前へ目次 次へ PR 4/5 怪しい図書館 後編 偽 唐突に図書館に蛍の光が流れ出す。 「4時30分になりました。あと30分で図書館は閉館です。帰る準備を始めましょう。」 「どうやら私の話はまた明日のようですね。」 「また明日な!!」 「面白い話、用意しておいてほしいな。」 「じゃあね。」 芽衣はそう口にすると振り返ることもなく帰っていく。 (この場所に来ることは二度とないでしょう。さらば、みんな。私を図書館に閉じ込めようとしたことが運の尽きね。) 芽衣はスキップをして鼻歌を歌いながらその場を去った。