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1108話 面接(地獄ver.)


〜メグミside〜




 マトモな参加者の面接を担当したサーシャから「素朴ないい方ばかりだったよ〜」と連絡が入り、僕はひとまずホッとした。


 スティーブやカルマに任せるのとは違うのだ、もしクズを送ってしまうと、ボコられるだけでは済まず愛する彼女が貞操の危機にあう。



「就職対策本を読んでガチの猫被りをキメた中級神<エース>が、唯一"胡散臭い候補"か〜。僕等が気付いていないだけかもしれないけど、予想以上に当たりが紛れ込んでいたんだな」


 そもそも<エース>も、多少尊大な面はあるものの社畜だし真性のクズではない。


 まだあの程度なら、囲い込みブートキャンプで洗脳をかけ「微妙な奴→ガチ社畜」に作りかえて、死ぬまでバリバリ働く幸せな神生を歩ませられる範囲だ。



「単に、僕等が格下時代から付き合いのある神だから、他の神より嫌な部分がよく見えたってだけ。たぶん合格候補者達も、下の立場で共に過ごせば嫌な部分は見えるだろう。そういうもんだよね」


 理解はしても納得できないのが、もどかしいところだが。



「それに、<エース>の処遇で悩めるのはまだラッキーと言える。他の面接会場2ヶ所なんて、真性の地獄だもん」


 サンドバッグ選別で少数派の「良識神」を抜いた結果、控え室に残されたのは「男尊女卑で格下を見下す石頭タイプのクズ」と、「脳内がエロに侵された救いようのないゴミ」だけになった。


 派閥入りを拒否するのは当然として、どうお帰りいただくか慎重に考えないと100%クレーマーに化ける特級呪物の見本市だ。






「対するアスタリア先輩も、面接会場へ入る前に"軍用の催涙スプレーと唐辛子スプレー"を調達しにきた。やり口が、"デカくて元気なタイプのゴキブリ退治"そのもの……」


 言葉で語り明かして改心を促す気など最初からなく、激昂させて殴りかかったところをスプレーで撃退し、秒速で不合格を叩きつける気満々なのが見てとれるよ。



 まだ直接対決には至っていないけど、ここの面接会場の片付けは手間取りそう。


 そして……それよりも更にヤバイのが、脳をエロに侵食された性欲神が蠢いている「一番アカン奴を集めた面接室」。



 この部屋は面接控え室からのスライドで、移動させるだけでもダンジョンが穢れると判断した真性のゴミしかいないんだけど、モンティート先輩とナーティー先輩は二人だけでどう全員を料理するのだろう?


 錆びた釘じゃの手榴弾じゃに<ピー>を破壊する気なのは分かるけど、先輩達の実力だとさすがにこれだけの数……相手できなくない?



「大丈夫だ。微力ながら俺も陰で参戦する。メグミやマサル程の派手さはないけど、爺トリオのコンビネーションもなかなか凄いんだぞ!」


 おぉっ、ルノーブル先輩が殺る気に満ち溢れている!



 これまで搦手や補助に回っていただくことが多くて、直接戦闘を見る機会がほとんどなかったんだけど、まさか"面接の場"で見られるとは。


 いや、これ本当に良いことなのか?


 先輩達の真骨頂初お披露目が面接会場で、そのゴールが<ピー>破壊って……カオス過ぎる。



 <--- ガチャッ --->


 って、そんな事を考えている間に面接(地獄ver.)が始まった!



 モンティート先輩もナーティー先輩も、あの数の神のところへ眷属すら連れずに向かうなんて……さすがに危なくない?


 もし思惑が外れてサンドバッグにされかけた場合、いつでも先輩達を安全エリアへ飛ばせるよう、カルマに連絡を入れて待機させておかないと!






『皆様、ようこそお越しくださりました〜。本日の面接を担当する、貴方達のアイドル<モンティー子>で〜す♪』


『同じく皆のアイドル、今日も可愛い<ナー子>よぉ〜♪ サインが欲しい方は帰りに窓口で言ってくれたら買えるから、ぜひ完売させてね〜♪』


『『『『『『『『『『……………………』』』』』』』』』』



 おえ……っ!


 なるほど、このパターンできましたか。



 性的マイノリティーの方を悪く言う気は一切ないけど、コレはあかん……若返った筋骨隆々のオッサンsが、ミニスカを履いてスネ毛もろ出しさせている絵面なんて……流石に論外!


 アスタリア先輩のパンツの中を想像して脳味噌チンパンジーになっていた、エロガッパ共にはいい薬になったかもしれないけど、いきなりお披露目されたら僕にもダメージがくる。



「うぅ〜、羨ましい! 俺も<骨子>として加わりたかった〜!!」


 ルノーブル先輩まで加わったら、黒歴史度がさらに高まるじゃないですか!


 まぁ骨じゃ男女の見分けつきにくいし、見た目は一番マシかもしれませんけど。



『今日の面接なんだけどね〜。あまりに数が多すぎて、時間が足りないのぉ〜。だ・か・ら、まずは数を絞ることにしたよ〜。何処とは言わないけど、ライバルの部位を100メートル分持ってきて〜。あっ、髪は厳禁ね!』


『細くて長い方が有利よ〜。合計100メートルあればいいとはいえ、本体そのままだと……ねぇ?』



 そして息を吐くように、(予定になかった)バトルロイヤル宣言。


 100メートルってことは、手足と<ピー>と腸引きずり出し狙いか?

読んでくださり、ありがとうございます!


この小説を読んで面白いと思ってくれた、そこの貴方(≧∀≦)

モチベーションUPの為の燃料……ブクマ・評価・感想・レビュー、待ってます!!

作者はお豆腐メンタルなので、燃料に引火させるのはやめてね(・Д・)

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