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第3話 魔王軍幹部は勇者の劣等感につけこんで仲間割れさせたいらしい
カインとヨウナの仲は相変わらず悪かった。
そんな二人の仲を知った魔王軍幹部が罠をはろうとしていた。
その魔王軍幹部の名前は、シュード。
男の魔族で、計略を張り巡らせることが得意だった。
シュードは人間に化けて、勇者カインに近付いた。
酒場で一人で情報収集していたカインと知り合ったシュードは、ヨウナの悪口を並べ立てて、仲良くなる。
勇者は自分を褒め、立ててくれるシュードに心を開いてしまう。
ある程度仲良くなったシュードは、カインにあるものを渡した。
それは毒だ。
飲み物に混ぜる液体のもので、偽装のためにポーションの瓶に入れられていた。
人間は一口、口にしただけで死に至るという猛毒だ。
カインはヨウナに対して自分がどうしたいのかを深く考える事になった。
その結果、カインはシュードの提案を断る。
自分より現時点でヨウナの方が優れているのは事実で、気に食わないのも事実だと言う。
カインはそういった相手を罠で陥れるのではなく、自分を高める事で乗り越えると言った。




