表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
本編 31

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

599/620

コンカラーという男 15

コンカラー 視点




(……中々ヤるじゃねぇか、こいつら)



大盾を持ったガキの相手をしながらそんなことを考える。



「__ホーリー・スフィア!」


「おっと、危ねぇ危ねぇ…」



白い光の球が飛んできたので、後ろに跳んで回避する。



「はぁっ!」


「…ちっ!」



間髪入れずに大盾を持ったガキがその盾でそのまま殴りかかってくる。


俺はそれを片手で受け止めた。



(…うぜぇな。特にあの聖女……)



こいつら、一人一人の攻撃力は大したことはない。


ほとんどが片手で対処出来るし、仮に当たったとしても致命傷になることはない。



しかし、()()()()()()()()()()



魔族特効を持つ聖女が放つ魔法は、直撃すればさすがの俺でもヤバい。


なので、先に殺ろうと聖女との距離を詰めようとすると……



「__行かせるか!」


「ちっ!」



大盾を持ったガキが立ち塞がってくる。


仕方ないので先に大盾のガキを殺ろうとしたら……



「__フレイム・アロー!」


「食らえ!」


「っ!」



いいところで金髪と黒髪のガキに邪魔される。


そして……



「おらぁっ!」


「ぐっ……」



二人のガキの攻撃を避けるために隙が出来たところを、大盾のガキが突進してくるので踏ん張って止める。


そうして動きが止まったところに……



「……フリーズ!」


「っ!ちっ!」



ピキピキパキッ!



足元や関節が凍りつきだす。


あの女だ。


あの……薄くなった黄色みたいな髪をした女が、俺が動きを止めたところを凍らせてくる。



「くそっ!うぜぇんだよっ!」



バギィッ!



無理矢理身体を動かして、凍りついた部分を乱暴に引き剥がす。


そうして特大の隙が出来たところに……



「__ホーリー・スフィア!」


「っ!!」



再び聖女の魔法が飛んでくる。


それをすんでのところで(かわ)すと、後ろに跳んで奴らから距離を取った。



(こいつら、即興の割には連携が出来てやがる……誰かを相手にしていたら他の誰かが攻撃しくるから一人一人に集中出来ねぇし、隙を晒せば凍らされ、聖女の魔法まで飛んできやがる……)



「うおらぁっ!」



そこに大盾のガキが再び突進してくる。


その少し後ろから、俺の隙をつこうと金髪と黒髪のガキが適度な距離を保ちながら様子をうかがっている。



……マジでうざいな。



「調子に乗るなよ!ガキどもがっ!」


「「「っ!!?」」」



声に魔力を乗せて、三人のガキどもに向かって放つ。


魔力によって増幅された音圧に三人のガキどもは踏ん張りきれず、後ろに吹っ飛んでいった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ