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異世界で目が覚めたらゾンビだった、死にたく無いのでお金を貯めて復活したい。  作者: 葵卯一
次の舞台は多分海、きっと海になると思う。
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相棒!私を信じるんだ!相棒を信じるこの私を!

 冷凍マグロを正眼に構え、槍を受けながら押し叩く。

振り上げても、下段に構えても槍で突かれるなら、今はこれしか無い!


(剣道三倍段、素手より剣・剣より槍・薙刀、どちらにしても不利なら特攻しか無いでしょうが!)


 鬼灯蛸がマグロの丸みで滑る、突進してって!

「そんなのが当たるかよ!」体を横にひるがえし、簡単によけられる。


(それも、想定済みなんですよ!)

 ロメ雄は道を空けた坊主頭を横切り、そのまま走る・走り去る・・・

[敵は回り込み、逃げれない!]

・・・・・


 ですがね、坊主頭が避けないと何度でも逃げてやりますよ!

かと言って防御してくれるなら、冷凍マグロの重量と速度で押し潰してやるわ!


 ガキッ!

 坊主頭の男がマグロを受け止め、その重みで仰け反った。

「卑怯だぞお前!オレが受け無いとまた逃げただろ!」

「そうですが何か?」

 のけぞりながらも1歩も引かずに睨んでくるのはさすがと言えよう、

だがこの体勢に入ってしまえば、貴様は逃げる事もできまい!


てっ「テメェ!男と男の戦いで、逃げとか・受けるしか無い打撃とか、恥ずかしくないのか!」


「・・語る舌を持たん!戦う意味さえ解せぬ男に!」

約[私は平和主義なんです、意味も無く殴ったり・殴られたりするのは苦手なんです]


「そうかよ!お前の戦う意味ってのは、勝ってから聞けって事だな!」

 そのまま押し切ろうとするロメ雄の体重を気迫で押し返し、気が付けば坊主頭の男にロメ雄が押さえれていた。

気迫ってなんですか!


ハハハハ「さぁて、そろそろ戦う意味ってヤツを教えてもらおうか!」

槍の使い方を間違えたのか、真横に掴んだまま押してくる。

この体勢になったら逆にマグロの重さが・・背骨と腰に・・腰にくる・・


(そっちが塾生なら、こっちだって不思議生物なんですよ!喰らえ!)

[臭い息]・・この距離ならかわせまい!暗闇・スロウ・猛毒・混乱を喰らうが良い!


 うっ・・「うぇぇぇぇl~~~ーーー」

 キラキラ,゜.:。+゜・・キラキラ・・(酸っぱい体液!)


「このハゲェェェ!!酸の液をこの距離で使うな!ゾンビを溶かして楽しいのか!」

体勢的に臭い息VS酸の液は私の負けだ!クソゥ、タコは墨を吐く事を失念していましたよ。


「てっ・・てめぇ・・すげぇ息してやがるな・・おぅぇぇぇ・・」


 ほっといて下さい!息が臭いのも、足裏が凄い事になっているのも個性!

世が世ならヒーローにもなれるんですよ!個性さえあれば・・ね!

?無個性の方がマシ?・・・

 そんな馬鹿な!


 と言うことでブレイク・ブレイク、私は顔を拭き、坊主頭は水でうがい。・・

以外とダメージは互角?


(ですが、この短い時間のお陰でこちらの勝利条件が見えてきました)

ただ・・誘う踊りを続けて彼の動きを封じたとしても・・こちらも動けない所ですかね・・

ですが・・さあ踊りましょうか、シャルウィーダンス?


サルサ!サンバ!ランバダ!タンゴ!マムーシカ!

「「オレッ!」」

ロメ雄が完璧に近いロボットダンスを、坊主頭がブロンクスステップからスピンダウン・

そこから止らずヘッドスピン!


「やりますね・・私の負けです」

「お前のSOUL!伝わったぜ!」

ハハハハハハハハハ!!!!腕をクロース!イエーイ!


 スタミナ無限の私なら、踊り倒せると思ったのですが、、、負けを正しく認めるのも

ゾンビの美学。


「そんなわけないだろう?一角、確かに美しさは認めますけどね」

カツラを着けてそうな・・おかっぱ?服装に気を付けている感じの男が立っていた。

「弓親!こいつは聞いたほどの悪党じゃ無いみたいだぞ」

 そうですよ、私・わるいゾンビじゃないよ。


「それを決めるのは僕達じゃないよ、そんなのは叩きのめして二番隊に連れて行けばわかるさ」

・・この弓親という男、仕事に忠実な感じには見えないけれど、多分私の天敵。

サディスト・・いじめっ子だ!


 だがこちらもただ踊っていたわけでは無い!さぁどれだけ走っても疲れ無いゾンビの足腰の強さ、見せてやります。

「なら・・そっちのヒトも倒して行くしか無いのでしょうね」

「ふふっ僕もダンスで倒すのかい?僕は美しい物でないかぎり、目を奪われないよ」


 でしょうね、ですからこっちも最高の技を使わせてもらう。

「眼撥鮪朗[めばちまぐろう]私を信じろ!お前を信じる私を信じろ!」

 尻尾を掴んで振り回し、砲丸投げのように限界まで回転を繰り返し、

男の方向に向かって手を離す。


 高速で飛ぶ・空中を、空を泳ぐように飛ぶマグロの背に跳び乗った。

「これぞ筋肉王家の伝わる三大奥義の一つ!マスルリベンジャーだ!」

・・・メバチさんが凄い冷静な目で私を見ています、私を信じるんだ!


 人間の筋力の限界を超えたゾンビパワー、ホームランのような美しい曲線を描いて空を飛ぶ一体と1尾、はははは、「あ~~ばよ~~とっつぁぁぁんんん~~~~」


・・・所で、私は一体どこへむかっているのでしょうか?

『多分明後日の方だな』目玉の神様、明後日ってどっちの方向なんですか?

格闘漫画ぽく仕上げました。

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