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冒険者 傾奇者  作者: 豊葵 月


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第35話

第35話です。


冒険者登録も無事に終わりました。

冒険者達にも暖かく迎えられると思います。


では、楽しんでください。

下に降りると、冒険者達は

慶次達を避けて遠巻きに見ている。

そこへ先程の男が近寄ってきた.

「ヴェルダー様。先程は助かりました。

こちらの方が召喚者のマエダ様ですか?」

「おぉ、ゼノンか。そうだ。

召喚者のマエダケイジ様だ。」

「マエダ様、先程は大変失礼いたしました。

私は冒険者のゼノン アークライトと言います。

これからよろしくお願いします。」

と手を差し出した。

「前田慶次だ。こちらこそよろしく頼む。」

と握手を交わす。

それを遠まきに見ていた冒険者達は

そろそろと慶次の周りに集まりだした。

「この方が召喚者の。」

「めっぽう、強かったよな。」

「あいつらも頭を冷やす良い機会だよ。」

「昨日もやり合ったんだろ?俺も見たかったよ。」

「俺は見てたよ。あれは今日よりも凄かった。

俺、鳥肌が立ったぞ。」

冒険者は口々に色々な事を話し始めた。

気が付けばあっという間に

人だかりができていた。

口々に慶次に質問する。

「お前は何処から来たんだ?」

「お前、これから冒険者として働くのか?」

「俺が教えてやっても良いぞ。」

周りから笑い声が湧く。

「いや、お前では無理だ。この人、強すぎるよ。」

「見ていて気持ち良かったよな。」


ヴェルダーは冒険者を制し

「お前達、相変わらず口の利き方がなってない。

召喚者様に対して…。」

と言いかけた時、慶次はヴェルダーに

「ヴェルダー殿、俺は構わん。

気にするな。

俺は前田慶次と申す。

まだまだ若輩者ゆえ、よろしく頼む。」

と話す。

冒険者達は口々に自分の名前を言おうとしたが、

それはゼノンに止められた。

「マエダ様は今日はお忙しいのだ。

明日から一緒なのだから、

そんなに慌てなくても大丈夫だ。

一同解散。」

ゼノンの言葉に冒険者達は従うしかなかった。

名残惜しそうに冒険者達は

その場を離れた。

ゼノンは慶次の方に向き直り

「騒がしくして、申し訳ありません。」

と頭を下げた。

「いや、俺は一向に構わん。

ここは色々な人がおるから、楽しいぞ。

明日が楽しみだな。

ゼノン殿には明日から

俺の師匠として俺を鍛えてくれるのだろ?

それを楽しみにしているよ。」

ゼノンは困惑の表情を浮かべて

「えっと、はい。」

と返事をした。

ヴェルダーは思わず笑って

「いや、マエダ様。

ゼノンはまだギルドマスターから

何も聞いておりませんよ。」

と言った。

慶次は涼しい顔で

「そうかもしれんが、

せっかくゼノン殿に会っておるのだから。 

まぁ、詳しい事はレオナ殿に聞いてくれ。

明日から俺の師匠になられるお方だからな。

明日の鍛錬が楽しみだ。どんな鍛錬が出来るか。」

慶次は笑って言った。ゼノンは笑いなが、

「よく分かっておりませんが、

師匠とは荷が重いですね。

でも、明日からよろしくお願いします。

精一杯、やらせていただきます。」

と挨拶を交わした。

「では、マエダ様。商人ギルドへ行きましょう。

ゼノン、明日からマエダ様は

お1人でこちらに来られる。

よろしく頼むな。」

「分かりました。

では、明日からよろしくお願いします。」

慶次達はゼノンと別れ商人ギルドへ向かった。


いつも読んでいただきありがとうございます。


冒険者登録も無事に終わりました。

次は商人ギルドへ登録に行きます。


どんな結果になるでしょう。

次回も楽しみにしてください。

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