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中17

お待たせしました!






「・・・・・・・・・・外交官達と話していたのこんなかんじの内容ですわ。」


「・・・それ、ティアの仕事じゃないよね?」


「はい。本来であれば副大臣であるガザハル様が担当する仕事のはずですのに私の所に話がきましたの。」


ティア宛てに届いた仕事の手紙の内容は、ティア達の国の隣の隣に位置する国からの依頼であった。


その国とは現国王の母の姉が嫁いだ時から長年友好関係にあるうえ、我が国の輸出物の2割を輸出している。


本来であれば外交大臣が担当しなければならない相手だが、現在、外交大臣は別件で違う国に訪問しているため、外交副大臣であるガザハルが担当することになったのである。


依頼の内容は輸入の品を増やしたい、欲しい品の保管方法や使用方法を詳しく知りたい、金額につて交渉したい等単純そうな内容ばかりに見えるが、まず、使用方法を教えるには輸出する品が扱える環境が整っているかを確認し、自国から専門の者達を同行させる必要がある。


さらに金額交渉については、利益を多すぎず、少なくなりすぎないよう考えながら交渉する必要がある等、やらないといけないことがたくさんあるのである。


ティアはこの手紙の内容を確認した際、はじめに完了までの最低期間を計算し、8ヶ月はかかるという予想結果となった。


わざわざ副大臣の担当案件が私のところに来るということは、余程のことがあるのかもしれないですが・・・それでも8ヶ月もレオ様と離れるなんて耐えられません!


そうでなくても2ヶ月そばを離れていただけで、変な虫がレオ様についてしまっていたのに、8ヶ月もそばを離れたりしたら・・・・・


想像するだけで嫌になりますわ・・・・


何としても今回の外交だけは阻止しないといけませんわ!!っと再決心していると、


「・・・そういえば、今ガザハル家は子息の件でごたごたしてるんだったな・・・・」


「ええ・・・・」


レオ様の言葉に私は遠い目をしながら返事をしました。


・・・・・現在のガザハル家の状況を考えると、ガザハル家の当主である副大臣は今、家を離れることができない状態にあることはわかっていますが・・・・


そもそも、副大臣が子息をあんなになるまで自由にさせすぎたのが原因ですわ!!


問題となっている子息とはガザハル家の3男のことだが、彼がやらかしたことは不倫、借金、事業の失敗等など・・その数は数知れず。


何故こんなにも大変なことになるまでほったらかしにしていたのかというと、答えは簡単、家の者は誰一人、気付かなかったのである。


3男は家ではとても出来のいい子というイメージで通っていたので、まさかそんな息子が問題を起こすとは思っていいなかったため、彼のしたいようにさせていたそうな・・・


自由にさせていた結果、多くの家から苦情、慰謝料請求、事業失費による失業者への対応等、当主として対応しなくてはならないことが山済みなのであった。


「う~ん、どうするかな・・・。一番は外交大臣に対応してもらうのがいいんだが。」


「レオ様、それはむずかし・・・それです!」






ティアは何を思いついたのでしょうか?


ご意見、ご感想、お待ちしております。

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