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現実世界でチートだった男が異世界に行ってもほぼチートだった件  作者: 松本隼龍


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従者2人と寝所で‥

「うわぁでっかい寝具だな!」

キングサイズのベッドを見てはしゃぐメキ。

「そういえばメキはこれ見るのは初めてか。何かフルイチさんってイセ様の所の執事が用意してくれたのがこれなんだよね。1人だと持て余すしどうせチャルが丸まって来るしね。もうこのサイズで良いやと思ってるよ。」

「さらにアタイが一緒に寝ても大丈夫だな。従者全員と寝ても大丈夫そうだ。」

「うん、広さ的にはね。」

従者全員同衾は問題あるよ。

「じゃあ主。」

ポムポムと布団を叩いてここに寝ろの合図。

「さっさと寝ろってか?明日の教室の準備をしておきたかったんだが。」

「そうやってまた遅くまで起きて明日の本番で寝ぼけてやられても生徒に伝わらないだろ?ここまでの動き見ても絶対主は疲れてる。だから寝ときなよ。主の生活と事業は替えが利かないんだ。万全の主でいる為の補助をするのも従者の務めだろ?」

そんな上目遣いで谷間寄せてお願いされたら堪りませんわ。俺は折れてすぐ横になる事にした。


そのままチャルの提案でストレッチandマッサージタイムに入る。案の定硬くなっており前屈なんて押して貰っても中々以前の様には曲がらなくなっていた。

「稽古の時はあんなにしなやかに動いてたのに硬くなっちまうもんだな主。」

「まあ動きっぱなし緊張しっぱなしだったからね。温泉でほぐしたとはいえ凝りは取れないもんさ。」

「そうかでも竜人族だからか分かんないけど凝りって無いんだよなぁ。チャル先輩は凝る?」

「ボクも凝りはないっすね。猫は凝らない生き物っすから。」

「俺だけ凝るってのは何か寂しいもんだな。」

「だから徹底的に解すっす!」

チャルに足を上げる開脚で太ももの裏を伸ばされ臀筋が突っ張る。

「あがーー。伸びねぇーー!」

「ノクトちゃんの上で太ももずっと挟んでたっすからねぇ。内側凝りすぎっす。」

そう言ってL字型に足を折って外側に太ももを伸ばす。ベッドの上で、あっ命!のポーズ。

「手も大分やられてるなぁ。あれだけ武器握ってるから当然か。」

メキは手の担当。握り込みすぎた指を開き、そり返らせて後ろに伸ばしてくれる。指の間も丁寧に伸ばしてくれる。従者に全身を解されるという主人の醍醐味を味わう事になったがコレ良いんやろうか?所々胸が当てられてその倫理観が危ぶまれている。


「ご主人。雄の方はどうっすか?」

「へあっ!?」


解されて眠くなって来た所に質問が来て伝説の超サ◯ヤ人がその父親に制御装置付けられそうになった時みたいな声が出た。


「流石にこの世界に来てひと月経つっす。そろそろ発散させないと今後の能力低下も考えられるっすよ?」

「そうなんだけどねぇ。」

実際生殖能力の維持向上は毎日処理した方が維持されると言われている。実際中学の頃、身長を伸ばす為の研究をしていて読んだ資料の内、男性ホルモンの研究資料の中に精母細胞に関わるものが幾つもあった。栄養摂取からの細胞生成状況の個人差年齢差などあるが、人間の身体は体内に入っている、または入れた物を体内で必要だと判断した物を残し、不必要を排出するように出来ている為、動く為の筋肉が必要だというのと同じ様に生殖能力も使わずに不必要だと身体が判断すれば能力は低下する。(使わずに)ため過ぎは身体に毒→毒は不必要だから排出。となってしまうのだ。


「状況的に1人になれない。1人になったらアレが襲うで行き詰まってるのは分かるっすけど勝手に溜まる物に考えても仕方なく思うっすよ?」

「アタイもそう思うけどなぁ。」

そう言いながら両者反対の腕と足の処置に移る。


「御使なのはこういう時重荷だなぁと正直思うよ。でも御使じゃなきゃ皆と会えてないしね。俺に付き合う事はなかっただろう。そう思うと堪えるべき事なんじゃないかと思うわけよ。」

「うーむ、もうちょい軽く考えて良いと思うけどそれもなんだか相手を軽んじてるようにもなるよなぁ‥‥アタイもなるべくなら主の重きを置いて欲しいし‥‥。」

「メキは大事だよ。もちろん他の皆もね。」


そうだ!とここでメキは何かを思い付く。


「主がどういう状況でアタイ達とその‥‥したいか?教えてくれよ!心の準備にも心待ちにもする事が出来るし!」


あーシチュエーションかぁ。確かに考えてはあるんだけどね‥‥。


「まぁそれで良いなら‥‥。」

「聞かせてくれ主!」

「まずチャルとは普通に自分の個室でなんだよね。何故か冬でこたつってあっちの世界の暖房器具に入りながらイチャイチャするイメージ。」

「!!!!(ビクゥ!)」

このシチュエーションは‥‥まあ猫だからなぁ。


「イメージ?」

「ああ想像って意味の言葉だよ。」

「じゃあアタイのイメージは?」

「打って変わって夏の夜。プールっていうあっちの水遊びする為の貯水槽でメキの濡れた水着を眺めながらって感じかなぁ。」

「水着?」

「ああそうかそれもこちらの世界には無いのか。水遊びする為の衣装だよ。下着みたいなやつ。」

「下着みたいなって‥‥!?」

それって‥‥?!


「見せた方が早いか。イデア!」

俺は白のビキニ型の水着を生み出す。

「これを着るのかぁ!?透けないかコレ!?」

「ああ透けない素材で出来てるよ。それを着た姿でプールでイチャイチャしたいかな。」

そうして水着をアデイする。メキなら今からでもと言いかねない。


「「うーん‥‥。」」


従者2人は共通の思いに駆られていた。




「「(昨日の夜に見た夢のシチュエーションと一緒だ‥‥)」」




「これで良いか?そろそろマッサージの甲斐あって眠くなってきた。明かり消すぞ?」


「おっおう。よくわかったよ楽しみにしとくぞ主。」

「?ああ、おやすみ。」

何だか2人の様子が変わったが明かりも消しちゃったし、寝よう。


俺が寝息を立てた頃合いで2人は小声で話し合う。


「(チャル先輩、チャル先輩。)」

「(何すか?)」

「(今の反応と今朝の様子見てて、もしかしてチャル先輩もっすか?)」

「(そうっす。夢と同じだったっす。)」

「(やっぱり!という事はおそらくイセお嬢様もと考えられますね。)」

「(ベルレ神様が何か施したのかも知れないっすね。ご主人をその気にさせる行動に移る様に。)」

「(ベルレ神はこちらの味方って事ですかね?)」

「(いや多分見兼ねただけだと思うっすよ。とにかく心と身体の準備だけはしとくっす。)」

「(ういっす!)」

「(それにしても‥‥)」


従者2人は寝てるカナリを見る。


「(やっぱり寝顔可愛いーw)」

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