第100話
第100話です。
この世界に来て数日で
慶次はこの国の根本を立て直す様になりました。
街の治安を良くする様に提案したり
魔物の戦い方を考えたり
この国に慶次何存在価値を見出したと思います。
では、楽しんでください。
家に帰るとオズワルドが待っていた。
「お帰りなさいませ。」
「オズワルド、
待っておらずとも良いと言うたではないか。」
「分かってはおりましたが、
今日はマルテォナの事を
お伝えしようと思いまして。」
「あぁ、そうであった。
今日、子供達と話をしていたのだな。
どうであった?」
「はい。
子供達もここでマルテォナの住むと
言ってくれました。」
その言葉に慶次は嬉しそうに笑った。
「それは良かった。これで安心できるな。」
「はい。そうですね。」
「オズワルド、では手配の方はよろしく頼む。
子供達の学校の事もあろう?」
「それは大丈夫でございます。
今日、子供達の話を聞いてグレゴール様に
早急に手続きをしていただく様に
お願いして来ました。
明後日からはこちらの学校に通えます。
明日にはマルテォナ家族の引っ越しを
考えております。」
「そうか。不自由のない様に頼む。」
「あぁ、それから。
カティア達がアウレリア様に贈ったドレスを
アウレリア様が大層気に入られ、
色違いを注文されたとか。」
「それはカティア達も喜んでおるな。」
「そうですね。
貴族の姫様達の間でもすぐに流行りますよ。
皇后様も気に入られたご様子で
注文しようと考えておいでだった様です。」
「それはセレーネも喜んでおるだろう。
店を出すには良い事だな。」
「そうですね。
既に工事が始まっている様です。
内装だけなので数日で
ヴァルディオルの2号店が出来上がりますよ。」
「それはこれから楽しみだな。
では、今日は遅い。オズワルドも休んでくれ。」
「はい。お休みなさいませ。」
慶次は嬉しい報告に
1人で笑いながら入浴をしてベッドに入った。
翌朝、いつも通りに城へ向かい
鍛錬を行ってから慶次はグレゴールの元を訪ねた。
ドアをノックする。
「どうぞ。」
中からグレゴールの声がする。
慶次はドアを開け
「グレゴール殿。
朝、早くからすまんな。少し話があってな。
それから、マルテォナの件も
無理を言うてすまんな。」
「マエダ様、おはようございます。
いえいえ、あの程度は無理とは言いませんよ。
今日はどうされました。」
慶次は街の志願兵の話をグレゴールにする。
グレゴールは
「確かにそうですね。
うちの第1兵団もマエダ様と鍛錬をする事で
かなり兵力が上がったと聞いております。
陛下とドレイク様にお伝えしておきます。
そうだ。マエダ様も一度、
ドレイク殿とお話をしていただけますか?
席を設けてオズワルドに伝えておきます。」
「そうか?俺で良ければ何でも聞いてくれ。」
「ありがとうございます。
助かります。今のエグザリアには
マエダ様は無くてはならない存在です。
こちらへ来ていただいて
数日でソルメラの街をはじめ
色々な事が大きく変わりました。
この良い変化をこの世界に広げてほしいです。」
「良い変化があったと言われると嬉しいモノだな。
俺が出来る事、出来ない事があるとは思うが、
出来る事は必ずやる。
俺が生きているこの世界は
やはりみんなが楽しく生きて欲しい。
それは俺の國で俺自身が感じていた事だ。
俺の國でも変わり始めていた。
そして、ここはそれが実現できると思うておる。」
「そうですね。
どの国も安心して
生活できる様になって欲しいです。」
話を終えて慶次はグレゴールの部屋を後にした。
家に戻りいつもの様に朝食をみんなで食べる。
「カティア、今日は
マルテォナの引っ越しをみんなでやってくれ。
ローディンも悪いが手伝ってくれ。
人が足らないのなら雇ってくれれば良い。」
カティアが
「分かりました。
明日から楽しくなりますね。
あ、それからケイジ様。」
「ん?姫へのプレゼントは喜んでもらえた様だな。」
「はい。数着は注文されると
仰ってくださった様です。」
ミレーナも嬉しそうに頷く。
「私達があのドレスを着る事は無いでしょうけど、
貴族の方に流行ると嬉しいです。」
カティアも嬉しそうに頷く。ローディンが
「俺も沢山、手伝います。
あの子達が家に来ると
家の中が明るくなって嬉しいです。」
顔を赤らめながら話す。オズワルドも頷いた。
その様子を満足そうに見ながら慶次は
「俺もこれで安心して家を空けられる。
ギルドからの依頼は
泊まりになる事も多くなると思う。
しばらくは《風魔》の事があるから、
毎日は帰ってくるがな。」
オズワルド達は頷いた。
「安心してお出かけください。
ここは安心できる街ですから。」
オズワルドが話す。慶次は頷いて
「では、出かけてくる。
ローディン、《松風》の準備を頼む。」
「分かりました。」
慶次はリビングを出て
身支度をする為に部屋に戻った。
身支度を整え《松風》達を迎えに行く。
いつも読んでいただきありがとうございます。
気が付けば100話です。
皆さんに読んでいただけていると思うと
私も頑張って書こうと思えます。
これからもよろしくお願いします。
慶次が兵士の鍛錬を提案しました。
兵法も色々と提案する様になると思います。
私も兵法を覚えなければ。
次回はエルネーゼの依頼を受けて活動します。
では、次回をお楽しみにしてください。




