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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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16/24

あやしのタウン

あやかしの街で臼が憑りつかれてしまい、みんなで助けようとします。

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挿絵(By みてみん)

「あやしは人間の変化に応じて変化するの。都会は人の結びつきが弱いわ、だからある意味心に入り込みやすいから、あやしの里の一部も都会の姿に変わったのよ。」

「あそこは都会の繁華街、こちらは住宅街、学校まである!里じゃなくてタウンだわ。」

「このごろは学校にもあやしは入り込んでいるのです。」 

「ここで人に出会ってもみな人間じゃないのよ、ユキさん気をつけて。」

「飛梅さん、風はあなたを狙って来るはず、風を感じたら知らせて。」

 皆は住宅街に入りました。

「感じるわ、私がさらわれた時の風を。」

 皆は身構えました。

「来るなら来いでウッス。押しつぶすでウッス。」

「風はつぶせないわよ。」

「大丈夫でウッス、見ててご覧ウッス、ほらこんな風にドンドン、いやまだまだドンドン!」

「臼さん、そんなに音をたてたら気がつかれますよ。」

「なーにかまわないでウッス。飛び上がり落ちるでウッス、ほーれ、どしーん!もっと高くそーれドッスーン!!」

臼は飛びあがり、落ちてはまた飛び上がります。

「臼さん変です。」

「あやしの霊気を感じるにゃ。」

「あやしに心が支配されているわ!」

「止めないと、臼は自分で自分を壊してしまいます!」

「臼さん、臼さん落ち着いて!」

ユキは臼を押さえようとしました。

「大丈夫でウッス、ドカーン!」

「きやー。」

ユキは臼に跳ね飛ばされてしまいました。

ゆきは臼に近づき、ふところからうぐいすの羽を出すと

「あやしのものよ、退散せよ、ホーホケキョー!」

ゆきの手にした羽からうぐいす色の光が出て臼を覆いました。

「ううう、ウッス、なんでウッス。」

臼はだんだん静かになりました。

「もう大丈夫よ。」

「面目ないでウッス。」

「あやしは我々に気づいたようです。一人ひとりを倒していくつもりなのでしょう。」

みな一層身を寄せあい歩き始めました。

「風はあちらの方から感じます。」

飛梅が指差した方向は学校のある住宅街でした。

「都会の町なのに、、誰も見かけないなんて不気味だわ。」


童話、民話、怪談を織り交ぜたシーンです。

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