モゲラ28号・・モグラ軍団新兵器
女子高生ユキとゆきんこたちは、モグラ軍団から無理やり結婚されそうになった飛梅の精を助けようとします。ゆきんこが氷の壁を作ると、モグラは新兵器モゲラ28号で壁を壊そうとします。
よろしければ評価、ブックマークお願いします。漫画の原作にいつかなったらと夢見ています。
「飛梅泣いてる。」
「意識が戻って状況が分かって泣いているのよ。」
ゆきは飛梅のそばに行きました。
「飛梅さん、私よゆきんこのゆき。」
「まあ、うぐいす姫様。」
「まだ意識がもうろうとしているわ。私をうぐいす姫と勘違いしているわ。うぐいす姫から預かったうぐいす餅これを食べさせるわ。飛梅さん、これを食べて。」
「わあ、ありがとう、うぐいす餅大好き♡。」
飛梅はうぐいす餅を食べました。
「ああ、おいしい。うぐいす餅はいつ食べる♪」
「うぐいす餅にはうぐいす姫の霊力を封じ込めてあるの、これを食べれば飛梅は元に戻れるのよ。」
飛梅の表情がだんだん変っていきました。
「あなたはゆきんこさん、私どうしたのかしら。おぼろげにしか思い出せない。風に飛ばされ、、そうだもぐらに捕まって、嫌!もぐらと結婚したくない!」
「大丈夫です、私たちと逃げましょう。!」
「ではみな私のそばに来てまた風に乗って飛んで行きましょう。もう小さくならなくても大丈夫よ。」
その時バタンとドアが開く音がしました。
「もぐら福蔵!」
法師は身構えました。
「ふふふ、やはり梅子を助けに来た連中か。この地下の町は私が作ったのだ。あちらこちらに監視カメラが仕掛けてある。壊れたスマホを集め作らせたのだ。樽と話している姿を部下が発見し知らせたのだ。もしやと思い来てみれば案の定だ。」
「うむしくじったか、無念。」
「さあ梅子、殿挙式をいたそう。その後でユキと言う娘、お前も私の第二夫人にしてやるぞ。この地下宮殿で一生楽しい思いをして過ごさせてやるぞ。」
「冗談じゃないわよ、誰があんたみたいな見かけだけの金持ちを好きになるものですか!女の子のハートは物じゃない!お金じゃ買えないわよ!」
「言わせておけばこしゃくな娘だ。ものども出あえ、出あえ!」
おー!と言う声と共にもぐらの手下が出て来るわ出て来るわ。
「昔のチャンバラ映画じゃないかって(^^;)」
「もぐら福蔵、地下帝国将軍、いざ見参!」
「だめだ、こりゃ。」
「みんな後ろに下がってて!氷の壁を作るわ!」
そういうとゆきは手を前に出しました。ゆきの前から雪が渦を巻いて出てきたちまち床に固い氷の壁ができました。
もぐらの仲間たちは壁の前でうろうろしています。
「でも私たちの出ていく場所が無いです。」
「寒くなってきたわ。」
「法師、どこか小さな穴をあけて!小さなくなってそこから逃げましょう。」
「ふふふ、時間を稼いで逃げようってか。オイ、みんなモゲラ28号の出番だ。」
「モゲラ28号?」
グワグワグワと床が揺れ、入口が壊れ大きなドリルが現れました。
「どうだ我がモゲラ28号は!穴を開けるのに私が開発したマシンじゃ。UNDER BIRDS A GO!」
「マシンって言ったって電気ドリルをラジコンカーに乗せただけじゃないの(゜_゜i)」
「おまけに車はプラモデルのタクシーに迷彩色塗っただけですね。」
モゲラは、大きな音を出すとガリガリと壁に穴を開け始めました。ガタガタと床も壁も振動します。
「揺れるウッス。」
「しょうがないわよ、みんな泥や、拾ったごみでできたごみ屋敷だし。」
ゆきは必死で壁をふさぎ続けています。
「法師さん、穴はどう?」
「はい、針の剣では大きくしていくのが難しいです。」
飛梅がふらっと倒れ掛かりました。
「飛梅さん、大丈夫?」
「梅は寒さに弱いのよ。まさかこんなドリル出て来るとは思わなかったわ。私もゆきんこさんも、まだ子供だもの力が続かないわ。」
とうとう壁に穴が開きました。
「フッハハハ、覚悟しろ!」
「ううう、嫌なひげもぐら。」
その時です、壁がミシミシと音を立てて亀裂が入ってきました。パラパラと天井も落ち始めています。
「振動で建物が壊れ始めてるわ。」
「しまった!モゲラ28号を使いすぎたか!みなのもの天井を支えよ。私は梅子を連れ出す。」
「嫌だ!来ないで!」
「飛梅、私の後ろに。」
法師は針の剣を構えました。
どんどん天井が落ちてきます。
うわー!、モグラや部下たちの上に大量の落下物。
親指姫や黄泉の国の神話、時代劇などなどパロっています。




