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衝撃の真実!・・怒らないでね。

「「「河童を馬鹿にするな」」」

 あんな物、魚人間が!呪われた海の民と我ら河童となんの関係も無い!

「姿は変ろうと、我々は英知持つ人間だ!」


 かっぱ達の殺気が膨らみ、横たわるロメ雄に向かう。

 かっぱへの最大の侮辱、彼が殺され無いのはこれからの話しに係ってくる。


「全く関係無いとは言い切れ無いのでは?特に長寿の河童族の方には。

そう・・もう私には解っているのですよ?あなた方が


『ムー大陸・アトランティス人の末裔だと言う事がね!』」


そう河童達はムー大陸が沈み海に放り出されたアトランティス人、

 そう考えれば全て辻褄が合う。


 沈んだ大陸の技術は湖底都市の基盤となっている。

 記憶力が高く、そして低音の鯨の唄・高音の海豚の声を理解している。


 何より河に住むハズの河童の子供が、鯨や海豚、星では無くヒトデ・亀

[手足は翼型の海亀]を知っている。


 そして、鯛やヒラメが高級食材として知られていること。

沼に住むカッパ達が、どうして海の生物を知っているんですかね?


 さらに水が苦手な猫の鳴き声・・ニャーニャー・・それは海猫ですね?

それに壁からはがされた地図の跡、地図を隠す理由・・それは誰でも一目見るだけでおかしな部分がわかってしまうからだ・・そう普通は無い場所にある大陸とかね。


 その上、この都市の明かりと動力は、山童に扮してまで採掘した希少鉱物

[オリハルコン]だと解ればね。


・・・・・・


「オリハルコンの作る明るさは、人の精神波で調節される

[海のト〇トン」では当たり前・常識ですよ」

 

 更に書店を覗いた際、週刊誌や少年誌はありましたが、一部撤去された物がありました。そうお化け・怪物・隠し財宝・子供達が好きそうな物の集合体


 [☆宝☆島☆社]出版の物が・・月刊ム〇ーーが無かった。


 それは本来、書店なら一番上に飾られているハズのルーツに当たる物。

そんな物が撤去されていれば、だれでも怪しく思うのは当たり前だ。


「そこから推理すれば、今回の[交渉]から重要な事実が浮き上がる。

 つまり今回の交渉は、アトランティス人の[超科学]と宇宙生命体の抗争に発展しかねない、まさに文明をかけた戦争の火種と考えて申し分ない」


どうです?・・ただの隣人問題・・宇宙人相手の退去交渉なんかじゃ無いですよね?


・・・・・


「なぜそこまでわかった?」白衣河童が白む目でロメ雄を見下ろす。

その言葉と反応は全ての肯定に他ならない。


「オレ達の先祖はアトランティス沈没を予見した。

ある一族は飼っていた海豚や鯨[当時は陸生であった]物を水生に遺伝子操作し、


 さまざまな実験結果から、人魚と呼ばれる者に自らを換えた者もいる。


 私達の先祖ように、なんとか陸に流れ着きいた先祖は陸生・水生共に対応出来る

両生せいぶつに体を変化させた。


 ソレが河童の隠された歴史。そして自ら忌むべき科学を封印し、異世界の70年代文明の中で、過去を反省しつつ穏やかな日常をおくっているんだ・・・」


「そうだ・・それがまた、宇宙人との戦いで、科学一辺倒の社会に逆戻りする事態になろうとしている。それだけは避けねばならん」


 生物は便利から・生きる為に・そして戦争で科学を発展させた。

 なら便利になった生活から不便に戻れるだろうか。


 流れ着いたアトランティス人・・・今は河童達だが。長く生きて、ようやく不便さの豊かさに気が付いたという。それはどれほどの苦労だったのだろう。


「だが・・それをよそ者に知られては、もはや生かして帰す事は出来ない。

これはカッパ族全ての最大の秘密だからな!」


 悪意と怒気、それらを全身に満たし横たわるロメ雄に水かきが襲う。


 手刀!それは絨毯を斬り目を瞑っていたゾンビを二つに割った。


「起きろ!」ひよこさんが顔を蹴り跳ばし、上半身が壁に激突。

「痛いじゃないですか」ゾンビじゃなければ死んでいましたよ?


「なんで?」今度はカッパ達が驚愕する番だ、腹から二つにわかれたロメ雄の上下をそれぞれ見比べ目を開く。


 足をなんとか引き寄せ合体、胴体の上に乗っているような感覚ですが。


「なら・・粉々にして、亀の餌にするまでだ。お前達も戦え!」

 大臣カッパの号令でカッパ達が戦いの構えをとった。


「私は[古代の機械巨人]を召喚、魔法・罠は聞かないの~ね!」


 コレは駄目です、ゾンビではカッパに勝てません。

(もともと水中では逃げ場が有りませんね、死にます)


 筋力・数・戦闘経験、全てにおいて勝てる気がしません。


(なら・・力がほしいか?)ロメ雄の脳ないで低い声が響く。

悪魔の誘惑・・いえ、これは邪悪な意志の悪意。


 困っている人間に差し出される、悪意ある手。困窮者はわかっていてもすがり

捕まざるを得ない手。


(・・死にたくないですからね、頼みますよ?)

私の心の声に、ひよこさんが叫ぶ!


『社長!バトルの時間です!』


 脳内で「ケ〇ケ〇ケ〇ケ〇・・」「ギ〇ギ〇ギ〇ギ〇・・・」「タ〇タ〇タ〇タ〇」「ク〇ク〇ク〇・・・」魔獣の啼き声が響く。


 緑・赤・黒・黄、魔獣達が声を合わせ、邪悪を目覚めさせる。


「・・ねぇ・・ドロが足らなくない?」私がつい口を開いた瞬間だった。


「どろん!」


 それは黒く・重く・堅く・分厚い金属の塊。

視野は少なく、体はきしむように縛られた。


「[暗黒騎士の鎧]神から授けられたロメ雄の鎧だ」

 ひよこさんが叫ぶ。


・・・そう言えば私、あく・・神の下っ端でした。


 千切れた体は大蛇のようなベルトで締められ、固定されている。頭の中では、敵を殺せと呻り続け、(多分ですが・・肉体の限界を超えた力が出せるのでしょう)


 そうして、息を吹き返したように起き上がって見せたロメ雄は、壁を打っ叩く。

 黒曜石か大理石でできた壁がひび割れて砕け、建物が揺れる。


・・・カッパ達が平伏した、やはり問題の解決は暴力と腕力が一番早い。


『やはり暴力・・暴力が全てを解決するのか・・』

といわせるぐらいである。


「まさか、暗黒騎士様だったとは・・ただの跡取り様だと・・まさか社長とは・・・それならそうと・・」


「有る時はゾンビ王子!そして有る時は諸国を漫遊する精肉問屋の跡取り!

かくして、その正体は!」


「ゾンビ・社長・暗黒騎士鎧・・・(神殿の清掃夫)だ!

控えおろう、この鎧が目に入らぬか!」


 自分で言うのもなんだけど、効果は絶大だった。


「私に全てまかせよ、悪いようにはしない」

 その一言にカッパ達はうなずき、一任される事になった。


次の日[フラットウッズ・モンスター]のいるUFOに向かった。

 無論勝算はある、なぜなら。


[UFOは発見されると空を飛び去る]物である、特に河童などのクリーチャーとは違い、話せる人型であるロメ雄に発見されたのであるから。


 そこはゾンビでも人間扱いだったようだ。生きているか死んでいるかなど、宇宙人からすればささいな事なのだろう。


 ケモノはいても、のけものはいない・・・そう、そう言いたかったんだんですけど。


 そこに残るミステリーサークル・・そして、今からロメ雄が絵書く地上絵。

そこには・・・イエイヌの笑顔[目のところはモザイクプ+柴犬さん]があった・・・だろう。

やって見たかった事、その1です。皆さんはどこまで予想できましたか。

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