリと笑う灰色の怪物は、その黒い板を見せた。


「[死亡日記・ロメ雄の死因]?なんでそんな物が?」

!?(まさか、ちょっと待って下さい。犬・・?通行人?・・料理人?)

そして壺、確かに私のラバーっぽいマスクに反応して追い掛けて来た人達の特徴に

似てます。


 そして壺とロードローラー・・ヤツの止めた九秒の最後の瞬間に

私が時間を・・・・!


ヤツの死因は単純な事でした。そう私を怒らせた、それだけですよ?

(でもソレを知っているヒトは少ないはず、何故屍食鬼が)


!殺気!私は気配を感じ背後に飛び退く、私の腕が有った場所に伸びた手が空を切り同時に腕の主を蹴る反動で更に距離をとった。


「なにをするんです?」私が身構えた目の前で灰白い男が包丁を振り下ろす。

・・・私はグールを蹴り跳ばしたつもりなんですが・・ダレ?


「・・お前は・・グールじゃないのか、なら関係ない。どこかへ行け」

白灰色の男、コートを深く被って顔は見えませんが、多分人間。

 屍食鬼狩りでしょうか、人間は人間以外は生かして置けない種族ですからね。


「オレの、この[捕殺日記」には、オレが殺せるバケモノがどこにいるかが書いて有る。グール、お前の死はもうすでに決定しているんだよ!」


・・・そいつも手の平サイズの板を持ち出し、じっと画面を見ています。

板を懐[ふところ]にしまい、包丁を構えて屍食鬼に向かって行く。

 恐くないのでしょうか?


 屍食鬼がキョロキョロと私と白灰色の男を見比べ、逃げるか戦うか考えている様子。お逃げなさい。形はどうあれ、食事をしたり会話をした相手が16分割されるのは見て気持ち良いの物ではありませんから。


「おい、ロメ雄。どうする?どっちを味方するんや?」

「なんで、どちらかを味方するって発想になるんです。私は関わりたく有りませんよ」


「・・いいかロメ雄、屍食鬼を殺せば次ぎはゾンビやろ?ちがうか?

そんで屍食鬼が生き残れば、次ぎはやっぱりゾンビになる。なら」

「どちらかを味方して、殺され無いようにする・・ですか?

今すぐ逃げたらいいじゃないですか」


「・・コケッ、ヤツらの持つ[日記]それを放置して、はたして逃げ切れるこけっ?」


(そう言えば、屍食鬼は私を追い掛けて来たんでしたね・・・)マズイじゃないか!

 探知・索敵能力を持つ道具なら、今逃げても直ぐに追い掛けて来るでしょうね。


「一つ聞きたいのですが・・そちらの男性さん、私の事は・・襲いませんよね?」

私の・・ゾンビの敵でなければ交渉の余地はある、屍食鬼の方は・・私を食料としてしか見ないでしょうし。


「・・今は、目の前のグールの事しか日記には書かれていない。それがどうした?」 抜身の包丁はグールの方に、目線も向けず白灰は言い放つ。


「よく分かりませが・・その日記とやらには、本当に私の事は?見せていただけないでしょうか」ちょっとだけ、チラッとでいいので。


 何度もしつこくお願いしたお陰?それともグールと私に挟まれている事を嫌がったのかふところの石版?を一瞬だけ、それも端っこだけ見せてくれた。


・・・見えません、それに

「ながらスマホは『いけません』と先生に言われませんでしたか!」 チョップ!


 ケチケチしないで見せてくれたらこんな事はしないのに、お陰で地面に落ちた石版の画面は

ビキビキの蜘蛛の巣状態。私は悪く無いですからね!


「ツンデテ風に言っても駄目やろ?現代社会なら、お前死刑やで?」

 なにそれ恐い!そんな簡単に死刑を連発するのはコマワリ君以外知らないよ?

『ぼくのチ〇チ〇を触れば幸せになるのだ!』ってフレーズ、ゾンビ脳でも忘れられませんよ。


「そう悲愴[ひそう]な顔をしないで下さいよ、【たかだスマホの画面が割れただけで】」

・・・・似たような名の映画があったような。

 そっちは今一憶えてないのですが・・


「おっ・・お前!自分が何をしたのか、わかっているのか!」

 包丁を向ける白灰色の男は、目に怒りを溜めて・・アレ?私にタゲが移った?


 ながらスマホと歩きスマホを注意しただけじゃないですか、怒りっぽいのは最近の若者だからでしょうか?


(そんな薬物が切れたような顔で、、、スマホ脳?)

 スマホが切れたから重度の依存症が発病?現代社会の新たな病ですね。


「すみません、あなたがそんな重病だったとは知らずに・・

一緒にショップまでついていきますから」許してチョンマゲ・・!


 危ない!頭を下げたお陰で包丁を躱せましたが、ゾンビでもそんなに何度も頭を落とされたら・・馬鹿になってしまうじゃないですか!


「殺す!コロス・殺す・ころす・・殺してやる!」「ロメ雄が置いていったこの板、

最初はわからなかったけど・・」

 屍食鬼の持つ黒い板は、冷たく光り・文字が浮かんで見える。


「[犬に追いかけられて死ぬ]・[通行人に殴られて死ぬ]・[店の料理人に焼かれて死ぬ]・

[上から壺が落ちて来て死ぬ]・・・ロードローラーダァァァ!!」


「何を言っているんです・・あなたは」そんな不穏な事を。


「全部この板に書かれて・・消えて・・今は[屍食鬼に捕まって死ぬ]って」

 ニヤリと笑う灰色の怪物は、その黒い板を見せた。


「[死亡日記・ロメ雄の死因]?なんでそんな物が?」

!?(まさか、ちょっと待って下さい。犬・・?通行人?・・料理人?)

そして壺、確かに私のラバーっぽいマスクに反応して追い掛けて来た人達の特徴に

似てます。


 そして壺とロードローラー・・ヤツの止めた九秒の最後の瞬間に

私が時間を・・・・!


ヤツの死因は単純な事でした。そう私を怒らせた、それだけですよ?

(でもソレを知っているヒトは少ないはず、何故屍食鬼が)


!殺気!私は気配を感じ背後に飛び退く、私の腕が有った場所に伸びた手が空を切り

同時に腕の主を蹴る反動で更に距離をとった。


「なにをするんです?」私が身構えた目の前で灰白い男が包丁を振り下ろす。

・・・私はグールを蹴り跳ばしたつもりなんですが・・ダレ?


「・・お前は・・グールじゃないのか、なら関係ない。どこかへ行け」

白灰色の男、コートを深く被って顔は見えませんが、多分人間。

 屍食鬼狩りでしょうか、人間は人間以外は生かして置けない種族ですからね。


「オレの、この[捕殺日記」には、オレが殺せるバケモノがどこにいるかが書いて有る。グール、

お前の死はもうすでに決定しているんだよ!」


・・・そいつも手の平サイズの板を持ち出し、じっと画面を見ています。

板を懐[ふところ]にしまい、包丁を構えて屍食鬼に向かって行く。

 恐くないのでしょうか?


 屍食鬼がキョロキョロと私と白灰色の男を見比べ、逃げるか戦うか考えている様子。お逃げなさい。形はどうあれ、食事をしたり会話をした相手が16分割されるのは見て気持ち良いの物では

ありませんから。


「おい、ロメ雄。どうする?どっちを味方するんや?」

「なんで、どちらかを味方するって発想になるんです。私は関わりたく有りませんよ」


「・・いいかロメ雄、屍食鬼を殺せば次ぎはゾンビやろ?ちがうか?

そんで屍食鬼が生き残れば、次ぎはやっぱりゾンビになる。なら」

「どちらかを味方して、殺され無いようにする・・ですか?

今すぐ逃げたらいいじゃないですか」


「・・コケッ、ヤツらの持つ[日記]それを放置して、はたして逃げ切れるこけっ?」


(そう言えば、屍食鬼は私を追い掛けて来たんでしたね・・・)マズイじゃないか!

 探知・索敵能力を持つ道具なら、今逃げても直ぐに追い掛けて来るでしょうね。


「一つ聞きたいのですが・・そちらの男性さん、私の事は・・襲いませんよね?」

私の・・ゾンビの敵でなければ交渉の余地はある、屍食鬼の方は・・

私を食料としてしか見ないでしょうし。


「・・今は、目の前のグールの事しか日記には書かれていない。それがどうした?」 

抜身の包丁はグールの方に、目線も向けず白灰は言い放つ。


「よく分かりませが・・その日記とやらには、本当に私の事は?見せていただけないでしょうか」

ちょっとだけ、チラッとでいいので。


 何度もしつこくお願いしたお陰?それとも敵と私に挟まれている事を嫌がったのかふところの

石版?を一瞬だけ、それも端っこだけ見せてくれた。


・・・見えません、それに

「ながらスマホは『いけません』と先生に言われませんでしたか!」 チョップ!


 ケチケチしないで見せてくれたらこんな事はしないのに、お陰で地面に落ちた石版の画面は

ビキビキの蜘蛛の巣状態。私は悪く無いですからね!


「ツンデテ風に言っても駄目やろ?現代社会なら、お前死刑やで?」

 なにそれ恐い!そんな簡単に死刑を連発するのはコマワリ君以外知らないよ?

『ぼくのチ〇チ〇を触れば幸せになるのだ!』ってフレーズ、ゾンビ脳でも忘れられませんよ。


「そう悲愴[ひそう]な顔をしないで下さいよ、【たかだスマホの画面が割れただけで】」

・・・・似たような名の映画があったような。

 そっちは今一憶えてないのですが・・


「おっ・・お前!自分が何をしたのか、わかっているのか!」

 包丁を向ける白灰色の男は、目に怒りを溜めて・・アレ?私にタゲが移った?


 ながらスマホと歩きスマホを注意しただけじゃないですか、

怒りっぽいのは最近の若者だからでしょうか?


(そんな薬物が切れたような顔で、、、スマホ脳?)

 スマホが切れたから重度の依存症が発病?現代社会の新たな病ですね。


「すみません、あなたがそんな重病だったとは知らずに・・

一緒にショップまでついていきますから」許してチョンマゲ・・!


 危ない!頭を下げたお陰で包丁を躱せましたが、ゾンビでもそんなに何度も頭を落とされたら・・馬鹿になってしまうじゃないですか!


「殺す!コロス・殺す・ころす・・殺してやる!」

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