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魔王の力

第20話更新です。

「さっきの2人逃がしちゃったけどいいの?」


ルナにきいてみた。


「私は死神だけど殺人鬼じゃないわ。」


「逃げたやつが仲間連れて仕返しに来るかもよ?」


「その時には相手してあげるわよ」


ズシーン、ズシーン


明らかに人間ではない者の足音が遠くから聞こえてくる。


「噂をすればやっぱり来ちゃったんじゃない?」

「今なら逃げれそうじゃない?」


「私、逃げるのは性に合わないのよね」

「どうせまた私を探しに来るんだろうしどうせよ」


「そう、なら相手を待ってあげようか」


ズシーン、ズシーン!


体格の大きい者が見えた。


ツノがあり、翼もある。


ルナと同じ魔族のようだ。


ズシーン、ズシーン


「ちょっとやばいかなー」

「30人くらい魔族が見える」

「魔族とはいえ女一人にどんだけ仲間引き連れて来てんだよ。」

「やっぱり逃げとけばよかったかなーはは」

「王子さんあんたは逃げな、その子連れて。」


ルナは俺に猫を連れて逃げろと言う


「なんで。」


「なんでっていくら私でもあの人数では無事ではいられない。下手したら...その子も守れない。」


「でも、逃げないんだ」


「私は逃げない、でもその子が傷つくのは見たくない。だからその子だけでも.....」


「だったら逃げる必要はないよ。」


「にゃー!」


逃げたゴロつきどもが仲間を引き連れて来た。


「さっきは頭をやってもらった仕返しに来たわ」

「相手が魔族とわかってればこっちも遠慮はせん。」

「うちらの仲間の魔族を連れて来たわー!」

「きっちりおとしまえつけてもらうよってのー!覚悟せぇーや!」


そして、一番体格の大きい


遠くから真っ先に見えた巨漢の魔族が言った。


「これは魔族の裏切り者ルナではないか!」

「さんざんワシらの商売の邪魔をしてくれたなー」

「復讐の機会をもらって感謝するわ!」


「まずは、お前が大事にしてるそいつからや!!」


「死んでしまえやー!」


「シャァーっ!!!」


人間一人くらい簡単に押し潰せそうな足、


猫なんか簡単に踏み潰されしまうだろう。


「やめて、その子たちだけは!」


「知るかボケがぁーーー!!」


人間がとても止めれるような重さではない蹴りが飛んでくる。


「....だめ」


ルナはあきらめかけた。


その瞬間


巨漢の魔族の体半分が消えてなくなっていた。


「俺の配下達だいじなものに手ぇ出すんじゃねーよ」


(何が起こったの?)


(何も感じなかった)


「さっきとても美しい攻撃を見せてもらったお礼に俺が片付けるよ。」


「えっでもまだあんなに」


「ああ、ほんの少ししか出せないけど」


「....全部」


「...壊しちゃうから」


そう言うとレイの背後から素早い速さで漆黒の闇が辺りを覆う。


暗い


暗黒の世界


風がやんだ


そして音が消えた


瞬間、空気が震えた


そしてとても重く


「...あぁっ...息がぁ....苦しい」


すぐさま暖かい光に包まれ息ができるようになった。


「...かはっ...はぁ...はぁ...このまま...死ぬかと...」


辺りを見た


周りの魔族は全て倒れ死んでいる。


ルナは震えている。


(何をしたの?)


(彼は何の動きもしてなかった)


(ただ無慈悲に押し潰されそうに...)


「あっあ、あの子は!!」


「にゃー」


「よかった」


気づくと辺りには黒い服を来た者たちの集団が隠蔽の処理をしている。


(この人はとても強い)


(これが本気じゃない?)


(それにさっきの光)


(何か懐かしさを感じる)


(私はここにいなければ行けない気がする)


「私もここにいてもいい?」


ルナがレイに問いかけた。


「あぁ元々そのつもりだよ。」


後処理をしていたエフィリアが近づいて来た


「強ければ大歓迎よ、魔族だろうが死神だろうがね」


ルナは少しだけ笑った。


満月の下。


死神は居場所を得た。

更新がんばります。

よろしくお願いします。

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