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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
今度の行き先は塔、ロメ雄はその頂上に待つものに会いに行く。
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ドカッ!バキッ!・・ドッカンバトル!

・・・・戻った?のでしょうか?


「ってゾンビか?!どこ行ってたんや!」

「一言では言えませんが・・暗い所です」

「一言で言ってるやないか!」


 どうなって・・オイ犬、なにを怪我してるんですか?

「・・・ゾンビがぬるっっって消えたからな、ちょっとだけ時間稼ぎをな」


・・・「そう・・ですか、心配かけました。では、これからは反撃です。

私達のターン開始です!」


「お前達、最後の挨拶は終わったか?」ならば死ね!

無数の腕から電撃が地面に弾け、雷光が通路を走る。


 私には電撃は効かないのです、たとえ鎧を着ていたとしても。

「うぐぎゅ!」犬が地を走る電流に痺れる。

「少しさがって下さい、私が何とかします。隙が出来たら攻撃を、無ければ、逃げて下さい」



「どりゃぁーーー」


「うぉりゃーーーーー!」


「たりゃゃゃゃぁぁーーー!」


 ぶつかり合うたびに空気がゆれ、爆発する。振動は離れて見ている犬にも伝わり、地面の石がはじけ飛ぶ。


 塔の天井は、力のぶつかり合いですでに吹っ飛んだ。

壁も柱も、何もかもがぶつかり合うたびに失われ、

 ロメ雄と邪神は塔から飛び降り、地面の上で殴り合う。


「だーーーー!」


「うぉぉぉぉぉーーーーー」


「なんて戦いや!こんなん、次元が違うわ!」

 電撃のショックから立上がった犬は、二人のぶつかりに恐れ、足はすでに逃げを選択し1歩引いていた。


「うりゃーーーーー!」


「とりゃりゃりゃりゃっゃゃゃ!!!!」


バキャッ!ドッ!「ぐgはぁ!」


 体が地面を砕き、落雷のような地響きを立てた!

まだ・・まだ力が出せる、まだ・・自分の命を私は惜しんでいる!


「なんてパワーだ・・今の私でもついて行くだけで精一杯だ・・もっとパワーが必要です。私に力を!」


「うおぉぉぉおぉぉおおぉーーー!!」


「ようやく本気ですか?しかし・・・・まだまだです」

 ヤツは更にスピードを上げ、加速する。


 ギュン!ドカッ!


瞬きすら許さない高速の蹴り、体が十数mも吹っ飛ばされた。


「防御力は、まだオレの方が上・・か、しかし・・」


「うおぉぉぉ!!」


 ガシッ!「おっりゃぁぁぁーーー」


 体を打たれながら、腕はヤツの足を掴み地面に叩きつけた。


 ドッゴォォンンンンン・・


「打たれてばかりじゃないんですよ、こっちも」


 ガラララ・・・・・


「こしゃくな、ですが楽しくなって来ましたよ」


 バシュッ!ドゴッ!


 音より早い踏み込みと、首を刈る腕刀がロメ雄のガードごと首を打つ。


 ガコッォォォォ!ンンンン


 首の骨が!・・クッ、まだ死ねませんよ!


 ドスドスドスッ、「ハァッァァァ!」


 天を揺らす気合い、命を捨てた咆哮!


うぉぉぉぉぉぉぉl!!!!!


「止めろ!死ぬつもりか!」犬が吠え、その目を見開く。


 ドバキッ!グシャァァ!


 自分の筋力で骨が砕け、限界を超えた速度を求められ体が鳴く。


 ウォォォォーーー!ドッ!ドゴガッ!


バキッ!ドゴゴゴゴ!!!バシュッ!


はぁはぁはぁはぁ「ようやく手応えが合った・・」


 ガラガラガラ・・

 

 やっぱり立ち上がってくるか・・全く効いてないのか?


「・・・私に・・羽虫ていどとはいえ、痛みを与えるとは・・誉めてあげますよ」


 GaaaNN!Gkkk!ddd!


 鋼鉄の風・嵐が鎧を打ちのめし、目にすらうつらない速度の連続攻撃。


 ビュゥゥ~~~~・・・~~~

 痛みの無いはずの体がジクジクと破滅の音を立て、グジュリと内部が潰れ散る。


「まだ・・まだ・・だ」

 私はまだ立てる、立てたなら戦える、それがゾンビという存在です!


「・・アナタ・・死ぬ気ですか・・そこまでして、死にたいと言うのですか?

あの愚かな・・ゾンビのように」


「なに?・・どう言うことですか・・」


「あのショットガンで撃たれたゾンビのように、粉微塵になりたいと?それとも

バズーカに散ったゾンビのようにですか?」


 プッッ・・・・・・ン

明日こそ邪神を倒す!

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