すぺrんかー・ゾンビ・あふんっ・・君たちの血の色は何色ですか!
・・・なんでしょう・・この軽く響く低音・・そして絶妙な明るさは。
?!?(まさか!あの光りは!)
松明の炎にゆれるレモンサイズの透明な光り、
「宝石だ!!!」?・・・アレ?
「どしたんや・・・いきなり倒れて?」
・・一瞬意識が飛んだような・・まさか・・
ゆっくり・ゆっくり・・ゆっくり、薄暗くてよく見ないと見えない程度の段差。
フミッ・・
「またかいな!お前、いきなり倒れて動かんようになってどうした」
「犬・・私は多分死んだようです、気を付けてください・・普通なら転んで手を付く程度の段差でも死ぬ・・そんな気がします」
少しの坂を登っては死ぬ、ローブから飛び降りるだけで死ぬ、ガスを踏んで死ぬ、コウモリにぶつかって死ぬ、エレベーターに飛び乗って死んだ。
「勘弁せいよ・・入り口まで戻すワシの身になれよ~~」
無限コンテニュー、死んでも死なないゾンビゆえの生き地獄。
・・・・・
(それでも宝石は沢山拾ったし、金袋も沢山だ・・『命の価値は!』って感じです)
「お~い・・生きてるかぁ~~」
「そっちこそ、なんで生きてるんですか。」ずるい。
「なんかなぁ・・ワシとひよこさんは死なんで、ロメ雄が簡単に死ぬから悪いんや」
「・・まさか・・これがうわさに聞くやつか?」
何か知ってそうな犬が難しい顔を作って・・知っている事を全て吐くんだ!
「いや・・アレな?ひょっとしてやけど・・スペランカー空間かもって・・」
・・・・
なんだよそれ!狡いでしょうが!
(まぁこれがうわさの、スペランカー空間なら仕方ないですけど・・)
変に納得してしまった。
「・・・・どうした?元気無いやんか」
「いぬ・・ゾンビってなんだろうなって・・急に頭に引っかかりましてね・・」
死に過ぎた私は、生き返る度に自分がゾンビだと思い出す。
墓場で目が覚めてからいままで、死にそうな思いはしましたが、死んだのは始めて。
なのに生き返る事を当然と受け入れ、何度もリセットして段差に挑みました。
普通の人間ならこんな考えはしないでしょう、私は生き返るためにお金が必要だと信じています。しかし、本当は・・頭のどこかで生き返れないのではと。
「・・・ハッ、ロメ雄、お前馬鹿か?」
「失礼な、ゾンビですよ?」ばかでは無い、ゾンビだ!
「ならソレでいいやん、お前がゾンビで、ゾンビがお前。ワシが始めて見た時も、
今死んだ目で馬鹿な事を言い出しているお前も、全く同じ、きっしょいゾンビや!」
「重ねて失礼な!きっしょいのはお互い様です!この人面犬!」
元気付けてくれているのは気配で・・・わかりませんね、人面犬の不細工な顔では。
「大体、お前100日で生き返るつもりなんやろ?なら100日、
頑張るしか無いやろが!」
・・・・一体なんの話でしょうか?
「自分で言ってたや!爬虫類が100日で死ぬなら、オレは100日で復活してデン〇のアニメになってやるって!」
・・・クハッ!・・
「『死んだらどうする!』とか『来年の~~』とか、毎回・毎回・死ぬ死ぬ言う
爬虫類の虚しい自虐を見て!聞いて!前は!
笑えて・道化で、いいかげんで馬鹿馬鹿しい愉快な・・ゾンビが復活する事で
生きているって、それだけで馬鹿馬鹿しくて『あほらし』って鼻で笑えるような世界だってあるんやって!言いたかったんやないんか!」
・・・ぐはぇ!
もう・・やめて下さい・・爬虫類の人にも、デン〇の人にも怒られますから。
『ハイ!ゾンビジョーク!ゾンビジョーク!』
初志貫徹!まずは100日、ゾンビだって疲れるんです、心が!
大体生き返ったって、まだその先があるんです。最初の目的すら果して無いのに落ち込んでいる場合じゃありませんよ!
まだこの世界には面白いマンガや創作物、使いたいネタ、いじりたい話、
昭和のネタから令和の爆笑王まで、あるんです。
主に月曜日の少年誌など、パロディの宝庫、オマージュすべき宝、
絞り尽くすまで、死ねませんよ!ゾンビなんですからね!
(それに・・万一ネタが切れたとしても・・『オレ達の戦いはこれからだ!』で勘弁してくれるでしょう・・・きっと)クッ・クククク・・
「なに悪い顔で笑ってんねん!前見ろ!前」
犬が吠えて・・息を吹き返した所なんですから、優しくして下さいよ!
もっとゾンビを甘やかせて下さいよ! ???
ウネウネ・うねうね・・触手を生やしてぬるぬる近づくイソギンチャク的なアレは
・・・「ローパーコケッ・・」遠くに離れたひよこさんが、不穏な単語を
え?って言う間に触手の1本がロメ雄の腕に巻き付いた。
「待て!待ちなさい!イケマセン!」そこは違う!違うんです!
ヌルヌルと触手が服の中に入り込み、体中を舐め回す。
「あぅ・・はっ・うっ・・うひっ!」複数の触手が穴に!口や鼻だけじゃない穴に!
「やっ・やめぇ!・・うぉ・・あふん」犬の体も触手に捕まり舐め回されて・・
だれが!どこの誰がゾンビと人面犬の触手プレイ絵を欲しがるんですか!!!
「『逆に考えるんだコケ!触手×ゾンビでも良いと』・・」
アホォ!なに言うだ!ボクはキミが泣くまで殴るのを止めないぞ!
(くっ、このままでは本気でヤバイ!ゾンビとおっさん犬の喘ぎ[あえぎ]声で
おかわりのローパー達が集まって来てる!)
その者・・青き衣をまといて・・金色の野に降り立つとか起たないとか。
『やめてぇ・・このこは何も悪く無いのぉぉぉぉんん』
魂が何かを求めている、何かを取りだそうと無数の手が・・手がぁ!!
あ!・・コレかな?ふところに入った冷たい無機物の仮面・・まさかね?
・・・「いぬぅぅぅぅ!!おれはじょじょに人間じゃ無くなるぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
石の仮面をかぶりローパーの触手に噛み付く、
触手を噛みちぎると、その体液が仮面についた!
ズゴッ!ゴスッ!グググサッ!無数の棘・骨針が頭蓋骨を貫通し脳を押すような??
(・・・ハッ?ゾンビは頭を破壊されたら死ぬのでは!?)
・・・・・「うぉん・・あひぃ・・」ぺっ・・
はぁはぁはぁ・・「今までで・・・一番・・・スゴイプレイ・・やったで・・」
穢された・・体中の穴の中を舐め回され、全身をヌルヌルにされてしまった・・
お陰で肌中がツルツルのヒアルロン酸充填率130%
「私はゾンビから吸血鬼に進化したはずではなかったのですか・・・」
骨針で脳を刺激すれば、吸血鬼になれるって信じていたのに!
「脳・・が・・小さかったんや・・ろ」ぷっ
「犬!いまヒドイ事言いましたね!ヒドイ侮辱です!」
しかも『ぷっ』って笑いました!なんてヒドイヤツだ。
「違う!違いますよ!多分脳が少し腐ってたんです・・だから骨針のパワーが脳の深部に届かなかったんです!」けっして脳が小さいなどと!
「脳が小さいも腐ってるも同じコケッ!ロメ雄の脳はガチョウやステゴサウルスと同じサイズで尚且つ[なおかつ!]腐っている、それで良いコケッ」
・・・ヒドイ!人の脳を腐った卵みたいに!
「きっ・・キミ達の血は、何色だ!」
次からしばらくバトル回、笑ってくれるといいなぁ・・




