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第34話千代vsルシア?

第34話 千代vsルシア?

「ったく、私たちが来る前から倒れているから何事かと思ったけど、雄一君ってそういう趣味だったんだ」

「勘違いされるような言い方やめてくれよ」

「でも事実でしょ?」

「うぅっ…」

ローナの格好に思わず鼻血を吹き出してしまった俺は、後からやってきたルシアと千代に説教される羽目になってしまった。

「パパってやっぱりそういう人だったんですね。私少しショックです」

「だから違うってば」

「パパは変態」

「も、元はと言えばお前がそんな格好をするから…」

「へえ、そうやって人のせいにするんだ」

「だって、す、スク水は不意打ちにも程があるだろ」

「私が持っていた水着の中で、ローナちゃんに合うのがそれ位しかなかったのよ」

よく見るとローナの胸元辺りには千代の名字が書いてあった。

「何で今それをお前が持っているんだよ!」

「え? 変ではないと思うけど」

「何に使うつもりで持ってたんだよお前…」

色々突っ込みたい所は色々あるが、これ以上聞くと逆効果にも思えてくるからやめておこう。

「そんな事よりも雄一君、私の水着を見ても何とも思わないんだ」

「え?」

「え? って何その反応」

「やっぱりパパはロリコ…」

「それ以上言うな! ただいきなり言われたからどう反応すればいいか困っただけだって」

「ふうん、じゃあちゃんと答えてね。私の水着似合ってるかな?」

見せびらかすように千代が水着を見せてくる。答えなんて考えなくても決まっている。

「勿論似合っているに…」

「私はどうですか? パパ」

答えを遮るかのようにルシアが千代の前に立つ。

「そりゃあお前だって似合ってるよルシア」

「じゃあ千代さんと比べたらどうですか?」

「え? 千代と?」

ルシアからそんな言葉が出てくるなんて思ってもいなかったので、俺は戸惑ってしまう。

「うーん、どっちかって言われてもな…」

「「さあどっち(ですか)?」」

二人に迫られ俺は更に戸惑ってしまう。な、何なんだこの状況は。これは世に言う修羅場というやつなのか?

「俺はどっちも似合ってると思うけどな」

「はぁ…、パパはダメダメですね」

「うん。ダメダメだね」

「な、何だよ二人とも」

俺は思ったことをそのまま言っただけだしな…。

「むう…」

「何だローナ、お前のそのスク水も勿論似合っているぞ」

「え、あ、うん…。あ、ありがとう」

「やっぱり雄一君は…」

「もうその下りはいいって!」

というかこのやり取り前にも一度あったような気がする。

「とりあえずこんな早くから来たんだから、泳ごうぜ三人とも」

「あ、話題逸らした」

「逸らしましたね」

「ほ、ほら準備運動始めるぞ」

こんな空気いつまでも我慢できるわけなく、俺はちゃっちゃと準備運動して海で泳ぎ始めるのであった。

続く

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