ユノベル
第28話更新です。
黒十華数名とアビス・ローゼスが調査のためユノベルへ移動中
「普通なら馬車を使えば約一月ってところね」
「だけど、私たちなら5日あれば着けるわ。」
闇夜の森を疾走していくアビス・ローゼスたち
夜明けにはユノベルに到着する見込みである。
「開発費用はあらかじめ主様に許可をもらって城の財政大臣に提出してあるからどんどん使っても大丈夫。」
ーーー
「主様、ユノベルの屋敷の状況なのですが、屋敷自体は清掃などしてきれいにすれば問題ありません。
「ただ町から屋敷までの敷地にあたる部分の道やその付近がしばらく放置されていて整地が必要です。」
「そこでなんですが、この付近には商店が並んでおり町の中心になっています。整地した場所を任せていただければ開発も同時に行いますが。」
ルピナがそう言った。
「そういったのは任せるよ。」
「そうなると資金が問題になってくるんですが、王子の名前使って財政大臣に申請しておいてよろしいですか?」
(整地はしておいて欲しいし店っていっても露店ならべるくらいだろうし)
「いいよ、いくらでも申請しなよ」
(....いくらでも!?)
ーーー
「さぁユノベルに到着ね。」
「先発隊からは聞いていたけどなかなか大きい町ね。」
「じゃー早速、屋敷の整備お願い。」
エフィリアが号令をかけた。
ルピナがあらかじめ辺りの調査をしていた者に事情を聞いている。
「エフィリア様、この辺りを整備して商店を並べる予定でしたが、もしかすると地形的にあれが出るかもしれません。」
「あれと言うと?」
「あれですよ!温泉ですー!!」
「なら再調査が必要ね。主力事業になるわ。時間もだけど、整備して簡易的な商店をするつもりだったけど予算は大丈夫?」
「時間の方は心配ないかと。予算は王子にいくら使ってもいいと許可をとってあります!」
「あら、頼もしいわね。」
(くしゅん)
「あー鼻がむずむずする。」
ーーー
「ルピナ様、やはりこちらから温泉が出ました!」
「それじゃー予算もあるし温泉旅館建てちゃおうか!」
ーーー
ルーヴェン城
謁見の間
俺は再び父親に呼び出された。
「レイよ、この金額はなんじゃ?」
渡された紙を見る
ガタガタガタガタガタ
震えが止まらない
なんだこの金額は!!
....目が泳ぐ
「こ、こ、こ、国境付近の冒険者を取り込むための」
「せ、せ、せ先行投資です。」
冷や汗が止まらなかった。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
引き続き更新頑張っていきたいと思います。




