第十五章《林間学校⑸川遊び》
「おはよう。」
「あっ、おはよー!」
「今日は何するんだっけ?」
「今日はね……川で遊んで、夜ご飯はBBQだって。」
「楽しみ。」
「ほらっ、早くしないと置いてくよ。」
「うん、わかってるって。」
洋服を着替えて部屋を出た。
「あ、月斗!おはよー。」
「あぁ、おはよう。」
「なんかテンション低いねー。」
「まぁ、朝だしな。」
そして、食堂に向かった。
「今日はご飯を食べたあと、川に行きます。溺れないように深いところではなく浅いところにいるように。」
舞園先生が言った。
「それと、ふあー、あっこれは失礼。」
「今、舞園先生あくびした?」
「うん、朝弱いのかな?」
「あくびもカッコいい!」
葵が少しハイテンションだった。
「えーと、あと、夜はBBQだな。」
「やったー!」
クラスの男子たちが盛り上がっていた。
「では、解散。」
「はーい。」
そして一時間後、荷物を持って、エントランスに集まった。
「では、出発です。怪我のないように。」
「はい!」
川までの道はまっすぐな道だった。
私は昨日挫いた足が痛かったから木陰で休んでいた。
「ヒサ、足大丈夫?」
「あっ、うん。ちょっと痛いから休んでる。」
「そっか……。」
「私のことは気にしないでね。」
「いやっ!」
「へっ?」
バシャバシャ!
その時、月斗が川の水を思いっきりかけてきた。
「?」
「俺、ヒサとも遊びたい。」
「だから、容赦しないぜ。」
「えー、私、足怪我してるんだけど……?」
「でも、ヒサ寂しそうだったじゃん。」
「まぁね、ありがとう。」
「おっ、やっとヒサ笑った。」
「えっ?」
「あんまり笑ってなかったから。」
「あっ、あと足無理すんなよ。痛くなったら言え。」
その時、茜音と葵がやってきた。
「お二人さん、やっほー!」
「やっぱり、いい感じだねー。」
「ねー。」
「また、からかって。」
「よっと。」
「えっ?」
月斗がお姫様抱っこしてきた。
「ほらっ、足だけなら浸かれるんじゃん?」
「う、うん。」
私はちょっと緊張して、赤くなってしまった。
月斗の顔も赤かった。
「下ろすぜ。」
「うん。」
「お二人さん、あつあつだねー。」
「いいねぇ、青春って感じ。」
「それな!」
「もう、また。」
茜音と月斗はニヤニヤしていた。
「じゃあ、いくよ!」
「えっ?」
茜音が水鉄砲がわりにペットボトルで攻撃してきた。
「うわー!」
葵が犠牲になった。
「あおちゃん大丈夫?」
「うん。ちょっと冷たいけど……。」
「もう、茜音!仕返しだ!」
「ひゃー、ごめんって。わざとじゃないんだよー。」
「もー、許さん!」
「茜音、頑張って。」
「ひゃー!」
「冷たい。」
「そろそろ、部屋に戻る時間だよ。」
「じゃあ、帰ろうか。」
「うん。」
そして、部屋に戻り自由時間になった。
「ねぇ、あおちゃん、ひーちゃんトランプしない?」
「いいよ。」
「じゃあ、ババ抜きね!」
「うん。」
そして、ババ抜きをした。
「そういえば、今日BBQなんだよね。」
「うん、楽しみ。」
「明日はキャンプファイヤーだね!」
「うん。」
あと少しで地球は終わる。
でも、私たちは今日も笑い合っている。




