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いつか行った隠れ里  作者: 天野幸道


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12/20

飛梅の危機・・モグラと結婚させないぞ!

打ち出の小槌さらに小さくなったみんなは、ゆきんこの起こした風に乗り飛梅のいる部屋の前まで飛んでいきました。中からは悲しい歌声が聞こえます。

挿絵(By みてみん)

「ようこそ私の結婚式へ。もぐら福蔵です。おおあなたはお美しい。もう少し早く出会えばあなたにプロポーズしたかもしれませんなあ、ここでは奥さんは何人でももらえます、いかがですかな?。屋敷も沢山あります。足らなければどんどん穴を広げます。私は何しろ地下の町の建築者ですから、うひひひ。」

ユキを見てもぐらはにたにた笑いました。

「けっ結構です、(^^;),遠慮します、いやNGです。」

もぐらは会釈をすると別の客のところに挨拶に行きました。

「うう、なんていけ好かないやつ。」

 そばをネズミの執事が通りました。

「梅子様はどうされているのですか?」

 法師がすかさず声を掛けました。

「今お支度をされていますでチュー。皆様の格好、もしかして里の方ですかチュー?」

「はいおなじ里のものです。今日はお祝に来ました。」

「そうでしたか遠路はるばるご苦労様です。今梅子様はお二階でメイク中でチュー。後ほどお出になられますので、それまでお待ちくだちゃいチュー。」

「場所は分かったわ、何とか助け出さなくちゃ。でもまさかこの階段上れないよね、ガードマンもいるし。」

「大丈夫です、さらに小さくなりましょう。そしてゆきさんに風を起こしてもらいましょう、それに乗って飛んで行くのです。小さくなれば一瞬の木枯らしでも目立ちませんし、私たちを二階の部屋まで運んでくれます。」

 皆はさらに小さくなりました。

「吹けよ木枯らし!」

 周囲には送風機の風にしか感じなかったでしょう。みんなは風に乗り二階の部屋に着きました。

「中で歌が聞こえるわ、悲しそうな声。」

「可哀想に、うぐいす姫と離れて意識が混乱している時に、もぐらの言いなりになってしまったのね。時々は意識が戻るのでしょう、今がその時だわ。」

「私たちおなじ里の者が近づいたので、意識が戻ったのでしょう。」

そっと中にはいりました。


飛梅は同じ里の者たちが近づいたので、意識を取り戻し始めていたのです。

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