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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
今度の行き先は塔、ロメ雄はその頂上に待つものに会いに行く。
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完全決着!・・・で、どうでしょう?

「なめるな!この程度で勝ったつもりか!」


「あなたの力は十分わかりました、体の限界を超えたせいで力が落ちていく一方でしょう」もう終りです・・


「馬鹿にするな!・・邪神の限界の限界を見せてやる!」

 生命を燃やす灯火が爆発するように紫の光りを放つ。


「なるほど・・なら私も本気をお見せしましょう・・ゾンビメイド魔法男の娘の力を。この姿の私は、魔法で掃除道具を使うときだけ出現させる事が出来ます」


 そしてそれは、通常は両手に持てる数だけ。ですが、魔法の最奥、自らの心象風景を具現化する事で無限の数を具現化出来るようになるのです。


【固有結界・無限の清掃】

 体は箒で出来ている・血は石鹸で心は重曹・行く度の清掃を終えて掃除、

ただ1度の遅刻も無く、ただ1度の早退もなし。


 雇い主はここに有り、ゴミの上で分別をする。

ならば・・わが生涯に一片の悔いは無く・・・

 この体は無限の掃除で出来ていた!


 体を太陽その物に換えた、全てを飲み込む熱の塊。

それに対する、無限の掃除用具。


「無駄だ!全てを燃やし尽くす私にそんな物が通用するか!」

「たしかに・・ですが、最高の1に私の無限。どちらが勝つかなど・・・・」


「そう・・たった一つ、それがあればよかったんです・・」

「なん・・だと!」


 私の切り札は二つ、その一つ目が炸裂した。

[消毒用アルコール]それを火に吹き掛けてはいけません!


 目の前で爆発炎上したアルコールに一瞬目が眩む、

そして二つ目は・・先程袋に入れた、太陽のようなパワー。

「回収日では無いようなので・・お返ししますね♡」


「な!なにぃぃぃぃ!」

 太陽と太陽、そして同調を邪魔する掃除用具と洗剤の投入。

爆発と変化と炎上、限界を超えて破裂しそうな体に更なるエネルギーの注入。


 その時・・太陽が爆発した・・地面と大気と天上を焦す死の光り。

「ソンビでなければ死んでました・・」


・・・・・


 爆心地に立つのは焼き焦げたヤツと、可愛らしさが溢れる私。

「まだ・・息があるのですか・・」


 スカートの中から取りだしたのは、石鹸を溶かすための軟水のペットボトル。

「私の水をあげます、あなたなら死なずにすむでしょう・・」


「ぬ・・ぅぅぅぅ・・私に情けを掛ける気か!!・・お前は私に・・私に倒されるべきなんだ!!!」


「ばかぁぁがぁぁ!!」

 ヤツの放つ熱弾は、すでにまいて置いたアルコールに引火した。


「この私が、なにもせず情けをかけるわけも無いと言うのに・・馬鹿ッ!」

(さて・・このままの姿では帰れませんね・・)


 なぎ倒された木と飛ばされた岩、どこか着替える場所は・・・

「・・・・・・」

「・・・・・・」

 なんでしょう?生ぬるい表情と、眉をひそめ困ったような顔。


「もしや・・キミ達・・見たのか・・」


「なぁ・・ロメ雄、アレはイカンやろ・アレは・・」

「女装・オカマ・変態!・変態!」


 LGBTに敏感な世の風潮、そんな差別はいけません!

 私の理性が残っている間に村に帰れと言ったのに!


「いやな・・一応心配してな・・エグイ物みさせられたわ・・おえぇぇ~~」

 犬がヒドイ、ひよこは、散々罵倒の言葉を上げている。


「ロメ雄・・お前のパンツ、キャラ物・・それも猫柄とかガーターベルトとか・・・ないわ~~」


「それが激闘を制した仲間にかける言葉か!」

そう、それがロメ雄達のクオリティだ。

やりきった・やりきりました。どうでしょうか?

少しは笑えましたでしょうか?

この章はまだ少し続きます、お楽ししみに。

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