第十話:騎士の話と神の子
第十話もよろしくお願いします!
翌日、神社の外
ラシュリ「それで、なんでここに神の子が居るって言ったんだ?」
騎士Aが少し下を向きながら
「それは…神の子の特徴を持つ子がここにいると村の人達の噂で聞いたんだ。」
ラシュリ「ふーん。じゃあ、君たちはなぜ神の子を探してるの?誰の命令?」
騎士B
「おい!それ以上言うな!!」
ラシュリ「黙れ!今はこの騎士に聞いてるんだ!」
騎士Bが舌打ちをする
騎士A
「同僚がすまない…。私は話を聞くだけのつもりだったが、こいつは命令をそのまま実行しようとした。」
ラシュリ
「それは分かってる。それで?なんで探してるの?誰の命令?」
騎士A
「誰の命令かは言えない。探してる理由は国のためだと思う…。」
ラシュリ
「国?どうして?」
騎士A
「私達の国はもうすぐ大干ばつが来て滅ぶんだ。干ばつを防ぐためには神の子の力しか対策がないんだ。」
ラシュリ
「それで?なんで神の子の力でしか防げないの?」
騎士A
「それは…。私の国の伝承で1000年前に大干ばつが起きたらしいんだ。そのときに助けてくださったのが神の子だったんだ。」
ラシュリ
「それで?続きは?」
騎士A
「私達が知る伝承はここまでしか…。」
ラシュリ
「へー。」
騎士Aが顔を上げて
「それで、神の子みたいな子にも話を聞きたいんだ!お願いだ。」
ラシュリが少し考える
ラシュリ
「分かった。でも少し考えさせてくれ。仲間にも話さないとだし。あと僕はまだ君たちを信用したわけじゃないからね。」
騎士Aが少し明るく
「あぁ、知ってる。でもありがと。私達、こんなことをしたのに。」
ラシュリ
「返事は皆で話し合ってからになるけど。」
騎士A
「あぁ!それでもだ!」
ラシュリが神社の中に入り、ソルフィナと話す
ソルフィナ
「それで〜?あの人達の目的って何だったの?」
ラシュリ
「国にもうすぐ大干ばつが来るらしい。それで神の子の力がほしいんだって。」
ソルフィナ
「へ〜。それでどうするの?」
ラシュリ
「昨日、神の子についてまだ言えないって言ったけどやっぱり話さないといけないなと思って。」
ソルフィナ
「そっか。それじゃラフィリーナ連れてくるね!
テーブルで待ってて〜!」
数分後、テーブルに皆が集まり、
ラシュリ
「それで、ラフィリーナ、話があるんだ。神の子について。ソルフィナも少し分かってると思うけど聞いてほしい。」
ラフィリーナとソルフィナの顔が真剣になる
ラシュリ
「…それで神の子はその名のとおり神様の子供のことだ。神の子はそれぞれいて、例えば、癒しの神の子、魔法の神の子、剣術の神の子、とにかく神様ごとに神の子がいるんだ。もちろんいない神もいるけど。」
「まぁ、それはひとまず置いて。神の子にはそれぞれ特別な力がある。例えば、万物を癒す力や万物魔法などだ。他にも色々な力がある。人間達は神様の子供で特別な力を持つ存在を神の子と呼んでいるんだ。」
ラシュリ
「まぁ、神の子についてはこのぐらいでいいかな?」
ソルフィナ
「ねぇ〜、万物魔法の力をもってる神の子いるなら万物を癒す力の神の子じゃなくてもいいんじゃない〜?」
ラシュリ
「んー、万物魔法の力は万物を癒す力とは少し違うかな?万物魔法でも癒しの力は使えるけど、万能じゃないんだ。それに比べて万物を癒す力は癒すことに長けてるから万物魔法より効果が高いんだ。」
ソルフィナ
「なるほどね〜。」
ラシュリ
「ソルフィナには言ったけどあの騎士達は国の干ばつを防ぐために神の子を探しているらしい。」
ラフィリーナ
「私、万物を癒す力ある。私、神の子?」
ラシュリが下を向いて
「うん…そういうことになるね、ごめんね。秘密にしてて。人間の親のことがあったから言ったら悲しむかな?って思って。」
ラフィリーナが首を振り
「大丈夫。言ってくれてありがと。神様と私家族なの?」
ラシュリ
「うん。そうだね。
あっ!神様はラフィリーナを捨てたわけじゃないからね!今はまだ事情があって詳しいことは言えないけど。」
ラフィリーナ
「そうなんだ。よかった。」
ラシュリ
「ラフィリーナ、まだ大丈夫?」
ラフィリーナ
「うん、大丈夫。」
ラシュリ
「よかった。それでさっき言ったとおり騎士達は神の子を探してるみたい。ラフィリーナはどうする?」
〜次へ続く〜
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