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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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ミーは猫又

たわむれの街を去ると、後ろから猫が走って来て可愛い少女に変身しました。捕らえられていた猫又三―です。ミーも仲間に加わり、次は厄介なあやかしの街です。ここに飛梅を縛っているものがあるのです。

挿絵(By みてみん)「あそこの岩のところで休みましょう。」

たわむれの出口、街道の入口みたいなところに岩がありました。人が座るのにちょうどよい大きさです。みんなはそこで休むことにしました。

「隠れ里、おぼろ、にわか、たわむれ、ずいぶん旅して来てようやく飛梅さんも救えたのに、どうして帰れないの?」

「飛梅をさらった風はあやしから吹いてきたの。飛梅につながったあやしの風の糸を切らないといけないの。」

「風を探すには、あやしの里に入らないといけないのです。でもあやしにたぶらかされてしまう恐れがあるのです。」

「影響される?」

「あやしの心になってしまうのよ。

「だからみんなで、互いに目を覚ませ合わないといけないのです。」

「怖いわ。」

「みんなで一緒にいるようにしてね。風は必ずまた飛梅のところに来るわ、その時風を封印してしまうの。」

「封印、なんだか陰陽師みたい。」

「うぐいすの羽、これを風にかざして皆で心ひとつにしてホーホケキョって言うのよ。」

「面白いかも。(;^_^A」

その時、遠くから何かが追っかけて来ました。

「ねえ待ってくださ~い!」

見ると一匹の猫がかけてきます。

「今度は猫!まさか化け猫?」

猫はそばまでくると

「ごめんにゃさい、私はたわむれの町にとらわれていた猫です。皆さんのおかげで解放されたので、お礼にお供をさせてくださいにゃん。」

「私もお供してもらった臼でウッス、仲よくしましょう。猫の手も借りたいでウッス。」

「お名前は何というのですか?」

「はい、私はミーと言います。猫又一族で、親せきに猫娘がいるにゃ。」

「それは助かります。これから行くあやしに対抗するには、魔界の霊力に通ずる者がいるとありがたいのです。」

「魔界?可愛いのに。」

「猫は魔物と言うでウッス。でも意地悪や恨みをかうことをした時だけ変幻へんげしてきたのでウッス。基本悪さはしませんでウッス。」

「はい、猫は獅子や虎の一族ですにゃ。こう見えても強いですにゃ。私も化けられますにゃ。」

そういうとミーはくるっと回転すると、可愛らしい女の子に変身しました。」

「うわー、可愛い!アイドルみたい!」

「またたびで眠らされた私は、たわむれで危うくもぐらたちと結婚されそうになったのにゃ、でも化け猫に変身して爪をだして引っ掻いたら檻に閉じ込められ、時々余興に猫ダンス踊らされてたのにゃ。」

「強い味方だわ。」

「にゃん、ミーは猫又なのニャ。」

 挿絵(By みてみん)こうしてユキ、ゆき、法師、臼、飛梅、そして新たに加わった猫又ミーの旅が始まりました。

街道を進んで行くと行く先に黒いもやがかかってきました。

「みんな用意は良い?うぐいすの羽の予備をみんなに配るわ。袋で小分けしたからそれを身に着けていてね。本体ほど力は強くないけど、効果はあるの。でも本体は私が持っているから力が届くように離れちゃだめよ。」

はい!みんな緊張していました。

あやしの里に入口は大きな鬼の顔が口を開けている門がありました。そこを通るとあやしの里です。そこで見たのは

「えええ!!ここが!」

 目の前に広がっているのは、よく見かける都会の町でした。

挿絵(By みてみん)

日本や西洋の童話や民話の世界を現代に絵買いしているのですが、今度は現代風な街並みがあやかしの街の設定になっています。

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