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冒険者 傾奇者  作者: 豊葵 月


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第90話

第90話です。


慶次はエルネーゼと

魔物調査に出かけます。

今回は山へ向かう様です。


では、楽しんでください。

「エルネーゼ、ここには

本来どういった魔物が居る?」

「そうですね。

ここの山は木が多いので、

ルファゼルやエレッカロス。それから、セラフェン。

ヴァルグレイスはエレッカロスと

一緒に行動しています。

ここに現れたエレッカロス達を

マエダ様が倒したと聞いています。

後はケルディオンと

トウルヴァーンが居ますね。

山の山頂の方へ行けばもっと強い魔物が居ますよ。

セラフェンは木の上に居ます。

木の枝に体を巻きつけて下を通る獲物を狙います。

毒を持っている種類も居ますから

慎重に進む事が大切ですね。

毒を持つモノがヴァスキルですね。

セラフェンよりも小さくて細長いので

とても見つけにくく注意が必要です。

でも、巻き付かれると毒が無くても

動けなくなりますからその方が厄介です。

毒は薬草や魔法で何とかなりますから。

セラフェンより巨大な魔物を

セルペティアと言います。

それよりもっと大きい魔物を

エキドラスと言います。

この魔物の特徴として

大きいモノは毒を持っていません。 

必要が無いので、毒を持つ様に

進化しなかったと思います。

セルペティアとエキドラスは

この周辺には居ないです。

もっと山奥深くに居ますね。

獲物としている動物や魔物は

山奥にいる事が多いからです。

巨大な体を維持するのは大蛇も

セルペティアやエキドラスも

一緒という事でしょうね。

レポリンやエクェノール、モルヴァカスは

草原やここに居ますね。

勿論、魔物ではない動物も沢山いますよ。

この魔物3種はあまり強くないので、

私達の食材として初心者の冒険者が

経験を積むのに捕獲したり討伐したりしますね。

お肉は美味しくて皮や毛は

色々な素材として重宝します。

勿論、この魔物に似ている動物もいますし、

こちらも見分けがつきにくいです。

倒した後に魔物だったのかと

初心者ならなりますね。

経験を積めば雰囲気で魔物と分かるのです。

強いて言えば、柄や動きが少し違うのです。

モルヴァカスの角は色々と使えますよ。

硬いので良い武器にもなりますし、

エクェノールの立髪は

楽器の弦などに使うと

魔物に特化した効果があります。

まぁ、楽器を弾ける冒険者は少ないので

殆どは大道芸人が逃げる為に使うと聞いています。

それから、牛は野生には居ませんね。

肉食の動物や魔物に襲われるので

数の減少を抑える為に帝国が保護しました。

だから、モルヴァカスは分かりやすいと思います。

野生の牛はここの地域には居ませんので。

他の国では分かりませんが。

馬は野生で群れを作って生活しています。

レポリンが傍に居て

敵が来ないか見ている時もありますよ。

野生の草食動物は草食系の魔物と

共存している事が多いです。

持ちつ持たれつといった感じでしょう。

キノコの魔物や木の魔物も居ます。

見分けがつきにくいので、注意が必要です。

マエダ様にはサポートスキルがあると

聞いていますので、

いきなり襲われる心配はないと思いますが。」

「なるほどな。

《空蝉》今の魔物の情報は把握しておいてくれ。

あぁ、それからエルネーゼ。

俺の事は慶次と呼んでくれ。

ゼノンにも言うたが、

様と付けられるほどの者ではないからな。」

「そうですか?緊張しますね。

ケイジ様で良いですか?あ、様…。」

慶次は笑って

「一緒に行動するんだ。

普通に話せる方が楽だろ?」

「頑張ってみます。」

慶次達は山道を辺りを見ながら歩く。

「凶暴化した魔物はいきなり現れるのか?

《風魔》の母親は《風魔》と歩いていて

いきなり凶暴化したと聞いたが。」

「そうなのですね。

私も凶暴化した魔物にそこまで遭遇していませんが、

居るはずの無い場所に現れたという感じでした。

ヴェンが居たので何とか対処出来ましたが、

1人なら怪我をしたり、

最悪、死んでいたかもしれません。

あの時は確かにいきなり目の前に

現れたと思いましたね。

ヴェンも最初は気が付いていない様でした。

確かに、フェンリルには敵が少ないので

魔物探査は苦手だと思います。

ただ、いつもよりは気が付くのが

遅かった様に思います。

ヴェンが急に唸り出して

直ぐに目の前に居るって感じでした。」

「ふむ。それは厄介だな。

《空蝉》でも感知するのは難しいかもしれんな。」

『そうだね。見れば分かるけど、

それだと遅い気がする。

レベルアップでどこまで出来るのかな?

やるしかないって事かな。』

『そうだな。《松風》勿論《風魔》も気を付けろ。』

《松風》と《風魔》は頷いた。

なだらかに続く山道を歩いていると

『あ、霊芝見っけ、冬虫夏草もあるよ。

凄いね。ほら、ここ。』

《空蝉》は地図にランプを点す。 

慶次は示された地図を頼りに探す。

『あ、ほら。それが霊芝だよ。

それから、冬虫夏草はここ。漢方薬の材料。』

慶次は霊芝と冬虫夏草を手に入れた。

「慶次、それはなんですか?」

「ん?《空蝉》が

霊芝と冬虫夏草だと言うておった。

俺も初めて見るな。キノコの様だが。

漢方薬と《空蝉》が言うておったが、

エルネーゼは知っておるか?」

エルネーゼは首を振る。

「まぁ、持って帰って鑑定してもらうか。」

慶次は霊芝と冬虫夏草をアイテムBOXに入れる。


いつも読んでいただきありがとうございます。


前にも書きましたが、

魔物の名前は独自(AI)で考えた物が多いです。

説明をさりげなく入れながら書いていますので

想像して楽しんでください。


次回は山での散策や情報収集です。


次回を楽しみにしてください。

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