第3話
食べ物は各国色々とありますよね。
味付けも調理法も同じ地球なのに全く違ったり
似た様な感じな物があったり。
慶次は知らない食べ物でも
すんなり受け入れるのかなぁと考えてみました。
執務室のドアが『コンコン』と鳴った。
「どうぞ。」
グレゴールが答える。
「お食事をお持ちしました。」
「ミレーナ、ありがとう。
マエダ様、この子は
メイドのミレーナ ルーメルと言います。」
目をキラキラさせながら、
ミレーナは頭を下げる。
「初めまして。召喚者様。
ミレーナと申します。
召喚者様の好みが分からなかったので、
料理長が色々と作ってみた。
と言っておりました。
召喚者様は何がお好きですか?」
「俺は何でも食べる。
強いて言うなら、酒と旨い肴だな。」
「魚ですか?お酒は…。今から呑まれますか?」
「ミレーナ、その魚ではない。
肴とはお酒のおつまみだ。
お酒は歓迎のんちゃん宴まで
楽しみに取っておいてください。」
グレゴールが笑いを堪えながら言った。
「あ、あぁ〜。肴とはそう言う物ですか。
では、美味しい肴が欲しいと仰られていと
料理長に伝えておきます。」
「ありがとう。
宴の時酒も期待していると伝えておいてくれ。
あとはこの国には米はあるかね?」
「米?ですか?私は知りません。
グレゴール様はご存じですか?」
エリーナが首を傾げる。
「米ですか?聞いた事がないな。」
それを聞いていたユリウスが尋ねた。
「マエダ様、米とは白くて細長い物ですか?」
「細長いといえば、細長いが、
確かに白い食べ物だ。あるかね?」
「シルヴァディア王国に
それらしい食べ物があります。
マエダ様の言っておられる物だといいのですが。」
「それだと助かるな。
やはり、米と味噌汁は欠かせぬ。
味噌汁が無くても我慢しよう。
が、やはりコメは大事だな。」
「では、マエダ様、今は申し訳ありませんが、
ここの物でお好きな物を食べてください。
マエダ様のお国の食べ物に似た物はありますか?」
グレゴールは机の上に並べられた料理を指さす。
机の上には色々な料理が並んでいる。
慶次は皿の横にあるフォークやナイフを指差した。
「ん?この銀色の丸いのは何だ?
何に使うんだ?
ほぅ、これは刀の様な。
しかし、刀にしては小さいな。
先の尖った物もあるな。
料理は見た事の無いものばかりだな。」
「スプーンやフォークをご存じないのですね。
では、マエダ様の国では
どんな物を使って食事を食べられるのですか?」
「俺の國か?箸で食べるな。
細い木の棒を2本使うんだ。」
それを聞いたグレゴールはハッとして
「マエダ様、私はちょっと席を外します。
ユリウス、マエダ様のお相手を頼む。
では、マエダ様ごゆっくりしてください。
失礼致します。」
頭を下げグレゴールは部屋を出た。
「では、マエダ様、食事にしましょう。
こちらはサンドイッチと言って我々も手で食べます。
他の食べ物でも手で食べる物もありますので、
お気になさらずにお好きに食べてください。
ミレーナ、手を拭くナプキンを
持ってきてくれるか?」
「あ、そうですね。少々、お待ちください。」
ミレーナは部屋を出て行った。
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やっと3話です。
本編に入っても中々、進まずに
右往左往してすみません。




