最強門番クロエ
最強門番のクロエ嬢の登場です。
エフィリアに配下となる者の捜索を頼んであるが、自ら捜索する事も必要であろう。
以前から気にはなっていた。
いつもいる城の門番の娘。
クロエ。
めちゃくちゃバカでっかい斧をいつも担いで立っている。
あれは間違いないでしょ!
しかし、何もなければずっと立っているだけで、くっそつまらんそうだ。
ぜひ我が配下になってほしいものだ。
その夜、
エフィリアと酒場で夕食をとっていた。
音楽が流れて女性が歌いとても雰囲気の良い店だ。
パンから豆類、肉料理、魚料理、ワインやエールとメニューも豊富だ。
レイはパンと肉料理、そしてエールを注文していた。
(うまい!城での料理は当然うまいがたまにはこのような食事もいいもんだ。)
「ねぇエフィリア、城の門番知ってる?めちゃくちゃバカでっかい斧を持ってる...間違いなく強いよね。あの娘をメイドにしようと思ってる。」
「お城の前でいつも巨大な斧を構えてるのだもの知らない人はいないでしょう。おそらくあの娘は昔...」
エフィリアは何か知っていたようだがレイは話を続けた。
「俺の護衛のできるメイドを募集する名目で武闘大会を開こうと思う。クロエなら参加するんじゃない?」
「クロエが参加するかはわからないけど大会の手配はしておくわ。他にもいい人材がいるかも知れないし。」
武闘大会の手配をエフィリアに任せ酒場を後にした。
次の日、
「こんにちは。」
まずはクロエに声をかけてみる。
「これはご機嫌麗しゅうレイ様。」
俺の事を知っているようだ、当たり前か。
知らないなんて言ったらすぐにでも上司に詰め寄りいちゃもんつけて有無を言わさず配下に引き入れてやったものを..ははは。
「クロエであってるよね?雨だろうが風が強い日だろうが毎日ここにいるよね。退屈じゃない?きみならこんなところにいなくてもいいところあるんじゃない?」
「職業を変えるのは自由ですが、わたしにはこれくらいの事しかできませんので。」
クロエは少々否定的な返答をした。
「そのめちゃくちゃでっかい斧。クロエ間違いなく強いよね?それってもしかして軽いの?ちょっと持たせてよ。」
レイが巨大な斧に触れようとした。
「いけません!レイ様この斧は普通の人には持つ事はできません。ましてやレイ様は....
あっっ!、申し訳ございません!なんでもありません!どうかお許しを...」
無属性の事はやはりどこからかは漏れるものなんだな、むしろ好都合だが。
「それならあきらめるよ、無属性の事は俺は気にしてないからいいよ!そんな事よりも近々、俺を守ってくれるメイドを募集するんだ。参加したからって絶対にならないといけないって訳でもないし、自分の力がどんなものか試すのにも一度出てみない?」
「...考えておきます。」
クロエからはやはりあまり乗り気ではない答えが返ってきた。
悪い話ではないと思うんだがなんでこんなに反応悪いんだと思うレイであった。
クロエ嬢、すんなり武闘大会に出場してもいいものですが、どうやら雲行きが怪しいですね。
クロエ
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