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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
今度の行き先は塔、ロメ雄はその頂上に待つものに会いに行く。
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参上?惨状?撃滅戦隊、レッドマン!・・・・s

 ロメ雄が両手を伸ばしても抱えられないほどの太い柱、天井は高く、

壁に添った場所には松明より明るい照明。


「ドーム?会館?こんな場所に?」わからない。


「ここから上、こんな場所があったら、馬鹿でかいドラゴンとかもおるんかいな?」 不吉な事を言わない、そう言うのをフラグって言うんだよ。


「ドラゴンを倒したか、怪人め!」


「だがその進撃はここまでだ!」


「悪はオレ達が倒す!」


「皆さん、油断はなされぬように」


「ギャッハァ!ぶっ殺だぜ!」


 暗闇に五つの影が回転し、飛び出してポーズを決める。なんでしょう彼等は?


「闇を燃やす、紅蓮の炎!」トウッ!


「赤き戦士、赤レーット!」魔法の光りが全身を照らし、全身を赤い戦闘服に包んだ戦士が飛び前転して構えた。


「朱き戦士、朱レーット!」・・・魔法の光りのせいでしょう、全身朱い戦闘服の

戦士が側転して構える。


「紅き戦士、紅レーット!」・・・・・説明不要です。


「あかの戦士・・ワインレッド!」なぜか彼はワイングラスを持って・・グラスにはワインがゆれていますね・・・


「ギャハハハハッ怪人!オレ様のタメに死ねぇぇぇ、ブラットレッドーーー!」

 明らかにおかしいヒトが混じっています。


・・・・


『五人そろって!撃滅戦隊!レッドマン!』


・・・・・


「「「「勝負だ!怪人!」」」」五人の戦士がビシッと戦闘態勢を決めた!

「少しタンマ・・・・う~~ん・・」

「作戦会議か、怪人め!」「オレ達の力を見せてやる!」


・・・・・


「あ~~レッドマン?」まずは現状確認です、まだ慌てる時間じゃない。

「オウ!」「ハイ!」「なんでしょう?」「ギャハハ」「フッ」

・・・わかりますか?この惨状が、私の目には赤い戦士が・・すこしずつ違う色合いでは有りますが・・同じ戦闘服の・同じマスクの戦士が五人。

 しかも全員が返事をしました・・どうなんですかこれは。


「代表の方・・代表の方はいますか?」


 赤い頭はそれぞれ左右に目線をやって、何かボソボソ言い合いを始めました。


・・・


「赤レーッド!」?

「ワインレッド!」「赤レーット!」「紅レーット!」「ブラットレーッド!」

「だからだれが代表なんだよ!?」あと赤レッド二人いなかったか?


「代表ってなぁ?」「じゃあお前だろ?」「私はワインレッドもので」

「「「「!」」」」「赤レーット!」「紅レーット!」「ブラットレーッド!」「朱レーッド!」

 こいつら・・セミか!一人名乗ると全員で叫ぶなよ!


「だれでもいいから、話できるやつを出してくれって、いっているんです!」


・・・・赤い頭が左右を見て、指や手で『どうぞ・どうぞ』としたあと、

一人が前に出た。赤い赤レッドだ。


「・・・じゃぁ・・オレすか?」声は普通の青年なんですが。

「赤レーット!」「紅レーット!」「ワインレッド!」「ブラットレーッド!」

「赤レーット!」最後に前に出た青年声が声を上げた。


「応援はいらんから、他は少し黙って下さい!」ハァハァハァ・・疲れる。


「で・・アナタが赤レッドでいいんですよね?」

「朱レーッド!」「紅レーット!」「ワインレッド!」「ブラットレーッド!」

 こいつら・・ヒトの質問でも同じか?うるさいわ!・・・鎮静化されました。


「まぁ良いでしょう、フゥフウ・・なんで皆さん同じあ・・色なんですか?」

 少なくとも、文字世界の表現を超えている。カラーであっても見えにくいし困る。


「え?・・同じじゃないですよ、ほら・ボクの戦闘服は赤いですし」

「紅レーッド!」「朱レーット!」「ブラッドーーーレッドーー」「ワインレッド!」「うるさい!お前ら競争してんのか!口々に叫ぶな!」ホンマに殴るそ。


「はぁはぁ・・少なくとも・・この部屋の薄暗い状態なら、同じ色にみえるよ」


「そう・・ですか・・ね? 違うと思うんですけど」なあ?と隣のヤツに聞いた。

「紅レーッド」「ブラッドレーーッド!」「朱!・・・・」

 

 ロメ雄の[ゾンビにらみ]で黙らせた、大人のワインレッドは空気を読んでグラスのワインを見つめている。


「私が同じに見えるんです、他の子供達だって同じに見えるでしょう?客観的視覚ってヤツです!あなた達は同じ色ですよ、ほとんど」


 そうかなぁ・・でもなぁ・・そうぁなあ?


「そうなんだよ疑うなよ!なんで同じ色なんだよ!

おかしいだろ普通色って別々じゃないか?」


「でも・・なぁ・・赤が一番格好いいでしょう?」

「ブラッドレーッドー!」「紅レーッド!」「朱レーット!」[ギラッ!]


・・・わかった!朱とブラッドだ、こいつらが、うるさいんだ。


「まず・・そこのブラッドと、そこの紅!次ぎ声を上げたら殴る、絶対殴るからな」私が「紅」と言った瞬間に叫ぼうとした[紅]は口を押さえた。危ない危ない。


「戦隊で赤が一番格好いいのはわかった、でもな?全員が同じ色やったら・・子供が困るやろ?『だれ応援したらいいねん?』って、そうなったらお母さんも困るやろ?」

 可動フィギアを買う時、自分の子供がどの色の戦士だったかとか、迷うやろ?

それで、買って帰ったら『この色と違ーーうーーー』って言われたら悲しむやろ?

「・・まぁ・・そう・・スね・・で・でも戦ったら、だれが誰かってわかりますから」


「「「「勝負だ怪人!」」」」声を合わせて構えを取る!

 こいつら・・仲良いな、でもな?


「いいや、戦わん。おれは戦わん」

 そんな[へ?]見たいな感じを出しても、戦わないよ?


「それとも、無抵抗なゾンビを五人でボコボコにするのか?たった一人の無抵抗な相手を囲んで・痛めつけて、正義を名乗るのか?DV男のように弱い人間を殴って

格好付けるのか?」


・・・・「え~~~」きょろきょろ「なぁ・・」「う~~ん~~」

「確かにそれは紳士的ではありませんね」

 よかった、一人まともな人間がいて。


「じゃ・・じゃぁどうやったら、戦ってくれるんですか」

「少なくとも、同じ赤はあかん、別々の色にして・・格好も少しアレンジっていうか工夫が必要」


ぷっ「赤はアカンやて」クククあほちゃうか、って犬、あとで埋めてやる。


「でも・・みんな赤が好きでレッドマンだから」

!?!「朱レーット!」「ブラッドー・・・」[ギラッ]

「仏の顔も三度までだからな・・ほんまに」私はゾンビだから、二度までは許すけど。「わかった・・なら二人までは赤でいい、一人にしたら喧嘩するかも知れないから。それでクジ引きとかじゃんけんで2人は赤いままで、残りは・・そう、自分の好きなようにしたらいいよ」


 たとえば、金色とか・黒とか、他にも良い色はあるでしょう。


「じゃぁ・・次ぎは戦いましょうね、約束ですよ・・怪人さん」!?

「「「「勝負だ怪人!」」」」ババッと戦闘態勢をとる四人、はいはいわかりましたから。「はいはい、、つぎな。次ぎはまともな戦隊になって来てくれよ?」


・・・


「スンマセンでした」「お疲れ様でした・・」「ありがとうございました・・」

「ふっまた会いましょう、怪人」「次ぎはねぇからな!」

はいはい・・

 

 つかれた・・全く変な人達に絡まれましたよ。




「正義の炎、赤レーーッド!」


「夕日の朱は命の朱、朱レーッド!」


「紅こそはJAPANの紅!紅レーッド!」


・・・はい解散解散!終了終了!


「ワインの香りは望郷の香り、ワインレッド!」


「ギャハハハハ!血だ!血を寄こせ!ブラッドレッド!」


「解散って言っただろ!何でそのまま来るんだよ!」おかしいだろ!

「「「「さあ!勝負だ怪人!」」」」


・・・


「朱レーッド!・・痛ッ」

 キック、「おまえら・・さっき帰ったところだろ、なんでそのまま来た?」


「・・いや・・やっぱりちょっと色が違うし・・ちゃんと説明したら・・ワンチャンあるかな・・って」


「阿呆!阿呆!お馬鹿!お馬鹿さん!

無理に決ってるだろ、なんでいけるって思ったんだよ!」


「・・蹴ることないじゃないですか・・」

「次ぎは殴る・本気で殴るからな?」


・・「すんません・・でした・・」不満そうな返事ではあったが・・

私も暴力は駄目だよね「・・こっちも、わるかったよ・・反射的に蹴って」


さぁ・・もう帰った還った、次に会った時には成長を楽しみにしてるからな。

バイバイ・・・・・・


「朱レーーーッド!!」あいつ、殴られん距離まで離れて叫びやがった!


 石投げたろ・・・・ひゅーーーんと石が飛んでいった。

「・・・音は無しか・・外れだな・・」当たってたら、あやまるべきだけど・・・


 本当に色々なヤツがいるもんだよ異世界は。

知ってる人は知っている、懐かし楽しいコントの一幕。

覚えている方は笑いに見識が広い方だと思いますよ?

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