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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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㉙みんなで宴会、みんなの住み家、そして

物語終盤です、隠れ里のうぐいす姫の家で登場人物たちの宴会です。庭から眺めているのはユキのおじいさんおばあさんでした。

よろしければシリーズ化するのでブックマークか評価お願いします。

みんなで宴会、みんなの住処、そして

「お帰りなさい。」

家の中から声がしました。

「うぐいす姫だ!」

「うぐいす姫様、飛梅も黒梅も戻ってきました。」

「姫様ありがとうございます。こうして黒梅も里に連れ帰ることができました。」

「私をこの里の片隅にでも居させてくださいますか?」

「もちろんですよ、東風も西風も同じ風、梅も人も皆同じ、いえそこに”あるもの”すべて同じ存在しているものなのですもの。」

「私も住んでいいですかにゃ?」

「臼もお願いしたいウッス、餅でもなんでもつきまウッス。」

「ミーさんも臼さんも、私の住かにおいでなさい。狭いですが楽しく過ごしましょう。」

「法師ちゃん、ありがとにゃあ。」

「うう法師ちゃんて。なんだかやけるわねえ。でもいい感じだわ法師とミーさん。」

挿絵(By みてみん)

その夜うぐいす姫の館には隠れ里の住人が集まり、お祝いをしました。鍋も、まな板も、包丁も出てきて料理をし、臼はさっそく祝い餅をつきました。ミーの仲間の猫もチュー吉も一緒に踊っています。

「食べ物が無くなったなら、打ち出の小槌アプリで食べ物を出してください。」

「スマホは任せてね。」

 皆は夜遅くまで楽しみました。そんなみんなを庭から見ている二人がいました。

「ユキもたくましくなったなあ。」

「そうですわね、これで隠れ里と人とをつなぐ者もできましたね。ねえお爺さん。」

ユキのお爺さんとおばあさんでした。

挿絵(By みてみん)

実はユキには秘密がありました、それは次回に。

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