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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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㉓ユキ魔王にメロメロになる

ステージの裏にいたユキはイケメンにメロメロになるが実は魔王だった。ゆきや一寸法師たちが来ると魔王は本性を現す。

挿絵(By みてみん)

「魔王やっかいねえ。でもイケメン♡」

ステージの裏手にあたる場所は森でした。そこでユキは休んでました。

「遠くに行ったらだめよ、5m以内ね。ほかのあやしには見つからないと思うけど、魔王の嗅覚はすごいから。」

「次の作戦を練らねばいけません。」

「手ごわいにゃあ。小槌で大きくなって猫ダンス変形バージョンやってみようかにゃ。」

「餅をついて配るでウッス。魔よけの餅で演技が良いでウッス。」

「魔よけじゃみんな逃げちゃうにゃあ。」

みんなは作戦を練っていました。

「私人間じゃなくても芸が無いからなあ、カラオケで歌しか歌えないしなあ。」

「君の歌なら聞いてみたいなあ、お嬢さん。」

「え?」

後ろを振りかえるとそこにはⅤ系のイケメン。

「♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡うわ~ん♥でも魔王??でもイイワああ。」

「君はステージに出ないのかな?君の歌を聞いてみたいな。そうだアイドル、君はアイドルだ。もしかしてABC46かな?」

「いや~んイヤン☆(*´∀`)σ)))))*3゜),・´.、 アイドルだなんて。そんなa.あなたこそイケメンじゃん。」

「お嬢さん、君の美しさにかなう者などおりませんよ。」

「メロメロになっちゃう、絶対この人間よねえ。」

魔王はクックっと笑いユキに近寄りました。

「君は僕のアイドルだ、僕もメロメロだ。」

そういうと魔王はユキに壁ドンしました。

「いや~ん、最高のスチュエーション、この人きっと魔法をかけられた王子様なんだわ。」

「もうメロメロ~♪♥、あなた名前は?」

「魔、、マオだよ。」

「す、素敵(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆、やっぱり普通の男の子だったのね。」

「君は僕の運命の人。」

魔王はそう言うとユキに顔を近づけていきました。

挿絵(By みてみん)

「ユキさん!危ない!」

ゆきは手にした羽をかざしました。

「ユキさん魔王に操られている!」

 法師は剣を構えました。

「ユキさんを助けるウッス!」

「目を覚ましてにゃあ。」

魔王はゆきたちを見ると、くわーと口を開けました。ランランと光る眼、そして牙。

「えええ!!きゃーー鬼!悪魔!化け物!」

「おいおいあまりの言われようだな。人間の女の子は久しぶりだったのに。チッ、エネルギーを吸い損ねた。こうなればみなもろともだ、覚悟しろ!」


民話や童話が現代の世界に現れたら、きっとこんな感じではないかと想像して書きました。

現代の童話、現代の民話、大人の童話です。

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