おすし
「さぁ、食べるぞー!」
と蘭が声をあげる。それに同調するように明も頷いた。
「お寿司は久しぶりだね〜」
とすみれも嬉しそうだ。
「ほら、順番きてるわ。座りましょう」
と私が声を掛ければ向かいから来る人を避けながらテーブルに向かった。
「何から頼むー?お味噌汁いる人ー?」
蘭が聞くと全員飲むとのことで、タッチパネルを操作して4つ頼んだ。
「さちちゃん、食べたいのが流れてきたら言ってね。私とるよ」
「ありがとう、すみれ。早速流れてきたサラダの軍艦巻きいいかしら?」
「はーい」
「サラダから行くのは、なんかあるの?」
「特にないけれど・・・・私お寿司があまり食べられないのよ」
「え、そーなん?」
「お寿司というか、生の魚ね。お刺身とか、焼肉のホルモンなんかもだめね」
「それは悪いことをしたわ。ごめんなさいね」
「ううん、全部食べられないわけじゃないし、お寿司自体は好きだからいいのよ」
「目の前で食べるのは平気なの?」
「それも大丈夫よ」
「そっかー、ごめんな、さち」
「大丈夫よ。ほら、色々流れてくるわ。すみれ、たまごのお寿司があったら取ってくれる?」
「うん、わかったよ」
「よっし、遠慮しすぎるのも失礼でしょ。食べるよ、明。何がいいの?」
「まぐろとサーモンかしら」
「はいよ!私はカルビ寿司にしよ」
「私はイカかなぁ。あ、はい。たまご来たよ」
「ありがとう」
そうして、私はお刺身を敬遠しつつもデザートまでしっかり食べた。他の3人も満足するまで食べたようだ。
「あ、わさびいる人ー?」
「私、わさびもダメだわ。食べたことない」
「さち、意外と子ども舌?」




