表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十和の時  作者: 樹月
PR
7/10

文化祭初日

「ガバッ」

「ぅゎぁぁあ!!」

はやく寝たにもかかわらず、寝坊をした十和。

いつも家を出る時間に起きた。

ギリギリ間に合うか?

今日は毎日の楽しみはナシ。

朝礼があるから体育館へ行かなくてはいけない。

「髪の毛結んでる暇ない!!」

十和は腰までのエクステをつけていた。

その長い髪の毛で、毎日結び方をかえて遊んでいた。

けど今日はそんな暇もない。


急いで電車に乗り、中学と高校の間にある体育館へ向かう。

この体育館は合同体育館であり、中学生も高校生も使う体育館だ。

体育館の入り口に座り込む。ドアは閉められていた。


静かにドアを開け、中をのぞいて見る。

壇上で、校長先生が挨拶をしていた。

その下すぐそばに生徒会が並んで立っていた。

もちろんイツキもいた。今日は少し寝癖がついている。

かわいいなぁ、と見ていたが、やっぱり遅刻してからの体育館は入れなかった。


十和は座り込んだまま、中の話を聞いていた。

これ以上のぞいているのは危険だと、ドアは閉めた。

まだ終わらないのか、ともう一度覗き込んだ。

「キャー!!あきまさー!!」

というのがざわめく中から聞こえた。

あきまさとは校長先生だ。

結構歳のいった校長先生にキャーキャー言うわけは、

ただ、校長先生の行動を見ているとおもしろい、というだけだ。

十和はくだらなさそうに、またドアを閉めた。


教室に戻りはじめた。

このまま入り口に座りこんでいても、

中に入れるわけでもない。


しばらくして、みんなが教室へ戻ってきた。

はじめからその輪の中にいたかのように紛れ込む。

依織と理恵は気づく。

「おはよー」

声とともに、先生が入ってくる。

「今日はチャイムがなったらはじめるそうだ。S校祭存分に楽しむように。」

たまにはいいこと言うな。と思いつつ、遅刻したことに気づかれてないことに

ホッとした。

「ぢゃぁ、女の子着替えるんで男子外出てくださーい!」

試着したときには男子はいなく、今日初お披露目。

みんな髪型も2つにわけ、うさちゃん結びになっている。

朝はやくから巻いてきた子もいる。

十和はというと、寝起きのぼさぼさのまま。

理恵に髪の毛を整えられ、うさちゃんになる。

みんなも楽しそうに着替えだす。

男子は外でお着替え。

少しの人数でメイドさんのお手伝いをする男性陣を入れたのだ。


「キーンコーンカーンコーン」

さぁ、開店の合図だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ