両想いは恥ずかしい
朝日が昇り場所は違えどもいつもの朝、隣には
綺麗な顔のアレイドが寝ている。
いつも見ているはずなのに今日は恥ずかし!!
両想いの朝!!まあ私の方はまだ伝えてないけど。
色々、話すことあるな~、年齢のこととか。。。
「おはよう」
ドキンと心臓が跳ね上がる。
「おはようございます」
アレイドは愛おしそうに見つめクスクスと笑いう。
「真っ赤だね、大丈夫何もしないよ少しは意識してくれてるのかな?」
恥ずかしくて布団をかぶっているとリサが部屋に入ってきた。
「まあ、いつまで寝ていらっしゃるんですか?おはようございます
アレイド様、お嬢様。さあアレイド様はお部屋に戻られて下さい」
「あれが部屋にいるのだろう?」
「大丈夫ですよ、わたくしめが追い出しておきました
なかなか面白かったですよ、お聞きになりますか?」
「一応聞いておこう」
「お部屋を見に行ったらベットでよく寝てらしたので
カーテンをあけたんです、そしたら飛び起きてこうおっしゃったんです
“まあアレイド様メイドに見られてしまったわ、どうしましょう”って
言って隣をみて誰もいないものだから固まっておられました。
アレイド様なら別のお部屋でお休みですよって伝えましたら、走って
行ってしまわれたので大丈夫ですよ」
「心配なら俺も一緒に部屋に行ってやるよ」
「リカルド、お前もきてたのか」
「お寝坊さん達を起こしに来たのさ、おや?サラちゃん
顔が赤いけど熱でも出たのかい」
「あらあらお嬢様ほんと赤いわ、お疲れが出たのかしら」
リサはそっとサラの頬を両手で挟みおでこをくっつけた。
アレイドはチラリと見て意味深な微笑みを浮かべ
部屋に戻っていった。
「お熱はないですね、夜に何かありましたか?」
リサにはアーレンへの片思いの話も聞いてもらってるし
「アーレンから色々したいくらい好きっていってもらいました。
大人になったらお嫁さんになってって」
言いながら頬が熱くなるのがわかる。
あれ?反応がないな~ってリサが白目むいてる~!
「リサ、リサ、大丈夫?」
「ああ、え~!!」
叫んだあと後ろを向いて何かぶつぶつ言ってる?
「あの変態、とうとうやらかしやがった」
お~いリサさん不敬ですよ~。
くるりと向き直しガシっとサラの両肩をリサが掴んだ。
恐ろしい形相で「アレイド様はそれ以外に何かしましたか?」
「何も・・」
リサの顔が怖くて泣きそうになりながら答えた。
「お嬢様がアレイド様が好きな事いいました?」
「まだ言ってない・・何か今言ったら駄目な気がして・・・」
「正解です!リサはホッとしました」
「でも、今日の明るいうちに告白しようと思うの、好きって
でも、もう一緒に寝れないね」
残念なような気もするが、両想いだと思った時のアーレンが
暴走したら不味いしね。
「そうですね、自分を大切にしないといけませんね」
「はい」
やっとリサが笑ってくれた。
「ではでは今日は特に可愛く仕上げましょうね」
「お願いします」
ノックとともにアレイドが扉を開け
「サラ、用意はできたかい?朝食に行くよ」
と入ってきた。
「まあアレイド様、返事も待たずにレディの部屋に入っては
いけません」
「返事が待ちきれなくてね、今日も綺麗だね
さあ行こうか」
「はい、ありがとう」
当然のごとくスッと抱き上げていく。
当主と令嬢は席に座っていた。
挨拶をかわし席に着き食事を始める。
「アレイド様は今日はどうされますの」
「温泉に行く」
「まあ、でしたらわたくしも一緒に温泉に行こうかしら」
あっアーレン露骨に嫌そうな顔してる。
「申し訳ないが今回はサラの療養を兼ねているので令嬢の
世話まで手が回らない遠慮してもらえると助かるんだが」
「大丈夫ですわ、ちゃんとわたくしのメイドも連れていきますから」
「好きにすればいい」
付いてくるんだ~なんかやだな。




