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かおる小町*連載版  作者: 風奈多里
かおるちゃんと僕
22/27

例えばの話、その1とその2

「たけしさ〜ん。たけしさん。で、どうでしょうか??このお洋服。」




僕が困惑しているとも知らずに、ニッコリ笑顔で顔を覗き込んでくる無邪気なかおるちゃんであった。




もしも、ここで僕が正直にその洋服が変であることに対して突っ込んだとしよう……。




例えばの話、その1。


僕:「ちょっとその洋服ヤバくない?普通に考えてヤバいっしょ!? どうかって?? ヤバいの一言だよ。めっちゃヤバいよ! 本当半端ねーって! かおるちゃん半端ねーって!人間界でそんな服着てる人いねーべ! 」




かおるちゃん:「そうですか……。」


落ち込み、シュンとしてしてしまう。






ダメだ……。これはダメなパターンだ。僕は、妄想の中で首をブンブン振ってかき消した。やはり、正直に伝えるのはやめておこう。






では、


例えばの話、その2。


僕:「すんごく似合っているよ! 今までにない斬新なデザイン! 個性的で可愛くて素敵だね! 見事に着こなしているね! とても素晴らしいよ! 」




かおるちゃん:「ありがとうございます! このお洋服の良さをわかってくれるなんて!感謝しかありません!お礼に今度、このデザイナーさんのお洋服をプレゼントさせてください! 」






それは困るーーー!!!


プレゼントされたら困る!!!






どうしよう……。






返答を期待し、迫り来るかおるちゃん。






僕は、様々なパターンを予測し、どう返答するかを決めた。






ここはやはり正直に伝えよう。嘘をついても悪循環になるだけだ。例えばの話、その1まで正直にではなく、やんわりと言葉を選びながら伝えよう。







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