温泉再びとズキュウウウウウウウン
予約投稿日間違えてしまってたみたいですすみません。
「えーと 俺の入浴時間として今あてがわれていると聞いてましたが?」
「妾の国で妾がどこにいても‥。」
「それは昨日も聞いてます。どういう事だチャル?」
「昨日の今日でご主人が1人では危ないって事と女王が入るという事で間違いが起きない様に監視する為っすね。」
「ホタ君が入れば良いと思うけど?」
「主城様には逆らえないっすからねー。」
部下は辛いよ。
「ということは周りを固めてる兵達は‥。」
「察しの通り、全員女子じゃ。」
おい。
「そう睨むでない。お主を守る為じゃ。」
「ふう。俺の貞操観念はお構いなしなのはどうかと思いますが別に見られて困るもん付いてないからいいか。とりあえず筋肉を休めます。」
「妾達も肝心な所は見えない様にするので安心せい。少しクオカーフに向かう前に話をしておきたくての。」
「そうですね。海産物を多く食べる、侵略をする事を厭わないぐらいしか把握出来てないからそれはお願いしたい。」
クオカーフとはどんな国なのか、国王はどんな人間なのか。サウラは語り出す。
「クオカーフは特に戦を仕掛けておる国で、王は信条が強者至上主義という奴でな。力を見せれば納得するのじゃが、力無しと思えば奪い取るを考える厄介な男じゃ。妾が婚姻を断った時は目の前に氷の壁を作り、拒否を示してようやくその場は収まったが逆らった様に取られたのか戦で実力行使に出てきたのじゃ。」
「短絡的であり強欲ですか。確かに厄介だ。」
バカとは戦うなというやつなのだろうがそれでも一国の王。無視は出来ない。はてさてどうしたものか‥と、サウラと会う前も考えたなぁ‥合間感覚短すぎ。
「お主の技量を納得させる事が出来れば色々と講和の可能性も出ると思うのじゃが、逆上したら何を仕掛けて来るかは分からん。というのが妾の見解じゃ。どうする?」
「隣にサウラ女王がいるなら打てる手もある‥かな?」
「妾が?」
俺は頷き、サウラは目を伏せて暫し考えて
「‥‥皆目見当がつかんが、カナリが自信ありなら信ずるとしよう。」
「まあ女王なんですから自国に残られてこちらに任せるというのも選択肢にはあると思いますが?」
「それも勿論考えたが妾の国で起こされた事件の清算をさせたいのとカナリを傷つけた怒りを直接ぶつけてやりたくての。」
「ありゃ。一番の目的が溜飲を下げる事ですか。利口ではないですね。」
「じゃろうの。」
「分かった上ですか‥‥。先に言っておくとその考えは公人のそれではない。一国の長として自重なさって下さい。」
「愛する者と守るべき国に自重してどうする。力と己を賭ける頃合いは自分で決めたい。」
愛する者と真っ直ぐ言われると心に直接来るものがあるが、今の精神状態ではそれもなしの礫状態。えっ28歳の美人と混浴してて恋慕の思いをぶつけられてるのにこの心の冷静さとかヤバくない?
「まあサウラ女王の人生なので自分の賭け所は自分でお決めになって下さい。それを俺は尊重しますよ。」
「それで良いのじゃ。よろしく頼むぞ。」
もう何があろうとついて来る気満々。何とか守り切るための策でも考えておかないと。
「‥‥ところで妾の裸身を見ても最早カナリの『雄』は反応せぬか?」
いきなり切り替えてきたわねこの方は。
「自分でも驚く程冷静ですね。身体を追い込んだからなのか頭の闇を払うために正気を保とうとしているからなのか分かりませんが。」
「そうか‥‥。」
しょんぼりして口元まで湯に浸かるサウラ。可愛いかよ。
「今反応してないだけで効果がないわけじゃないので気を落とさないで下さい。まだ矢で射抜かれた記憶もありますしね。」
昨夜の出来事で記憶が残る分、流石に恐怖の方が勝っている。人間の機能として3日ぐらいかけて睡眠による記憶の仕分け作業で嫌な記憶を仕分けしなければこの状態は改善しないだろう。それが叶わない時は議会の会議風景と同じくトラウマとして残る事になる。忘れられるという事は発展は乏しくなるが個人としてはある意味で幸せな事なのだ。
「今反応して行為を行ったとしても毎度矢で射抜かれる記憶が甦っても困るので、辛抱ください。」
「ぬうー つくづくクオカーフの謀が憎いのじゃ‥。」
体育座りで泡をブクブクさせながらいじける女王。
「仕方ない。」
ズキュウウウウウウウウウウウン!!!
「!!!!!!!!!!!!??????」
突如サウラの口を塞ぎ、舌を絡ませ意識を奪う。
「ぷはっ! カッカナリ!?」
「(ペロッ) 今はこれが精一杯。 我慢出来る? サウラ?」
「はっ‥はい‥‥////////」
うっとり赤面しながらサウラは答える。同時に茂みから何かしらの物音がガサガサ聞こえた。出歯亀してんじゃないよ。
「ご主人‥多分やり過ぎっす。」
「サウラもこの2日で色々あり過ぎたし、こんぐらいの褒美?になるか分からんけど、それぐらいは無いと割に合わないだろう。俺にとってもこれ以上トラウマ残すより良い判断だと思ってるよ。」
「そうかもっすけど‥。下‥。」
「下?」
何と‥‥今のキスで雄が‥。 タオルで隠れていてもお山が出来てるのは分かる。乳白色の風呂の方に入っておけば良かった。
「フフフw 色々とよく分かったぞカナリw今後が楽しみじゃのw」
ニヤけて悦に入ってしまった女王を横に、ため息を1つついて浴場を後にする。
服を着て浴場の外へ出ると、抜け駆けされて怒っているイセをホタ君が押さえていた。
「許しませんわー!」
「落ち着き下さい!国家間の問題になります!」
そうなってるよねー。
「イセ様。」
その一声にホタ君は安堵の表情を見せて交代する。お疲れ様。
「カナリ様!あの女王に何かされていませんか!?」
「大丈夫。チャルが監視してたし、気になっている様な事はされてないよ。矢で刺された記憶が新しい状態で同じ状況の行為をしたら、フラッシュバックの内容が増えるだけだしね。死ぬかも知れなかった記憶が脳に定着しちゃうのはごめんだよ。」
「そっそうですか!それもそうですわよね!」
安心してくれたのかホタ君の羽交締めから離れるイセ。
「まっゆっくり風呂に入れないのは腹立ってるけどね。」
「申し訳ありません。」
「ホタ君のせいじゃないよ。イセ様は落ち着いたかな?」
「はい。もう平気です。お騒がせ致しましたわ。でも1つお聞かせくださいますか?」
人差し指を立て質問が飛んでくる。
「2度もサウラ女王の裸身を見てどう思われましたか?」
どうって言われてもねぇ‥。
「魅力的な身体だし女性の裸身見たら抱きたくなるのが男だけど、意外に心は冷静だったよ。」
「心揺らぐことなく‥?」
「そうだね。それ程心の闇が深いのかも。不能ではない事は確認出来たのは良かったけど。」
「それは一安心‥ではなくて!アレだけ動いて食べてさらに性的刺激を受けても発散が出来ないというのは問題ですわ!今すぐ休むべきです!」
「それには同意だぜ主。」
いつの間にやらメキもやって来た。
「ドーレルの片付け手伝って来たよ主。イセ様の言う通り早く休みな。いくら主でもアレだけ動いて筋肉が疲れてねぇはずないだろう。」
「そうだね。正直に言うと左の握力とか右足とかガクガクしてる。何とか寝てみるよ。」
「そうしな。ほらっイセ様はアタイと一緒に風呂!行くぞ!」
「分かりました。ではおやすみなさいませカナリ様。」
あの女王とっちめてやりませんととイセは意気込み、やめとけとメキに言われながら2人は浴場へ入って行った。
「私からもお願いします。どうかお早めにお休みください。」
寝室の前のドアでホタ君も頭を下げてくる。
「ホタ君も昨日今日と色々あったから早く休んでね。明日は例の麻雀の道具や物資を運んで貰う人達との交流と出発の準備をするからそのつもりでよろしくね。」
「御配慮感謝します。了解致しました。おやすみなさいませ。」
暗い寝室に入り、即布団に潜る。
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥やはり眠れない。
ドサッ‥
ん?なんだ隣に何か‥
「やっぱり寝れねえかい?主。」




