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冒険者 傾奇者  作者: 豊葵 月


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第48話

第48話です。


《松風》の馬具がようやく届きました。

どんな馬具か楽しみです。


では、楽しんで読んでください。

その時、部屋のドアノックされた。

「どうぞ。」

カインが答える。静かにドアが開いた。

「失礼します。

ロイが馬具を届けにきてくれましたが。」

女性が馬具を待って入ってきた。

「ミレイア、ありがとう。

マエダ様、この子は受け付けの

ミレイア カルディナです。」

「前田慶次だ。これから、よろしく頼む。」

「マエダ様ですね。

私はミレイア カルディナです。

ミレイアとお呼びください。

受け付けにおりますので、

これからお会いし、依頼など色々な

お話をする機会が多くなると思います。

これから、よろしくお願いします。

では、馬具はここに置いておきますね。」

ミレイアは馬具を置いて部屋を出て行った。

慶次は《松風》を呼んだ。

「《松風》、お前の馬具だ。ようやく届いたな。

さぁ、付けてやろう。」

《松風》は嬉しそうに慶次のそばに寄る。

慶次は届いた馬具を《松風》に付けてやった。

慶次はそれを眩しそうに見た。

胸がいは慶次の頼んだ物と違っていたが、

なめした皮で胸元を完全に防御している。

皮には綺麗な蜻蛉の柄が入った布が

貼り付けられていた。

慶次は目を見張る。

あぶみも胸元の柄と一緒だった。

鞍はシックな黒で《松風》の黒毛に合っていた。

手綱やしりがい、面がいは真紅でできており、

面子めんこには

これまた蜻蛉と辻が花が描かれている。

それらが、《松風》の風格をさらに押し上げていた。

「これは驚いたな。見惚れてしまうな。

面は見えづらくないか?」

『殿。似合っていますか?面も大丈夫です。』

《松風》が嬉しそうに話す。

慶次は《松風》の首をポンポンと叩いて

「見違えたな。

戦さ場では誰もがお前から目が離せんな。」

満足そうに言った。

カインもあまりの美しさに息を呑む。

「ロイがここまで綺麗な絵を描けるなんて、

知らなかったです。」

「そうなのか?

では、《松風》の馬具も届いた事だし、

ゼフィールエンポリウムに寄って

礼を言ってから城の外へ出てみるか。」

「そうですね。

その前にマスターの部屋に行って

魔法の鍛錬の報告をしましょう。」

「そうだな。では、行くか。」

慶次達はレオナに会うために部屋に寄った。

ドアをノックする。

「どうぞ。」

部屋から男性の声がする。

「あれ?マスターは居ないのかな?」

カインがドアを開けた。

「ガルド、レオナ様は?」

ガルドと呼ばれた男性は

「ヴァルキュリア様は少し所用が出来て

ギルドを出られました。えっと、そちらの方が?」

「そうだ。召喚者のマエダケイジ様だ。

マエダ様、この男がマスター補佐の

ガルド ロスベルクです。」

「前田慶次だ。これから、よろしく頼む。」

慶次が手を差し出す。ガルドが手を握り

「ガルド ロスベルクです。

これから、よろしくお願いします。

で、カイン。どうしたんだ?

魔法の鍛錬をしていると

ヴァルキュリア様から聞いていたが。」

「マエダ様の馬の馬具が届いたから

外へと行こうと思って

マスターへの報告をしに来たんだ。」

「そうなのか。では、今から外へ?」

「時間も時間だから、周辺を案内がてらだな。

本格的に依頼を受けるのは明後日からだな。

明日はマエダ様が

城からご自分の家への引っ越しだそうだ。」

「そうか。ヴァルキュリア様にはそう伝えておく。

では、カインが一緒だな?」

「そうだ。魔物が出れば

討伐すれば良いだろ?」

「そうだな。周辺には

そこまで強い魔物も出ないだろ。

気を付けて行ってきてくれ。

マエダ様、今日は散歩をするぐらいの

感じで行ってきてください。

魔物に遭遇すればカインがおりますので

余程な事が無い限り大丈夫です。」

「そうだな。《松風》の散歩に行ってくる。

俺もこの國の外の世界が楽しみだ。

魔物に出会えれば戦ってくる。」

慶次達はギルドを後にし

ゼフィールエンポリウムへ向かった。


いつも読んでいただきありがとうございます。


戦国時代の馬具と

昔のヨーロッパの馬具を見ると

日本の馬具はかなりの軽装ですよね。

そして何よりも派手ですよね。


鎧もそうですが、やはり日本は目立つのが

戦国時代の通常なのですね。

武将も馬も目立つために

色々な細工を施した物が多いなと思いました。


《松風》ですが、アンヴァルという神馬?魔物?

にしたのですが、毛色は白毛らしいです。

しかし、《松風》は黒毛だろうと思って

あえての黒毛にしました。


黒い馬体に真紅の手綱は

綺麗ですよね。


次回は外へ遊びに行きます。


魔物の形態はまだまだ思案中ですが、

とりあえず、定番物で勝負しようかと。


では、次回も楽しみにしてください。


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