表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
今度の行き先は塔、ロメ雄はその頂上に待つものに会いに行く。
PR
66/120

オリゴ糖?バビルの塔?いいえ、ドルアーガの塔でした。

でも・・次ぎの階は・・空気が違う。


 今までもおかしな空気でしたけど、ここの空気は・・違い過ぎる。


 壁を貫通して突然襲う電撃、ピカピカ光る素早い鎧、火を吐くドラゴン。

(くっ、四方から同時攻撃?なんで向こうだけ私の位置がわかるんだ?)


 犬が足音を聞きわけ、私が通路の影からの不意伐ち。

ひよこちゃんの魔術士殺し!


 腕がもげても盾で電撃を防ぎ、歩いてくるドラゴンを杖で突き刺す。

 ゾンビでなければ・・仲間がいなければ扉の鍵も見つけられなかったでしょうね。


・・・・おかしい・・なにかがおかしい。


 機械のエレベーター、鉄の扉と侵入者を拒む罠。

 放たれた罠と侵入者を試すような状況。


 ・・・そして仲間には犬と鳥・・

 あとは私が超能力に目覚める番じゃないのか?


そうこの塔・オリゴ塔の真実の名は

[バベル!そう、ここはバベルの塔じゃないのか!?]


 コーン・ピューターに守られたい~~~バビル3世ィーーイーーー・・・むなしい。

ポセイドンとかロプロスとか、ああああ仲間が強い仲間達との出会いがががが・・

 

 それなのに・・あのうにょうにょとした巨大で速く、貫通する電撃を放つ者。

『ドルアーガじゃねぇか!!!』


どうしよう?最上階にいたのは毛むくじゃらの話す猫ですらなく、邪神でしたって。


・・・


(超神水を使って復活できるかな?とか考えてたころの、自分を殴りたい・・)


「引き返しましょう・・私達にどうにか出来る相手じゃありません」


「・・・それは・あっちが逃がしてくれたらの話やろ、あっちを見て見ぃ」

やる気と書いて、殺る気と読む気配!

 

 生け贄を見つけて喜び、いきり立つ邪神は私達をすでにロックオンしています。


「では犬、アナタが囮となってヤツをまいて下さい、私達は下への階段を探します。」


「それで、わしはお前を囮にして逃げればいいやな?」

?・・「「へっ!」」「「馬鹿な事を」」


「お前が囮になれや!」

「なんで私が、囮になるのはそっちだ!」仲間じゃないか、犠牲になるのはそっちだ!


 ・・・・取りあえず・・ダッシュだ!私は逃げるぞ!

 こんな邪神がウロウロしているような所にいつまでもいられるか!


 ドラゴンすら倒す怪鳥・ひょこちゃんも私の前を走っている。犬も走る。


「なにアイツ、めっちゃ速い!」

「振り向くな!死ぬぞ!」


 走り回って・逃回って・コソコソ隠れて下階段を探した。


(なんで無いんだ!上には登れても、下には降りれないのか?)


 壁は砕かれ、邪神が通路の鎧を踏み潰す。見境なしか、邪神なんてそんなもんなの?


「コソコソ逃げ隠れしても無駄だ、侵入者が潰れたらまた壁も柱も迷宮も元通りだ。

お前達が生きているかぎり、迷宮は復活しない」


(ヤツは私達が消えるまで暴れ回るっていうのですか?)逃げ道も無いのに。


「油断すんな!」犬が吹っ飛び、煙が上がる。


?「おい・・なんでだよ」生き意地汚い犬が、なに勝手に・・

 狙われたのか・偶然か・・はずみか・・・巻き込まれたのか・・・・


 そんな事はどうでも・・いい、

(迷惑・・そう・・迷惑なんですよ・・・私の目の前で仲間が死なれるのは・・・)


「邪神だろうと、悪神だろうと、人間だろうと、私の仲間をキズ付けるな!!!」

 走る私に、笑うような奇声を上げて近づく邪神。

絶対優位・絶対強者、そんなものが、そんな存在が、簡単に弱者を踏み躙るな!


 ドルアーガの放った電撃が走り、皮膚が焼け筋肉が強張る。

邪神の足の1踏みで通路がゆれ、拳の一振りが空気を歪め風速だけで、

私の体がはじかれる。


 ゾンビの爪も、牙も、人間の限界を超えられる筋力も、なに一つ通じ無いのですか


「本気になった程度で・・邪神が倒せると思ったか?」


・・・・声が衝撃より後に響く・・そうか、私は

・・・邪神の手の平で打たれたのか。


それが、どうした?おれは、ゾンビだぞ?殴ったくらいで・殴られたくらいで死ぬか!


 堅い手の平と青銅のような指、(指一つ・指一つくらいは!)

 私の噛み付いた歯は砕け、アゴの骨が割れ、振り解く手で壁に体がめり込んだ。。。。

バトル編[起]!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ