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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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反撃

ユキと雪を助けるとみんなでうぐいす姫の羽であやしを倒しました。辺りは穏やかな景色に変わりそこには飛梅そっくりの黒い梅の精が横たわっていました。

挿絵(By みてみん)

「みんな一つにかたまって!」

 法師の呼びかけに応じて、ゆきを守るようにみんなは一か所に固まりました。

「一つにになれば、あやかしの力よりも強くなり、惑わされないようになります。」

「さあ、みんないっしょに!」

ホーホケキョ!!!

ひとつとなったみんなから、すさまじい光が出ました。ゆきの手にした羽から緑色の光線が勢いを増し、さらに雪の結晶が噴き出してきました。

「ぐわーーーーー」

あやしたちは悲鳴を上げ、みるみるうちにユキの友達の姿は消え黒いもやの塊になりました。

「学校が消えるわ!」

「ここはみなあやしの作った幻想だもの。」

ゆきが指さしたあたりは、一面の野原になりました。

「わあ、きれい。」

「あやしの心がなければ人でも物でも自然でも美しいものなのよ。」

「飛梅さん、あなたをさらったあやしはいましたか?」

「分からないわ、でも待って。何か感じる。私をつないでいるあやしの力も今弱くなっているわ。」

「見てくださいウッス。黒い糸が飛梅さんから出ていますッス!」

「黒い糸だにゃ。この先に悪いやつがいるのだにやあ。」

みんなは、注意深く糸をたどっていきました。

草むらに何やら黒いものが横たわっていました。女の子です、全身黑い服に覆われた。

「あれがあやし?え、なんなのこれ!」

黑い衣装に身を包んだ女の子、それはあやしでした。しかもその顔は

「飛梅さん!」

顔は飛梅そっくりなのです。

「やっけるでウッス!」

「待って、私が話すから。」

飛梅は自分そっくりな黒装束の女の子に近づきました。

挿絵(By みてみん)

現代に民話の世界があったなら、そんな設定です。

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