↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者 傾奇者  作者: 豊葵 月


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
67/117

第62話

第62話です。


いよいよ、スライム達の役割と契約の話が

現実化していきます。

役割には浄化以外にあるのか

契約とはどの様なモノなのか?

それが解明されます。


では、楽しんでください。

しばらくすると全員が部屋に入って来た。

レオナが

「この方はマエダケイジ様です。

スライムの件で話があって来てもらいました。」

と慶次を紹介する。

「前田慶次だ。よろしく頼む。」

「ここ最近、街のあちこちから

貴方のお噂をお聞きしておりして、

お会いしたいと思っておりました。

私はプランタンシア街の統括長の

セラフィー ローデリアと申します。

隣りがソルメラの統括長の

ラヴナ フェルゼインです。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

ギルドマスター、契約者の件は分かりましたか?

それぞれのスライムの役割も知りたいのですが。」

「とりあえずは契約の方は分かりましたが、

どうしたら良いのかと思っております。

まず、契約自体は200年経たないと

契約者が存命中は変更ができない。

契約が切れだ場合、

これは契約者の死を意味しますが、

即座に変更しないと

スライム達がそのまま森へ帰る可能性が

あるかもしれないという事ですね。

ただ、今居るスライム達はここが良いそうで、

どうにかならないかと話している様です。

まぁ、ここに居れば

身の安全は保証できますからね。」

「なるほど、契約の件は

それぞれの統括長と話さなければなりませんね。

しかし、あまり猶予は無い状態ですよね。」

「そうですね。出来れば今すぐに

契約を結ぶ方が良いかと。」

セラフィーとラヴナは顔を見合わせて頷く。

「この契約は残りの街の統括長には

事後報告とし、今すぐ契約をしましょう。

契約の移行は後から考えましょう。」

と言ってスライム達の前に立つ。

「それぞれと契約するのですか?」

《松風》はスライム達に契約の話をする。

スライム達は踊りながら

《松風》の周りを回っている。

《松風》は慶次に

『殿。リーダーのスライムだけで

大丈夫だそうです。』

『そうなのか?

それは俺と《松風》との契約と違うな。

どういう事だ?』

《松風》はスライム達に話しをする。

スライム達は《松風》に訴えている様に見える。

『殿。スライム達も良く分かっていない様です。

契約自体が初めてなのではないでしょうか?

契約が大切だと感じている様です。

どうしましょう?』

慶次はその言葉をレオナ達に話す。

レオナ達も困惑して、統括長達と顔を見合わせる。

「とりあえず、

スライム達の言う通りに契約しますか?

最悪、解除する事を頭に入れておきましょうか。」

とレオナが話す。2人が頷く。

とりあえずは2グループのスライムのリーダーと

統括長の契約をするという事で

契約は無事に済んだ。

残りの2グループのスライム達を

連れてカインがレオナに話す。

「では、ギルドマスター、

オータネルとネヴァリスの統括長に

スライム達を届けに行って来ます。

マエダ様、スライム達に

その様に話してもらえますか?

ネヴァリスへは1週間はかかりますので。」

慶次は《松風》にスライムに

その事を話す様に言った。

スライム達は飛び上がって喜んでいる。

「このまま逃げる事も無さそうな感じだな。

大丈夫なのか?」

「そうですね。

ギリギリの時間だと思いますので

大急ぎで行って来ます。」

カインは急ぎ荷馬車にスライム達を

積んで各街へと向かった。

「契約移行の件は契約者が

亡くなった場合のみ緊急で契約移行を行い、

普段の場合は200年後の統括長に

引き継ぐのが妥当ではないか?

任期は50年だからな。」

「そうですね。

しかし、契約者の任期が終わっても

この帝国から出られないのは困りません?

契約すればこの帝国から

出られないって事ですか?

それは困りましたね。」

「そうだな。王国に出かける事もあるからな。」

慶次はその言葉を《松風》に伝え、

《松風》はスライムに伝える。

スライム達はその話を聞いて

お互いに話し合ってる様に見える。

そしてまたスライムが《松風》に

《松風》が慶次にスライムとの会話を伝える。

『契約者がこの地に居なくても

言われた事をするだけとの事です。

私と殿の様な関係ではなく

この地に留まることの出来る契約なのでしょうか?

名付けの必要も無いそうです。』

慶次はそれを聞いて

「今更だが、それなら契約せずとも

良かったのでは無いか?

契約者がその場に居なくても

この地に留まるのなら契約も

必要無いのではないか?

なぜ故に契約が必要なのだ?」

《松風》がそれをスライムに伝える。

スライムは仲間と話し合っている様に見える。

スライムは《松風》に話し

《松風》が慶次に伝える。

『殿。やはり、スライム達も分からないそうです。

ただ、契約は大切という事だけは言っております。』

慶次はレオナに

「カインが連れて行ったスライム達を

一度、契約無しで使ってみたらどうだ。

それで、思った仕事がこなせないのなら

その時に契約をすれば良かろう。

契約は大切とスライム達は言うておるらしいが、

しなくても問題が無いのなら

双方にとってはいい事では無いか?

契約の移行の難しさもある。」

レオナは慶次の言葉に頷く。

「契約をした街としなかった街の

スライム達の働きを比べて、

それから考える事にしましょうか。

やはり、魔物の世界は

まだまだ分からない事が多いです。

《松風》が話をしてくれたおかげで

色々と検討出来ます。」

「まだまだ、《松風》と

他の魔物との話も進めなければなるまいな。

こちらの思い込みという事もあるだろう。」

レオナも頷く。

「そうですね。

やはり、マエダ様には明日から

凶暴化魔物の探索をお願いします。

凶暴化していない魔物の話も

探索によって色々な話が

聞けるかもしれませんから。」

「そうだな。討伐の前に魔物との話をする

という事が大事だな。

昨日の魔物達も話をすれば

何か分かったかも知れぬな。」

慶次は頷いて話す。

統括長達が

「では、スライム達の役割の話を

させていただいてもよろしいでしょうか?」

と聞く。慶次は《松風》に

『スライム達の役割はどうなっておる?』

《松風》はスライム達に話しをする。

スライム達は《松風》に色々と話している様だ。

『殿。とりあえずは

スライムの体の色で役割りが違うそうです。

例えば、

水色はアクヴュリスライムで、水の浄化です。

灰色はデトラルスライムでゴミの浄化。

茶色はフェルディスライムで土の浄化。

白色はヴィタリサライムで

体力の回復薬の精製ですね。

魔法の回復薬の精製は黄色でマナリスライム。

黒色はヴェノリスライムで毒薬と毒消し草精製。

スライムのグループはこれで全てですね。』

《松風》は慶次にスライム達の話しをする。

慶次はレオナ達に《松風》に聞いた話しをする。

レオナ達はお互いに顔を見合わせて話し合う。

レオナが慶次に

「水浄化とゴミの処理はここの街には必要ですね。

勿論、薬の精製は薬局で必要になりますね。

土の浄化はオータネルには必要ですが、

プランタンシアにもソルメラにもそこまで

必要無いですよね。どうしましょうか?」

「そうだな。樹々の浄化といっても

それ程、数が必要では無いないか。」

慶次はレオナに尋ねる。

「そうですね。

今のグループで土壌浄化のスライムだけを

オータネルに移すのは無理な事でしょうか?」

レオナの言葉を慶次は

《松風》に伝えスライム達に話しをする。

スライム達はお互いに話し合ってる。

そして、《松風》に話しをする。

『殿。場所が近いのであれば

大丈夫だそうですが、どのぐらいの距離ですか?』

『そうだな。確か、馬車で3日と聞いたな。

その距離だと無理か?』 

『聞いてみますね。』

《松風》はスライム達にその事を伝える。

スライム達はお互いに確認し合っている。

スライムは《松風》に伝える。

『殿。その程度の距離ならば、

移動出来るので大丈夫みたいです。』

慶次はレオナにその事を伝える。レオナは頷き

「それでは、土の浄化出来るスライムは

オータネル街に行ってもらう事にしましょか。

勿論、それぞれの街にも必要であるとは思うが、

統括長は契約しているスライム達と話せますか?」

セラフィーとラグナは契約したスライムと

話しをしてみた。スライムは驚いて2人を見る。

スライムは飛び跳ねながら2人の周りを回る。

「レオナ、話せるみたいだよ。」

セラフィーは驚いて話す。ラグナも頷く。

「では、スライム達に

それぞれの役割りを話してもらえますか?」

セラフィーは慶次に聞いた話と確認していく。

「レオナ、スライムの話は

マエダ様に聞いた話と一緒だよ。

私もラグナも話せる。」

それを聞いたレオナは

「マエダ様、という事は

契約した方が使いやすいという事ですね。」

と話す。

「そうだな。《松風》がそれぞれの街に

出向く事は殆ど出来まいて。

という事は向こうの街も契約した方が良いな。」

と頷く。レオナが

「これでスライムとの契約は

必須という事で決まりですね。

ただ、あちらの街は検証をしたいので、

契約を待ってもらいます。」

慶次は驚く。

「話せる方が便利ではないのか?」

「そうですが、契約の移行の問題が残っております。

契約しておらずとも働いてくれるのなら

確かにその方が便利です。」

慶次は納得して頷く。

「確かにな。まぁ、契約はいつでも出来るからな。

確かに移行の方が大変だな。」

「これで、帝国の浄化問題は解決したな。」

ラグナは満足そうに話す。

「そうですね。スライムに

色々な薬草残って精製の役割りが

あったとは知らなかったですね。

これも召喚者様が来られたからという事ですね。」

セラフィーは驚きを隠せない表情をする。

「そうですね。

とりあえずはスライム達の討伐などの依頼は

停止します。

そして新たに初心者の冒険者の依頼を

考えて出さないといけません。」

レオナが困った顔で話す。慶次は

「初心者には薬草採取を主にするのは駄目なのか?

ここの薬事情は分からぬが、

俺の國に自生している薬草が

この國でも生えている様だったが。」

「そうなのですか?

それはちょっと調べてみないと分かりませんね。」

「明日にでも外に出た時に採取して来よう。

この國では何に効くかは分からんしな。」

「そうですね。その薬草を

エヴァンジェラに見てもらって決める事にします。

彼女の薬草の知識量は帝国一ですから。」

とレオナが言った。

全ての話しが終わり慶次はギルドを後にした。


いつも読んでいただきありがとうございます。


スライム達の役割を色別に決めました。

元々、違う色で考えていたのですが、

色々とありまして

大幅に変更しました。

実は、それが心残りです。

役割自体はそこまで変わっていませんが、

急に変更する事にしたので

色が気に入りません。

それらしいかと自分を納得させました。

契約自体も慶次と《松風》との契約と大幅に

変えてみました。


では、次回はフェリアノーヴで買い物です。


次回をお楽しみにしてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。