武闘大会
第9話武闘大会が始まります
クロエさんは無事に優勝できるのか!
武闘大会は城下町の闘技場を貸し切って行う。
せっかくのイベントだ、町の住人たちにも楽しんでもらおうと観客席を開放すると事前に告知していた。
名目は第三王子の護衛兼メイド
参加者も観客も集まるかどうか見切り発車ではあったがエフィリア、その他メイドたちのおかげで宣伝が十分にされており、特等席を押さえようと徹夜で入場待ちをするものまで現れた。
観客席は満席になり立ち見、闘技場に入る事さえできない者まで現れた。
観客の方は大盛況だが盛り上げてくれる方がいなければどうしようもない
参加者の方はというとアリーナをうめつくす程の参加者が集まった。
城で働けるようになる、賞金が出てしばらく働かなくてもいいくらいの金が入る
この地域だけではなく町の人の故郷、その近隣へうわさが広がった。
遠方からの参加も可能なように準備期間を十分にとり参加資格は年齢制限なども設けずただ強いという事、そしてメイドに従事できる事。
それぞれ得意な武器、魔法の使用可能。
相手を殺してはいけない事だけが条件。
クロエの姿を探してみる
エルフやドワーフ、獣人などあらゆる種族が参加しているようだ。
仮装している者たちもちらほら見かける。
お祭り気分で参加だけしにきたのかそれとも相手を油断させるためなのか。
「おーっ!あの娘かわいいなーぜひうちのメイドに.....あっちの娘もなかなか....」
「ちょっとレイ何のために今日の準備をしたと思って」
エフィリアに怒られた。
「わかってるって」
ちょっと動揺した
「でもクロエいないなーあんなばかでかい斧担いでたらすぐ見つかるはずだもんな」
「やっぱ来なかったか」
落胆しかかった時出入り口から体の大きさととても合っていない巨大で異質な斧を担いだ少女が入ってきた。
「なんだあの斧、仮装か?」
「あんな斧使えんのか?」
クロエを知らない他所からきた客は言った。
地元の者たちは見慣れたもので
「クロエちゃん出るのか、頑張れー!」
「あの斧が本物なのは知ってるけど使うの初めて。興味深々だわ」
また、
「あのクロエか!?」
などと反応は様々だ。
武闘大会の開催が宣言され、仮装組は早々に退散して行った。
クロエの一回戦
対戦相手はビビ・リーナ選手
相手が斧に驚きすくみ上がっていた
「はぁあぁあああ!」
ドコォーン!!
一撃だった。
その後もクロエは順当に勝ち上がり
準決勝
対戦相手ヨワ・イーナ選手
「はじめ!!」
「おっとヨワ・イーナ選手前回の戦闘のデバフが回復しておりません!」
「眠りこけっております!あーっとクロエ選手の無慈悲な一撃ぃー!!!ヨワ・イーナ選手は3位決定戦があります!頑張って下さい!...勝者、クロエ選手ー!」
「やっぱ、つまんなかったかなー」
クロエは呟いた。
もう一つの準決勝戦はエルフィvsエルミナでエルミナが棄権をしたそうだ。
決勝戦ではエルフィっていうのとやるって事か。
「それでは3位決定戦を行なったのち決勝戦を行いたいと思います!」
「ヨワ・イーナ選手vsエルミナ選手...はじめ!」
「もうデバフか回復したわ!さっきみたいには行かないから!!」
バーン!!
エルミナが煙のあがっているミドルレンジ用のものであろう銃を下ろした
ヨワ・イーナが倒れている
「あっご心配なく、銃弾は麻酔弾ですから。」
エルミナがそう言うと
「第3位はエルミナ選手に決定ー!!」
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次回は武闘大会決勝戦からです。
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