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パラレルワールドの人
カオリは真剣な表情で話し始めた。
「ユウヤって少年はパラレルワールドから来た人だったかもしれないよ。」
ルミは驚いて問いただした。
「どういう事??」
カオリは少し間をおいてから答えた。
「1954年に日本であった出来事なんだ。ある日、成田空港に降り立った男性が、自分は『タウレット』という国から来たと言ったんだ。でも、その国は地球上のどこにも存在しなかったの。彼は本当に異世界から来た人だったかもしれないって、今でも謎のままなんだ。」
ルミは興味津々に聞いていた。
「そんなことが本当にあったんだ…。信じられないけど、面白い話ね。」
カオリが思い出すように話し始めた。「有名な話だと、きさらぎ駅の話とかあるよね。あれも現実と異なる次元に迷い込んだ話だって言われてるけど、ユウヤ少年のケースも似たようなことが起きたんじゃないかな。」
ルミは興味津々で聞いていた。
「きさらぎ駅の話って、確かどこかの掲示板に投稿された都市伝説の話だったよね?」
カオリは頷きながら続けた。
「そうそう。あの話も時空が歪んで異世界に行っちゃったんじゃないかって言われてる。もしかしたら、昭和61年の五黄の寅年の影響でユウヤ少年も同じように時空の歪みに巻き込まれたのかもしれないよ。」




