表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
次の舞台は多分海、きっと海になると思う。
PR
78/120

鼠を駆除するのに、昔は河豚毒を使う事もあったらしい?

「さて・・毒も吐いた事ですし・・犬、ひよこさん、街に入ったらお願いしますよ」毒と同時に吐き出したスペランカー宝石と金袋、神様には悪いですが・・


「そうか・・まぁワシは別荘も出来たし、町長の仇も伐ったし、まぁそれなりに楽しかったで・・」


 何を神妙な事を、まだ私は人間に戻って無いんですよ?気が早い。ですが、

面白生物との生活・・まぁ悪くは無かったと思います。


「コケッ・・ケケケ・・」

ひよこさん、最後まで悪い笑いを・・その不吉な声も最後と思ったら・・寂しく思いますよ・・復活したら、ニワトリの鳴き声を聞く度にひよこさんを思い出しますよ。


「では・・」街に入る・教会まで行く・これがゾンビとしての、最後のストラトジーになるはず。気合いを入れて生きましょう!


「コケッ・・逝きましょう・・これがロメ雄の最後の言葉になったのです・・」ケケ聞こえ無い・・ああ聞こえませんよ、悪魔の呟きなんか聞こえ無いのです!



「臭っさいなぁ・・それに鼠も、知ってるか?犬の嗅覚は人間の300倍はあるんやで?こんなん、たまらんわ」


(・・人面犬の鼻は人間の形をしてますが?)

「仕方ないでしょう、下水の排水口くらいしかゾンビが街に入れる場所が無かったんですから」


 人間なら通行税を払うか、通行証があれば入れるでしょうが。私達・・・特に私は怪物の方に近いんですから。


 体はゾンビ・心は人間、その名は昏睡探偵・ロメ雄!は有名では無いのですから。

主にカッパ横町のカッパしかしか知らないのですから。


『プルプルプル・・偶に毒は吐きますが、悪いゾンビじゃないんだ』なんて

普通の戦士は聞いてくれませんよ?


 選ばれた戦士・・?

 最後の戦いでは外されるライ〇ンならゾンビも仲間にしてくれるのでしょうが。


 ゾンビとか魔物・怪物は排水口の檻を開ける知恵が無いので、人間共め・・油断しておるわ・・

ゾンビは元々人間なんですよ?

 そんな感じで鉄の棒を曲げ、仕方なくゾンビと鼠の通用門、下水道にから入る事に鳴りました。

なんとか侵入したはいいけれど・・・ね。


 強敵の鼠を倒し・黒い油虫の素早い動きに翻弄[ほんろう]されながら下水を進む私達。

街の人が掃除するための道に河豚の毒を仕掛けて置きましたが・・

(鼠をいくら駆除した所で、私は強くなれるのでしょうか?)


 それなら、戦時中とか街の水路に毒を蒔き、井戸に毒を入れるだけで最凶・最強レベルになれるんではないでしょうか?


 敵兵・敵将を毒殺するだけで強くなれるなら、戦場は人工的な毒霧・毒沼ばかりになるでしょうね?


「なんや?黄昏れて、臭いで頭おかしくなったんか?」

「犬、そっちこそ鼻が・嗅覚が優れているんでしょう?だいじょうですか」

 顔だけじゃなく、鼻までおかしくなったら大変ですからね。


「へへへ・・とっくに馬鹿になっとる、感知と追跡はしばらくできんけど。

ワシの武器は鼻だけやないからな」


「・・」私は、少し心が逆立っていたようですね。

「ソンビの経験が、生き返った時に生かせるか、少し考えてたんですよ」

 レベルとか・訓練度ですかね。それなりに戦闘を繰り返して生き残ってきたんです。

少しくらい強くなっていると・・思いたいじゃありませんか。


「戦闘力とか・レベルとか・そんなもんまやかしやで?」

「わかってますよ」


 レベルが高いだけで強くなれるならみんなやってます・・レベルの壁を越え、次ぎのレベルになれる人間は少なくてもね。


「何かを殺すだけで強くなれるなら、人間はとっくに大量殺戮兵器を作り出していますよね。そして強くなれば、もっと強い兵器を作り出しているはず」

 そうなれば、とっくに人間が世界を滅ぼしているはずですよね?


「駄目ですよ、ひよこさん!そんな黒い油虫を突いたら」

 隙あらば石とか虫とかを突く、四つ足四つ羽根ニワトリでもG食は駄目、映像的に

「「G!ショック!」やな」


・・・痛!つまらないからって、ゾンビの腕を突くのでは無い!

「コケェ、地面を突くのはニワトリの本能!・・人間になっても忘れるなよ」


 最後までひよこさんは・・

「私も少しは強くなりましたか?」

「未熟ぅ未熟ぅ・・ウリィィィィィ」


 まだ伸びる可能生がある、と言う事でしょうか。なら少しおしいですかね、

もう少しゾンビとして成長できるなら。

 そんな事を妄想しつつ、地下下水道の出口を探す。


・・・外から鍵が掛かってるよね、普通は。

「その内なりたてのガキ冒険者とか入って来るやろ、静かに待機やな」


 明かりと音さえ無ければ、流れるドブ水で臭いも服の擦れ音・息遣いは聞こえ無い。

「殺さないで下さいね」無用な殺生は後々面倒な事になりますから。


「こんなぷりてぃな犬を虐めるのは、ゾンビだけや。戦いにもなるかいな」


・・・疑わしい・・ですが、もし襲って来たら逃げるとしましょう。

そんな心配も問題無く、さすが初級冒険者の方々は私達に気付かず通り過ぎ、

(・・まぁ下水の中に隠れていたら、普通はわかりませんかな?)


 とにかく下水道から無事に這い出た私達は、直ぐ近くの水場で体を洗い。

ようやく目的の教会を目指すのであった。


 水場は多分、下水で汚れた冒険者や作業者が、体を洗うための物でしょうね。

多分ですが。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ