第45話
第45話です。
いよいよ冒険者として活動する
段取りが出来ました。
どんな冒険者には慶次はなるのでしょうか。
では楽しんでください。
ギルドに着くと慶次は《松風》に
「《松風》ここで待ってろ。」
と話す。
《松風》は悲しそうな顔をして俯いて
『殿。先ほどのような事はもう無いでしょうか。』
と聞く。慶次は
『大丈夫だ。』
と首をポンポンと叩いた。
それを見ていたカインは
「え?マエダ様。
《松風》をマスターに会わせないと
駄目ですから、中に連れて行きましょう。」
と話す。
「大丈夫なのか?」
カインは頷いた。
慶次は《松風》に
「中に入っても大丈夫な様だ。
では、一緒に行くか。」
と声をかけ、
《松風》は嬉しそうに慶次の
後ろについてギルドの中に入って行った。
ギルドの中は冒険者はまばらになっていた。
「この時間は既に街の外に出る時間ですね。
依頼も殆ど残っていません。
残っているのは上位ランク冒険者の
依頼ぐらいでしょうね。」
慶次が掲示板に目をやる。
掲示板には数枚の紙が貼ってあるだけだった。
「上位ランクの依頼はかなり危険だと?」
「そうですね。
遠くに遠征に行くというのもありますし、
ネヴァリスからの依頼もあります。
海からくる魔物の凶暴化が実は一番大きいのです。」
「ほぅ、海とな?」
「そうです。海は未開発の地と同じくらい
分かっていない事が多いですから。
海の向こう側に何があるのかも
未だ解明できていませんし。」
「なるほどな。
俺の國の海の向こうは他の国があった。
色々な国の者がお館様に会いに来ておったな。」
「そうなのですね。他の国…。
この世界に帝国以外の国があるので、
確かにまた別の国があっても
おかしくはありませんよね。」
「そうだな。
まぁ、そういう事を追々探索するのも
魔物凶暴化の理由を探す一つの手だろうな。」
「そうですね。
一つ一つ丁寧に物事を進めるのが
大切だと思います。」
「そうだな。
今日は魔法の鍛錬と時間があれば
この城の周辺を歩きたいな。
では、ギルドマスターの所へ行くか。」
カインは頷いた。
2階へ上がりドアをノックする。
「どうぞ。」
中から声がする。
慶次とカイン、《松風》が部屋に入った。
「マエダ様、おはようございます。
この馬が…。素晴らしい体格ですね。
かの有名なアンヴァルですね。」
「そうだ。《松風》だ。こいつも登録が必要か?」
「そうですね。
契約獣として登録しておきましょう。
あ、それからマエダ様の
冒険者チームの名前を考えてください。
これから人が加入するかもしれませんし。」
「名前か。そうだな。
《傾奇者》にする。」
「分かりました。
では、その名前で登録しておきます。
それから、《松風》も登録。
新たに登録する者が現れたら
《傾奇者》へ登録と
受け付けで言ってもらえたら登録出来ます。」
「なるほど、分かった。
では、今から魔法の鍛錬か?」
「そうですね。カインは準備が出来ているか?
お前の魔法をマエダ様に
教えて差し上げてくれるか?
魔法使いの魔法とは少し違うはずだからな。」
「分かりました。
では、マエダ様。こちらでやって行きましょう。」
いつも読んでいただきありがとうございます。
冒険者チーム《傾奇者》が
ようやく出来ました。
これから慶次と《松風》と《空蝉》
で頑張って活動してもらいます。
次回は魔法の鍛錬です。
どんな風に表現しようかなと考えています。
実は、朝の鍛錬をすっ飛ばして物語りを
書いている事に気が付き慌てて追加しています。
すみません。
物語りの流れ的には
そこまでややこしい話にはなりませんが、
プラスしましたので
読んでいただけると幸いです。
凄く変な場所への投稿で
皆さんには申し訳ありませんが
よろしくお願いしますしか言えません。
では、次回をお楽しみしてください。




