裸の付き合い!!なんちゃって
馬車に揺られてるうちに大分落ち着いてきた
サラはアレイドに話しかける。
「あの、もう大丈夫なのであっちのクッションに
行こうかな~って」
「ダメダメ、まだ顔色悪いよ。膝の上でギュって
しててあげるからね遠慮しないで」
「え~っと、うん、ありがとう」
ありがとうなのか??まあ嬉しいし、いっか~ふふ。
兄妹っていなかったしよくわかんないけど、こんな
感じなのかな?
リサの死んだような目が気になるけど。。。
考えているうちに馬車が止まり温泉地に着いたようだった。
「さあ降りようか」
そのまま抱っこで降ろされた。
なんだろう、いつも通りっぽいけど様子がちょっと変だな。
降りて周りを見渡すと思わず声が漏れた。
「うわー!!綺麗!すごいすごい!!」
舐めてました、露天風呂っては聞いていたけど、
その辺の地面に岩風呂がある、くらいを想像して
いたのに、なだらかな崖に点在する空中露天風呂!
一番上にすごく大きな温泉があってそこから温泉が
溢れ出て下の幾つもある小さめの岩風呂に溜まっていく
段々畑と桃源郷を足して2で割った感じかな?
でもどうやって上がるんだろう??
「さあサラ、ワンピースを脱いでおいで一緒に入ろう」
「へ、へい・・。」
あっ噛んじゃった。
リサが飛んできて何か言おうとした時アレイドが
荷物をぽんと投げてきてリサに
「温泉着が入ってるからサラに着せて」
と、お茶目に笑った。
う~ん、揶揄われてるなあ。
むか!すっぱだかではいってやろうか~!
「可愛いサラの裸を他の奴らに見せるわけないだろう」
男前発言に赤面してしまった、う~勘違いするやろ~
アレイドが用意してくれた温泉着はシルクのようにサラサラで
背中は大きく開いていて前から首に結ぶワンピースタイプだった。
髪を編み込んでアップしてもらいワンピースがヒラヒラ風に舞う。
「用意はできた?」
アレイドが着替えてやってきた。
アレイドの温泉着はガウンタイプで腰をひもで結び胸元がはだけて
なんとも色っぽい。
スイっとかがみサラの後れ毛を整えてやる。
おお!ア、アレイドさん!ち、乳首見えておりますぞ!
だれかぁニップレス持ってきてー!と叫びたいがぐっと
我慢する。あー鼻血でそう。
可愛い!可愛い!くっそ可愛い!ぎゅってしたい!
耐えろ俺!
急にアレイドが後ろを向き片膝をついて震えている。
気分でも悪くなったのか心配になり声をかけようと
するがリカルド副隊長に止められた。
「今はそっとしといてやってくれ」
そう言った副隊長も色っぽい。
なんですか!このクオリティの高さわ。
ひとり子供体型で悲しい。
だってリサもボンキュッボンなんだもの。
温泉に入るのは私、アレイド、副団長、リサの4人
あとは私達のお世話って何か申し訳ないなあ。
リサに言ったら特別手当貰ってますから大丈夫ですよって。
「ねえ、どうやって登るの?」
「それはね」
急に抱き上げ跳んだ!
ヒョエ〜〜〜!忍者ですかあ!
キャーってリサが副団長に抱えられて運ばれてる。
ピョンピョンとアレイドも副団長も軽やかに跳ぶ。
護衛さん達も跳ぶ、忍者部隊だったのか!
ほわ〜温泉最高!
「で、メイドさん達はどうやって登るの?」
「見ててごらん」
メイドさん達はスカートを膝の少し上を紐で縛り
日傘をさすと、風の加護を受けている護衛さん達が
風を起こしメイドさん達は浮かんで飛んだ!
スゲースゲー某物語を思い浮かぶ。
「キャーキャー私もやりたいアーレンあれやりたい」
興奮してバシャバシャしてると、首の後ろで結び目が
解けた。
慌てて抑えてアレイドを見るとリカルドの顔面を手のひら
で覆い押さえ込んで固まっていた。
「えっとお、見た?」
アレイドはブンブンと首を横に振るが固まったままだ。
リカルドは顔面を抑えられジタバタしている。
うーん、離してやれよ死ぬぞ…。
アレイドはクルリと後ろを向くとリカルドを湯に沈めた。
いやマジで死ぬぞ。
あれ?お湯が赤くなってる、何で?
リカルドは元気に湯から飛び出てカラカラ笑ってる。
「そっとしといてやってくれ」カカカっと笑う。
元気だな。。。ふふふ、何か楽しい。




